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天職発表

次はエリナちゃんか、なっ………グアァ?!


エリナちゃんがライフカードに触った途端にカードがいきなり強く光だした。


「目がぁ〜目がぁ〜!」


いやこの眩しさはあかん、バルスって言われた時ぐらい眩しい。


「ぐっ………やっと…おさまってきた。」


ようやく目が見えてくると大人も子供もみんな歓声を上げていた、一体何がどうなったのやら。


モブ①「うおおおおぉ!魔導師ウィザードだ!」


モブ②「マジで?!魔導師?!」


モブ③「おいちょっと待て、剣士ナイトもあるぞ!」


モブ④「2つ目の天職?!」


「良かったなぁエリナ、これで夢が叶うぞ……ふぐっひっぐ。」


エリナちゃんのお父さん泣いちゃってるよ、そんな凄いのか?その天職。あれ?校長とシーナ先生が隅でなんか話してる。


「いやはや、ここの孤児から神父になって50年になりますがこれまでに魔導師等の上位職を引き当てたのは4人ぐらい、更に2つめの天職を持っていたのは2人でした。今年は魔法使い等の中位天職も多いしなかなかの粒揃いですな。」


「神父様、確かに粒揃いですがまだ15人です、

まだまだ期待できますよ。私…今日は何か凄い事が起こる気がするんです!」


「ほぉー、シーナ先生の予感は外れた事がありませんからな、これは嫌でも期待してしまいますな!」


「良く聞こえなかった………。」


その後も淡々と進んで行った。


「次、36番、アラン・ウィルフレッド君。」


おぉ、もう俺の番か、以外と早かったな。


「はい。」


うわ!眩し!これはさっきのレア天職確定演出か?




だが光が収まると…………真っ白だ。


「え?ちょ、なぜなんも書いてないんですか?まさか俺才能無しですか?!!!!!!!!」


「待て待て、少し落ち着いて、アラン君……君が見ているのは裏面だ。」


あ、なんだ裏面か。びっくりした〜。

えーっと………これは、天職が3つ?とりあえず神父に報告しとこ。


「神父様、俺どうやら天職が3つあるようなんですけど。」


「なに?3つ?面白いこと言うな君、天職が3つなんて見た事も聞いた事もないな〜ハッハッハッ!……

…………………………3つだ。」


神父様の一言にその場に居た全員が一瞬静まり返った。



「………………………………………………。」


神父様はどうやら声も出ないらしい、白目を向いてるのは無視しよう。

ちなみに俺の天職はと言うと、

鍛冶師スミス+錬金術師アルケミスト+剣豪セイバー


モブ①「剣士の上位職の剣豪が出たぞ………。」


モブ②「あぁ、それにあまり出ない付与グラント魔法使ウィッチいの上位職の錬金術師もあるぞ………。」


モブ③「そこに剣豪って、天職の相性良すぎだろ。」


モブ④「ば、バケモンだ………………。」


「うおおおおぉよくやったアラン!父さんは嬉しいぞ!!!!!!!」


「さすがは私の子供ね!鍛えがいがあるわ〜。」


「そういえば父さんと母さんの天職は何なの?」


「ん?父さんは付与魔法使いと鍛冶師だ。」


「私は剣豪と魔法使ウィッチいよ。」


まさかの両親エリート説、


「今は何して働いてるの?」


「私は魔道具の修理屋だ。」


「私は村の警備よ?」


「村に来る前は?」


「その前は………王宮騎士団の専属修理屋だったな。懐かしいなぁ、そこで母さんとも出会ったんだぞ。」


「そうそう、私は王宮騎士団の副団長でディーンにはよく魔剣の修理を頼んでたのよ。

それからどんどん仲良くなって〜……………ヤダもうディーンったらダメよこんな所で〜〜キャッ!」


「父さん、よく周りの人からバカップルって言われない?」


「よくわかったなアラン、お前の言う通りだ。

まぁ見ればわかるんだが…………その後色々あって職場恋愛の末同僚に後押しされてな、父さんからプロポーズしたんだ、それに舞い上がった母さんに抱き締められてそのまま首を絞め落とされたのは今じゃいい思い出だよ。」





あ……あ………圧倒的女子力(物理)!!!!!!!

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