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草枕擬き

作者: 語り手
掲載日:2019/05/11


夏目漱石の名作『草枕』冒頭からの借用です。


 


  人道(じんどう)蛇行(だこう)しながら、こう考えた。

 

 

 

    安らぎ求め彷徨(さまよ)えば

 

    行く先孤独の奈落とて

 

    寂寥(せきりょう)覚えず

 

    悠久(ゆうきゅう)

 

    暗闇刻(くらやみどき)に招かれて

 

    それ幸いと捉えける

 

 

    そんな人間に私は成りたくはない

 

 

    含蓄(がんちく)有りし人生と

 

    求め思弁(しべん)に働けば

 

    人情に欠けた化物に

 

    理論の怪物、相違無し

 

 

    含蓄有りし人生と

 

    求め迎合(げいごう)に働けば

 

    自我持たざる化物に

 

    阿呆(あほう)の怪物、相違無し

 

 

    そんな人間に私は成りたくはない

 

 

    ノスタルジックな星空に

 

    私の未来を占えど

 

    無音のそれに切なくて

 

    街の明かりに希薄(きはく)なり

 

 

    地上に人の営みは

 

    未来を(さと)し繋ぎ逢う

 

    木漏(こも)()(もど)幻影(げんえい)

 

    目眩(めまい)の中に映りけり

 

 

    明くる日に

 

    微睡(まどろ)みの中

 

    忘れける

 


    ……嗚呼(ああ)、蛇行も全く仕方無し

 

                      』

 


  とかくに人の世は歩きにくい。




有難う御座いました。

御感想評価程頂けたら幸いです。


原文(草枕)に感謝と感服を送ります。


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― 新着の感想 ―
[良い点] 相変わらずの読みやすさです。 [気になる点] 下に振仮名降った漢字が書かれて居ましたが、本文で書いた方が良いと思います。折角読みやすいのに漢字が読めなくては楽しめませんから。 [一言] 頑…
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