大智と浩太の茶番
:南浩太 この物語の主人公
以外ともの知り。
:渡辺大智 頭が悪い。
浩太の大親友。
「キーンコーンカーンコーン」
高らかなチャイムとともに、児童たちは外へ駆け出す。
「ねえねえ、八岐大蛇って知ってる?」
「八岐大蛇?あの伝説の?」
「前ね、お父さんから聞いたんだけど、」
「うん。
「八岐大蛇って封印されたらしいんだけど」
「知ってるよ。幼稚園児じゃあるまいし。」
「しかも8人の若者が八蛇を封印したり。
って書いてたらしいし。」
「マジかよ!そいつらの名前は?」
「紙貸して」
「紙ィ???」
大智から紙を奪い取った浩太は名前を書き始めた。
一門 火の技を主に使う。
二門 速の技を主に使う。
三門 木の技を主に使う。
四門 虫の技を主に使う。
五門 眼の技を主に使う。
六門 紙の技を主に使う。
七門 地の技を主に使う。
八門 ?の技を主に使う。
「こんな感じかな。」
「なあなあ浩太」
「どした?なんか不満か?」
「なんで八門だけがわからないんだ?」
「古文書を丸パクリしただけだからね。」
「ふーん・・・じゃあ八岐大蛇のことを調 べてみるか・・・」
「ハッハハハハハハハハ!!お前正気か! ?いるかどうかわからないものをww」
大智は黙り込んだ。
そして・・・・・・
「探す前から諦めてどうすんだよ。」
大智の一言が浩太の胸に突き刺さった。
「チッ!わかったよ。好きにしろ!」
「何言ってんだ?お前もやるんだぞ?」
「はあ!?!?!?ふ・・ふざけんなよ!」
「まず一番の疑問は・・・」
「無視かよ!」
「八門だけが?ということだな・・・」
「多分八門だけ早く死んだんだと思う。」
「でも他のやつらは火とか水が使えるんだぜ
?」
大智はまたまた悩んだ。あーでもない。
こーでもない。うーん・・・
悩んでいると浩太が・・・・
「言ってなかった?大蛇には四天王がいるん だぜ。」
「早く言え!!!!!早く名前を書け。」
「わ・・わかったよ。」
またもや浩太は名前を書き始めた。
白虎 破の技を主に使う。
朱雀 死の技を主に使う。
玄武 呪の技を主に使う。
青龍 殺の技を主に使う。
「これってさあ・・・あれじゃね?」
「あれってなんだ??」
「えーと・・・えーと・・忘れた・・・」
「まあいい・・・明日南口公園で話そうぜ
「ああ・・・・」