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神様から魔法を作れる魔法を貰った転生者のお話  作者: しらす
第一章 転生編
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第9話 決闘騒ぎ

900PVありがとうございます!


ねぇねぇ、リリ様ダンジョンの氾濫っていつ起こるの?


『そうねぇ、大体今日のお昼ぐらいかしら』


なら優奈を早く男にしないとね。修行した時からあんまり使ってない【設置型魔法陣】がやっと使えるよ。


「ねぇねぇ、優奈。今日のお昼ぐらい、にダンジョンが氾濫するらしいから、性転換魔法をかけさせて」


「良いけど…どうやってかけるの?」


「それはね……【設置型魔法陣】&【性転換】これで優奈がこの魔法陣を踏めば性転換できるんだよ」


「じゃあ早速」


優奈が魔法陣を踏んだ瞬間体が光出した。優奈は可愛いからイケメンになるかな?そんなことを考えていると、優奈の光が治まってきた。


「あら、男の体って軽いのね。あと声も少し低くなっているし、姿はどんなんだろうか?」


「おぉ!優奈は小柄な男の子になったんだね。160cmギリあるくらいかな?少年って感じだね。13歳くらいかな?」


「え?そんなに若くなっちゃったの?ちょっと、さすがにこの姿ではダンジョンの氾濫を沈めるのはキツイんじゃないのかな?」


「大丈夫だよ、その辺はちゃんと考えてあるから」


「でも本当に大丈夫なの?ダンジョンの入口に結界を張ってそのまま氾濫する魔物達を最下層まで押し潰すって…」


「本当なら自然魔法で一掃したいんだけど周りの被害も考えると結界で押し潰す方がいいのよね」


「なるほど、でもダンジョンが氾濫する前に入った人はどうするの?」


「まぁ運が悪かったってことになるかな」


「それって、一緒に潰すって事?」


「だって人間は通り抜けるようにするのと、しないことでは耐久力が違いすぎるんだもの」


「ならせめてクラスメイトは今ダンジョンに居ないよね?」


「ちょっと待ってね探してみる」

【サーチ(転生者)】


城:19名


ダンジョン:2名


宿:4名



「どうやらダンジョンにいるらしいわ」


「ねぇねぇ、アル。どうにかクラスメイトはダンジョンの外に連れ出せない?」


「出来なくもないけど今ダンジョンに潜ってるの加藤と坂上なんだよね…」


「あぁ…あの二人なの?」


「そうなんだよねぇどっちとも私を虐めてたし、救いたくないんだよねぇ」


「でも私たち転移者は城の王女様から指輪を渡されているのよね。それで生死が判明してたりするのよ。絶対にろくでもない物よね。ほら」


と、優奈は右手の中指にある指輪を見せてきた。


んー、なんか怪しいのよなぁ。【鑑定】&【看破】


《隷属の指輪》

主人:マリアンヌ・カタナル

隷属者:榊原優奈

効果:隷属者の生死が分かる。簡単な思考誘導が出来る。


わーお、ありがちな指輪やな。【ディスペル】で消えるかしら?【ディスペル】おっ!消えたねこれでおっけいやな。

あと優奈には男の時の名前を決めてもらわないとな…そろそろ氾濫の予兆がではじめる頃かな?あと2.3時間くらいから氾濫が開始するわね。


「優奈その指輪やばかったから私の魔法で効果解除したからね。隷属の指輪とかまんま過ぎてやばい」


「まぁ、なんと無くそんなものだろうと思ったけどね。思考誘導とか魔法がなくてもできるわよ私の予想だったらGPS機能があると思ったけどなかったかしら?」


「さすがにGPS機能はないらしい。あとそれとそろそろ冒険者がダンジョンから異変に気づいて出てくるはずだからそろそろ宿を出るわよ」


「分かったよ。それよりも服はどうしましょうか?」


あー完全に優奈の服忘れてた【創造魔法】良し!


「優奈これに着替えて」


創造魔法で作り出した少年物の服を優奈に渡した。


「これでよし。さぁ、早速ギルドへ行こうか」


「おばちゃん。宿ありがとうね」


「あぁ、またの利用を待ってるよ」


もう面倒臭いのでギルド前に転移する。すると大慌てで1人の男がギルドに駆け込んで行ったところだった。数分時間を置いて私たちもギルドへ入る。


「おう、ガキ達今日は危ないからさっさと帰りな!ところでお前前の女はどこに行った?」


と、以前後ろから声をかけて来た男が言った。


「いやぁ、今日はダンジョンを攻略しようと思っていたのだが…」


「悪いことは言わん、今はダンジョンに行くことは辞めるんだ」


「ダンジョンの氾濫の事かい?そのくらいなら私たちは大丈夫よ」


「何故ダンジョンのことを知っている?」


「だって昨日から知っていたのもの。それで昨日はあちこち行ったりしたものよ」


「だったら何故冒険者ギルドに報告しなかったのだ?」


「その理由は2つ、1つ目はこの様な子どもの姿では信じてもらえんだろう?2つ目は報告したところでここにいる人では対処できないと思ったからよ」


「それは俺たちが弱いって言いたいのか?」


「いえ、そうでは無いのよ。このダンジョンの氾濫を抑えるためには勇者とかそのレベルの人じゃないといけないのよ。ま、ナルに関しては勇者以上に強いけどね」


「そんな…アルさんには敵いませんよ」


「ふふふ、ナルは賢いわね。いい子いい子してあげる」


私は優奈の頭を撫でる。あぁ、優奈可愛いよぉ……良し。


「まぁ、ナルが居るから今回の氾濫は大丈夫よ。見たい人がいるなら着いてきたらいいわ私のナルは強いのよ」


「ちょっと言い方が癪だな。そんなに言うのなら決闘をして貰いたい」


「良いけどどこでやるの?早くしないと氾濫が始まるわ」


「ギルドの訓練所が地下にあるそこへ行こう」


「分かったわ。疑問がある人は着いてきなさい」


訓練所に着く前にナルには【刹那】の札と【カラクリボックス】の札を渡しておく。この2枚の札は私が【刹那】を使って今作った。さぁ、さっさと決闘で勝ってダンジョンを鎮めよう。


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