第4話 呼び出し
戻ってまいりました現実世界。いやぁ結構魔力量も増えてたし良かった。でも、半神になってるんだよなぁ。ところで今何時なの?リリ様。
『朝の5時だよーいやぁ半神になった気分はどうだい?ついでに寿命も伸びちゃったね』
そう!それ!なんで寿命伸びること始める前に教えてくれなかったの?教えてくれてもいいじゃん。とりあえず性転換を解いておかないとな…解きたくないけどしゃあない。だって急に女の子になってたら驚くもんね。そういえばまだ兄様と父様に会ってないな、忙しいのか?とゆうか兄様何歳なの?
『父親のほうは仕事が忙しいらしくてお兄さんのほうは12歳ね。今は学園にいるんじゃないかしら?』
なるほど。この世界にも学園があるのか……もしかして魔法学園?でも大体魔法については調べたから学ぶことないと思うけどどうするんだろうか。そういえば基本属性の魔法作ってなかったな。あと、自然魔法も作ってなかったわ。まぁ今すぐ必要かと言われたらいらないげどね。そろそろみんなが起きる時間か。今日は家族のステータスでも見に行こうかな。
コンコン
「アル様おはようございます。あら?起きていらっしゃったのね。朝ごはんが用意出来ましたのでお越しください」
確か母様が抱きついてきて窒息しかけてるところを助けてくれたメイドさんじゃん。めっちゃ久しぶりに見たわ。
「おはようございます。すぐ行きますね」
【鑑定】
名前:メリー
年齢:19歳
種族:人間族
レベル39
体力:5600/5600
魔力:53500/53500
スキル:【掃除】【浄化】【アイテムボックス】
めっちゃ高ない?一般人でもこんなに高いのか。とりあえずご飯を食べに行こうか。そこで家族と会えるだろう。一応偽装かけておこう。
「母様、父様おはようございます。」【鑑定】さぁステータスかもん!
名前:アキレウス・アルストルム
年齢:40歳(転生者)
種族:人間族
レベル85
体力:94200/94200
魔力:960500/960500
スキル:【断罪】【悠久の檻】【自然魔法】【鑑定】【看破】【威圧】【不死】【礼儀】
称号:【断罪者】【不死者】【アルストルム家当主】【元Aランク冒険者】
名前:セレネ・アルストルム
年齢:33歳
種族:人間族
レベル91
体力:125000/125000
魔力:9851000/9851000
スキル:【聖域】【回復魔法】【超位回復魔法】【範囲化】【神罰】【不死】【偽装】【浄化】【虫の知らせ】【礼儀】
称号:【冒険者の聖女】【元Aランク冒険者】【不死者】【鑑定】【看破】
名前:レイナ・アルストルム
年齢:5歳
種族:人間族
レベル21
体力:560/560
魔力:6000/6000
スキル:【アイスアロー】【アイスボール】【アイスウォール】
称号:【アルストルム家長女】
え?めっちゃ強くない?しかも不死者ってなんだよ一体どんな化け物だよ。しかもなんかスキルがめっちゃすごいんだけど、なんだよ【断罪者】ってしかもなんかめっちゃ強そうな【悠久の檻】ってしかも母様【聖女】ってあるんだけど一体どんな過去があるんだよ2人とも。
「ねえねえ私は?」とレイナに声をかけられ現実に引き戻された。
「もちろん忘れてないよ。おはよう、レイ」
ご飯を食べようとした時父様が「アル、話があるから後で私の部屋に来なさい」と言った。もしかして昨日と魔力量が違うのバレたかな?それとも鑑定でもされた?一応【偽装】かけておいたけどなぁと思いながら「はい、分かりました」と言いご飯を食べる。
▅▅▅▅▅▅▅▅▅▅▅▅▅▅▅▅
「それで父様話とはなんでしょうか?」と惚けて聞いてみた。
「話とはアルのステータスだな。アルお前何故そんな化け物のようなステータスをしておるのだ、この儂でさえ名前と魔力量くらいしか見えんのに。しかもレベルの項目が消えておるではないか」
「え?レベルの項目が消えてる?」急いでステータスを確認してみる。
名前:アル・アルストルム
年齢:8935歳
種族:半神
体力 8000000/8000000
魔力 157858000/157858000
スキル 【翻訳】【魔法創造】【ステータス閲覧】【性転換】【鑑定】【義魂】【時間操作(中)】【武器創造】【看破】【偽装】【擬態】【吸収】【浄化】【威圧】【分霊】【カラクリボックス】【転移】【ゲート】【身体操作】【液体化】【神速】【刹那】【設置型魔法陣】【創造魔法】【サーチ】
称号 【アルストルム家次男】【転生者】【管理神の友達】【神の候補生】【魔法狂】【修行狂】【創造者】【禁忌に触れたもの】
マジだ…レベルの項目消えとるやん。半神になったせいか?リリ様そこのところどうなの?
『あー確かにレベルの項目が消えたのは、半神になったせいだね』
マジかいな。とりあえず父様にどう説明すれば良いだろうか…もういっその事ステータス見せてみる?そして性転換魔法を発動しっぱなしにするか!と言うことで。
「父様とりあえず僕のステータスをご覧下さい」と自分の称号とを隠したステータスを見せる。
「なっ!どうして8000歳を超えているのだ!しかも半神だと?!それに転生者って…一体何があったのだ正直に答えろ」
やっべ半神と転生者を隠すの忘れてた!えーと、えーと何かないだろうか……うん、何も思いつかん。
「熱で魘されてた時、神を名乗る者に出会いましてお前は、神になれるかもしれんから修行を付けると言われまして」
「なるほど…それで朝方に絶大な魔力がこの家に居たのか」
え?魔力漏れてた?やっばぁもういいか。
「転生者の方は修行中に急に前世を思い出したのです」もう、どうなってもいいや。
「ふむ……前世を思い出したのなら学園は通わなくて良いのだろうか?とりあえず分かったもう戻っていいぞ」
学園かぁ行きたいなぁ。あと一応性転換する事は言っておこうか。
「父様一応報告しておきますね、僕は普段性転換魔法を使って女の子になってる時が有るので屋敷にこんな感じの女の子を見つけたら僕だと思ってくださいね。あと、学園は行きます」と言い性転換魔法を起動させる。すると父様はポカンと口を開いた。すると父様は疲れたように「あぁ、分かったよ」と言い目を瞑った。ちなみに今の私は銀髪の青眼の美幼女になっている。父様が分かったようなので部屋から出ていく。遂に夢約100選の妹と一緒にお風呂に入ると言う夢が近ずいた。