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生活魔法で異世界無双〜クズ魔法と言われる生活魔法しか使えない私が、世界をひっくり返すまでのエトセトラ〜  作者: mitsuzo
第二章<セルティア魔法学園/入学編>

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065「ラルフ・ウォーカーへの質疑応答②」



「ちょ、ちょっと待て! ラルフ⋯⋯お前まさか、生まれて1年以内ですでに文字が読めていた⋯⋯というより読書してたのかっ?!」


 すると、レイカ先輩が大声でそんなことを聞いてきた。


「はい」

「いや、はいって⋯⋯お前⋯⋯」


 勢いよく質問したレイカ先輩だったが、私が「はい」と即答すると何かすごい呆れられた。


 何かすごい可哀想な子を見るような目で。⋯⋯解せぬ。


「で、その1歳の頃に魔法の本を読んでいたので、とりあえず魔法を使ってみました。その際、私の称号が『生活魔法帝』というものだったので、まー生活魔法しか使えないのかな⋯⋯と思ったので、生活魔法を使ってみました。そしたら、前に見せたように他の人の生活魔法に比べて威力や効果が異常なほど高かったので、他の人なんか違うな〜と。それで、そこから自分でまた色々と『生活魔法』とか私の称号である『生活魔法帝』のことを調べました」

「ち、ちなみに、その話って、1歳の頃の話だよな?」

「ああ」


 テイラーが確認してきたのですぐに肯定すると、


「⋯⋯ラルフ・ウォーカー。ただ者じゃないとは思っていたけどここまでとは。⋯⋯異常すぎる」


 などと、無口で何を考えているのかわからないサブリナにそんなことを言われた。⋯⋯これまた解せぬ。


「ちょっと待て おい、ラルフ! あたいはそこが一番気になってんだ! そのお前の『生活魔法帝』って称号は一体なんなんだよ!?」


 すると、レイカ先輩がまたもや勢いよく称号のことを聞いてきた。


「あー、それなんですが、実はこれがいまだに『謎』なんですよ〜。⋯⋯ははは」

「いや、ははは⋯⋯って、お前」


 何かデジャブった。


「いや、実際に『生活魔法帝』という称号は私の家にある書物では答えを見つけられませんでした。なので、私が学園に入学した理由の一つはこの自分の称号について調べることでした。まーですが、今はそれよりも生活魔法クラブで生活魔法の研究をしたいのと、魔道具開発を優先していますが⋯⋯」


 そう。本来なら私は自分の称号である『生活魔法帝』を調べるのが学園入学の目的でもあった。がしかし、現実は生活魔法クラブという生活魔法の研究に最適な場所を見つけたので、生活魔法の研究と魔道具開発を優先しているのだが⋯⋯。


「なるほど。確かに『生活魔法帝』という称号は気になりますね。というより、これがラルフ君のラルフ式生活魔法とかオリジナル魔法に関係していることは明らかだと思いますので、むしろ、称号(そっち)の謎解きを優先したほうが早いかも⋯⋯」


 と、フリオ先生がいろいろと思索する。


「⋯⋯私も質問だ。いいか、ラルフ・ウォーカー?」

「は、はい」


 すると、今度はサブリナが挙手して質問の意思を伝えた。何か、これまでと違ってかなり積極的である。普段はぶっきらぼうな態度や言動だが、こういうわざわざ挙手するといった姿を見ると、サブリナってすごくちゃんとしている子だな、と思い、私の中でサブリナに対して、かなり好感度が上がった。


「ラルフ・ウォーカーの使った魔法⋯⋯『ラルフ式生活魔法』ってのは何? あと、何で魔法に魔力を込めて威力を上げることができたの? 普通、魔法に魔力を込めて威力を上げるなんてできないのに!」


 サブリナから一気に2〜3の質問を矢継ぎ早にされた。よっぽど、聞きたかったんだなという想いが伝わる。


「え、えーと⋯⋯それは『生活魔法』だからですね」

「生活魔法って、魔力を込めて威力を上げることなんてできるのっ!?」


 私の答えに驚くサブリナ。そして、それはサブリナだけでなく、


「はっ?! な、何を言ってんだ、ラルフ?」

「えっ!? 何それ!」

「ど、どういうことだい、ラルフ君!?」

「聞いたことねぇぞ! 何だそりゃ! おい、ラルフ! コラァァァっ!!」


 全員が見事に食いついた。


 まー『六大魔法の常識=世界の常識』からしたら『魔法に魔力を込めて威力を上げる』なんてことできるわけがないのである。だって、そういう世界だから。


 なので、皆が驚くのは無理もない話である。さもありなん。


「はい。私も初めてそれを知った時は驚きました。でも、できるんです⋯⋯⋯⋯生活魔法なら」

「「「「「生活魔法⋯⋯ならっ?!」」」」」

「理由はわかりませんが、しかし今私が言ったことは事実です。なんせ自分で調べましたし、それに私以外の人(・・・・・)にも試してもらって実証できましたから」

「あ! も、もしかして、それって前に言っていた⋯⋯⋯⋯弟さんや妹さんのことですか?」

「はい、そうです。現在、私以外で生活魔法に魔力を込めて威力の調整ができる人物です」

「「「「「っ!?」」」」」




 ラルフの言葉に皆が絶句した。


「イフライン・レコード/IfLine Record 〜ファンタジー地球に転移した俺は恩寵ギフトというぶっ壊れ能力で成り上がっていく!〜」

https://ncode.syosetu.com/n3084hz/


『毎週土曜日13時更新』です。


よろしくお願いいたします。


mitsuzo


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