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第1話 初めまして

初めまして、夏と申します。普段は他のサイトで二次創作を投稿していますが、本日からこちらでオリジナル作品を投稿していこうと思います。

皆様の暇つぶしになれたら幸いです。

「君を引退させることを考えている」

もう何度同じ脅し文句を耳にしたか、そんな事をし たらファンやメディアが黙ってないと言うのに。そ れを分かっているからこそ上も俺を本当に引退させ たことは無いんだよな。 と言われた本人である人気 俳優の御影みかげ はるは考えていた 。

それもそのはず彼は絶世の美青年であり老若男女問 わず人気が高く、テレビでの態度も良い。非の打ち 所が無いとはこの事かと炎上ネタを取り上げる雑誌 にすら絶賛されるほど完璧な人間だと伝わっている

嘘ではない。実際に炎上するような問題行動を起こ している訳では無い、しかし事務所での態度に難ア リだった。切り替えが早いというのか、演技が上手 いというのかは分からないが兎に角デタラメ、我儘 オラついている。. お前の完璧はどこに行った?とみ なが呆れるほど事務所と他での彼は違いすぎるのだ

「まるで。 思春期の中学男子みたいだ。」誰かがた め息と共に吐き出した 。

悪いギャップが多すぎてマネージャーは随時変わっ

ている。彼にもこだわりは特になく着いてくるやつ

又は自分の世話をしてくれるやつとしか認議されて

いない、そんな彼のマネージメントをしたいと名乗り出した人物が現れた。

「本当か! ?」

上も下も立場関係なく喜んだ。もちろん今のマネー

ジャーも、直ぐに採用になり、対面をすることになった。そのために呼び出された彼は事務所だから、なのだがプッブッと文旬を言いながらやってきた

「めんどくせえ。なんで俺が自ら出向いてやらなき

ゃなんねぇんだよ」

「御影。お前」

「あらー社長じゃないですか。 で?こいつが新しい

マネージャー? ?」

彼はどうでも良さそうに社長室の机に腰掛けながら

声をかける

「はい。新しくマネージャーを務めさせていただく

こととなりました。新垣あらがき やえと申

します」

「ふーん」

いつも通りの反応だった。どこか品定めするような

目つきで新垣を見つめる

「どうだ、御影礼儀正しい良い方だろ」

「別にどーでも、どうせ仕事の時いるだけっしょ?

いてもいなくても変わんねぇーなからなぁ。あっ荷

物持たなくてすむ笑」

「御影!」

「いえ平気です。このような物を言うと知っていな

がら立候補したのですから」

「きっしょ笑Mかよ???」

兎に角冷やかす初めが肝心内心早く辞めてくれと思

っている御影は悪口とも呼べない程度の暴言を継ぎ

足していく

「さあ。 どうでしょうか?」

先程の質問に答える新垣を見た瞬間彼は震えた。一

瞬見てはいけないような目を見てしまった気がした

からだ

「ではよろしくお願いします。」

「はい。行きましょうか」

「…、チ ッ 」

最悪な気分だ実に最悪だ。マネージャーという要ら

ない存在が来たのもそうだが社長が俺じやなくこん

な奴に頭をへコへコと下げてるのが気に食わない。

これまた随分自分勝手な物言いである

「おい」

人が少し減ってきた廊下で足を止める

「なんでしょうか?」

「てめえ、なんで俺のマネージャー立候補しやがっ

たんだよ笑まじで要らねぇわ。.俺が適当に言っとく

から辞めてくれね?笑」

こう言えば先程の御影の様子を見たヤツらなら大体のは喜んで辞めていく

「…噂に聞いていましたが。 良いですね」

「ああ?」

「まるでテレビとは大違いだ…」

「どういう事だよ?」

はっきりしない物言いに御影がイラつくのも容易い

事だった

「さっき…俺がMのかお間きになさいましたよね…

どちらかと言うとsです」

「…は?」

いきなりの場違いな話に呆れにも似た御影の声が2

人きりの廊下に響いた

「しかし、ダメですね。事務所と他で態度を変えて

はさぞ前マネージャーの方々や社長さんはお手にか

けたことでしょう。だが引退にするとこちらが悪く

なるのは当たり前」

「分かってんじゃねぇか。ならさっさとお前も辞め

ろよ」

話が早くて助かる。御影は新垣にそう伝えようとし

た。 が新垣の雰囲気の違いに気づく

「それは、あなた次第ですよ」

「????」

もう疲れた新垣と話すには体力を使う、ならいっそ

の事全てを間いてしまってから辞めさせた方が楽だ

「ですから……」

新垣はゆっくりと廊下を進み御影の身をスルッと引

き寄せた

「何っ! ?」

御影は動揺するのを隠さずに悲鳴にも似た声を上げる

「あなたを調教しに来たのです。末永くよろしくお願いしますね?... 御影くん」

先程感じた嫌の感じはこれだったのか御影はこの先

身をもって体感することになる

「無理.…」

叫ぶ余裕もなく身を交わすことも無く。 御影は流石

にそう呟いた。それに対して新垣は不敵な笑みを見せた

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