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桜の花びらに名前をつけたら、君が笑った。 ──春の風の中に、君の声がまだ残っていた。

作者:妙原奇天
放課後の美術室。誰もいないはずの落書き帳に、毎日少しずつ増えていく文字。
「今日も描いたよ」「桜が咲き始めたね」
その筆跡は、一年前にこの学校を去った少女のものだった。
忘れられた名前、残された絵、そして春の匂い。
桜が満開になる日に、彼は“その名前”を呼ぶ。
——ひとつの花びらが、ふたりを再びつなぐ、涙と希望の青春譚。
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