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全反撃(フルカウンター)

「表出ろ、エドワード・ビフ・タネン、てめぇとの勝負受けてやる、だがな………擦り傷程度で済むと思うなよ…………。」


「そう来なくっちゃなぁ………叩き潰してやるぜ!。」


「ごめんねエリナちゃん、そういう事だから今日は一緒に帰れないや、先に行っといてくれる?明日は大丈夫だと思うから。」


「ごめんなさい……アラン君…………私のせいで………………。」


「エリナちゃんは何も悪く無いよ?気にしないで良いから、それにまだエリナちゃんには勝てないけど、俺も強くなった、こんな奴には負けないさ。」


「わかった………また明日ね!」


何とか説得出来て良かった、有り得ないけど、エリナちゃんを人質に取られるかもだからな………。


さて、外に出たのは良いがまさかタイマンじゃ無いとは、やれやれ。


「さてさて、どう料理してやろうか?

ククク、アラン・ウィルフレッド、今日がお前の最後だ。いくらお前が強くても魔法使い(ウィッチ)4人相手には勝てまい。」


他の3人には悪いが………ちょっと痛い目見て貰おうか。


「行け!お前ら殺っちまえ!」


「「「火の精霊よ、我に力を!〈火球ファイアボール!〉」」」


ファイアボールか、火属性の初級魔法だな、みんなで囲めば行けると思ったのか?


反発カウンター〉発動、そして俺は飛んできた火の玉を持ち主に返してやった。


「なにぃ?!手の平で弾き返しただと?!そんな馬鹿な!」


手下①「ひぃぃ!た、助けてー!」


手下②「うわ!火が服に!」


手下③「痛てぇよー!ママ〜!」


「お前ら逃げるんじゃねぇ!クソ!これでも喰らえ!」


ほぉほぉ、詠唱破棄で〈ファイアボール〉を撃ち同時に突撃か、なかなかいい作戦だな。

ん?アイツ模擬戦用の鉄剣を持ってやがる、危ないなぁ、だが……魔法〈性質変更リ・セッティング〉発動。


「うぉぉおおおお!死ね!アラン!」


「無駄なんだな〜これが!」


「手で鉄の剣を受け止めただと?!

クッ…魔法か、だがこれなら!」


ゼロ距離からの〈ファイアボール〉を3つか、ククク。


「無駄無駄無駄無駄ァ!」


固定ロック〉発動、地面とエドワードの足を固定し、〈反発〉発動。



「弾き返したところで当たらなければ……な、足が………ぎゃあああああ!」



俺が弾き返した魔法は見事にエドワードに直撃し彼の身を焼いた。

所詮は子供、この程度だ。まぁ俺もギリギリ子供だったんだけどな。


「お前は俺が気に入らなかったと言ってたが、俺もお前は嫌いだったよ。才能に恵まれたエリナちゃんを羨むならまだしも、妬んで虐めるなんてな。

恥を知れ!!!!!!!」


「お…俺が悪かった……………た…助けて……くれ………熱い…………。」


「ふん、これからはひっそり静かに生きるんだな。」


「たす………助け…………て…………。」


気を失ったか、そろそろ火を消してやるか、


俺は魔法で水を出し火を消してやった。

俺もまだまだ甘いな。


「こら!あなた達何やってるの!」


シーナ先生か、こりゃ怒られるかな。


「何故エドワード君達が火傷を負って居るのか説明してくださいアラン君、他の3人はあなたにやられたと言っていますが?」


あー、アイツら先生呼びに行ったのか、しかも俺がやったって………。


「俺は特に何もしてません、アイツらがファイアボールを撃ってきたのでそれを跳ね返しただけです、正当防衛です。」


「でわそもそも何故この様な事が起こったのですか?」


「それはですね………………」




ーーーーーーーーー少年説明中ーーーーーーーーー





「なるほど、そんな事があったんですか………教師としてその場を収められなくてごめんなさい。」


「先生は忙しいでしょうから、仕方ないっスよ。」


「それにしても困りましたね、普通なら喧嘩両成敗にするところですが………『魔法を弾き返した』ですか…………。」


「まぁ俺は謝ってもらったので満足ですよ。」


「そうですか、では傷の治療は私がやって置きますのでアラン君は帰ってもらっても大丈夫ですよ。」


「じゃあそうさせてもらいます。」


さ〜てと、帰ったら魔法の練習だぁ〜。

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