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神様から魔法を作れる魔法を貰った転生者のお話  作者: しらす
第一章 転生編
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第10話 決闘

「さぁ、早速始めようじゃないか」


「そうだね。ちゃっちゃと倒してダンジョンの氾濫を鎮めよう」


「はぁ?お前みたいなガキがダンジョンの氾濫を鎮めれるわけないだろ」


この男そんなに自信があるのか?【ステータス表示】&【看破】


名前:バイト


年齢:25歳


体力:8250/8250


魔力:2300/2300


種族:人間族


スキル 【火炎弾】【サーチ(小)】【虫の知らせ】【剛腕】【身体強化】【鋼鉄化】


えっ……よっわ。もしかしてこんなステータスで私の優奈に勝負を挑んだの?まぁ、多分【刹那】からの【カラクリボックス】で勝負は決まるだろうけど。


「じゃあアル、勝負の開始の宣言をお願いできる?」


「分かったわ」


「では、これより決闘を始めます。両者初め!」


「先手は貰うぜ、【火炎弾】」


バルスがそう叫ぶと、バルスの手から炎の弾が、現れる。それを発射すると同時に、優奈が【刹那】の札を破いた。すると急にバルスが居た位置に箱があった。多分優奈が【カラクリボックス】を使ったのだろう。【カラクリボックス】は、運ゲーだから勝てるかどうかは分からないけど、多分優奈は、運が昔から強いから大丈夫だろう。


「さぁ、どんな数字が出るかな」


優奈には事前に【カラクリボックス】について説明をしておいた。【カラクリボックス】は1~9の数字が箱の前の額縁に現れる。その数字によって効果が違う。

1:弱い電気ショック

2:時間経過で爆発

3:全方位から串刺し

4:発光

5:帯電

6:氷漬け

7:火あぶり

8:右腕の活動を完全停止

9:左腕の活動を完全停止


となっている。そして今回は[1]だ。弱い電気ショック…まぁ、意識を飛ばすだけだから他の数字よりマシだったかな。8と9の2つだったら永遠に動かなくなるから良かったわ。これで優奈の勝ちだね。


「1か…まぁ、死ななくてよかったね」


そう言うとバルスが【カラクリボックス】の箱からでてきた。


「そこまで!勝者ナル!」


私がそう言うと決闘を見ていた周りの冒険者が歓喜を上げていた。バルスはギルドの職員に連れていかれた。


「さぁ、これで僕の実力は大丈夫かな?」


「えぇ、大丈夫ですが今の魔法はなんですか?」


「あぁ、今の魔法は【カラクリボックス】と言う魔法ですよ。僕の友人が作り出した魔法です。他にも魔法は使えるのでダンジョンの氾濫は鎮められます」


「出来ればその方法をおうしえしていただければ、良いのですが…」


「方法はただ単に全ての敵の首を、跳ね飛ばすだけです」


「えっと…それは魔法で?」


「はい、属性的には【風】になるのかな?そこのところどうなの?アル」


「はい、そうですよ。ただ単に風の刃を飛ばすだけですからね」


「なるほど、ではダンジョンの氾濫を鎮める際にはギルド職員もついて行ってもよろしいでしょうか?」


「あぁ、もちろんだとも。さぁ、そろそろダンジョンに向かう準備をしよう」





〜ダンジョン前〜 昼


「さぁ、そろそろ氾濫が始まる」


「ねぇ、アル」


「なんだい?」


「どうやったら魔法が出るんだっけ?」

「さっき教えたでしょ?【鎌鼬】を優奈の杖に埋め込んだからいつもスキルを使う感覚で杖を振れば、私の魔力を消費して鎌鼬がでるからそれでいいんだよ。あ、あと上は横に振ってね。縦に振ると真っ直ぐで切れちゃうから」


「どんな魔物が出るんだろうね」


「確かゴブリン系とウルフ系だね。このダンジョンは、全部で30階層しかないからすぐに終わるよ」


「でも今の私小さい男の子だから王様にダンジョンの氾濫を鎮めさせたようには見えないかもしれない…それに、宰相さんが認めないと思うのよね」


「宰相?」


「そうなの、宰相さん平民とか子供とか毛嫌いしてるから…だから少しだけ大人に出来ないかな?」


「出来るけどあんまり変えない方がいいよ、今着てる服絶対に破れるから」


「あ、そっかじゃあ着替えるから大学生くらいの身長にして」


「分かったわ。魔法を作るから先に着替えておいで」


「分かった〜」


さて、魔法を作るか。【魔法創造】


________________________


属性:創造


対象:自分


効果:成長する


効果時間:8時間


必要魔力量:400000


________________________


決定


『【成長】を獲得しました』


これでおっけい。さ、さっさとダンジョン鎮めて、優奈が貴族になってもらわないと。


「アルー準備できたから大人にしてー」


「分かったわ。【成長】&【設置型魔法陣】はい、これに乗って」


「ありがとう、これで少しは信じて貰えやすくなったよ」


「ナル様こちらに居られますか?」


「あ、はいはーい」


「あれ?ナル様がおられませんが……もしかしてこちらの男性が?」


「あ、はいそうですね。私の魔法でナルを大きくしました。小さいとダンジョンは不便ですからね」


「分かりました。では早速ダンジョンを鎮めましょう」


最初は、優奈だけでやらせるつもりだったけど、一応私も強い事を教えないとね。私も小さいから侮なれるだろうから今回活躍して強い事を知らしめなければ……ズルとか言われるの嫌だし……


優奈を貴族にさせるためにも頑張りますか…




1100PVありがとうございました。これからも妄想の垂れ流しをします。

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