5話 噂話
遅れました、すみません。
これからは、あまり間隔を開けずに更新しようとおもいます!!
私がレスティーナ嬢に何故そのようなことを聞いたのかを、問うた。
レスティーナ嬢の話では、私とギルファは将来を誓い合った仲である、という噂が流れているらしい。
噂話が大好きだというレスティーナ嬢は、その真相を確かめるため、ギルファの非公式ファンクラブの会長にまで上り詰めたという。
だが。
ギルファの非公式ファンクラブ会長になったはいいものの、ギルファを愛で、私をギルファのそばにいるだけで蔑むだけのクラブ会員に辟易していたらしい。
それに、レスティーナ嬢の好きな噂話の真偽はわからず仕舞いだった。
そのため、八つ当たりに近い形で、ギルファ非公式ファンクラブの改革を進めていたらしい。
……全く気付かなかった。
「確かに、昔はファンクラブの子からいじめられてましたものね。」私がしみじみとそういえば、レスティーナ嬢は驚いたようにこちらを見た。
「……本当ですの?」レスティーナ嬢は、噂で知っていたらしく本当にいじめられていたのかを問う。
……本当なんだよね、それが。
私はそれほど悲観していない。
「本当ですよ。今は全くありませんが。」
「まあ!!では、あの噂は本当なんですの?」レスティーナ嬢からそう問われ私は首を傾げる。
あの噂、と呼ばれるものに心当たりがない。
「失礼ながら、あの噂とは?」
「ああ、ルナリア様をいじめると、オルフェウスの亡霊が現れて心に恐怖を刻んでいく、というものですわ。もう一つありまして、こちらの方は現実的でしてよ。確か……ギルファ様がルナリア様をいじめた方をぼこぼこにしたというものですわね。言葉の暴力的な意味で。ファンクラブ会員の方だったらしく、嫌われたと涙目になられたそうですわ。」レスティーナ嬢は、自業自得でしてよ、と言いながら若干楽しそうにしている。
……そんなにストレス溜まってたんだね、レスティーナ嬢。
……それに、ギルファは何をしてたの。
陰ながらそんなことをしていたギルファに呆れると同時に、とても嬉しく思う。
「ギルファは、私でも呆れるほどの幼馴染至上主義ですからね。私と仲良くしていたほうが、ギルファには好印象だったはずです。…レスティーナ嬢のいう通り、自業自得だと思います。」
私はそう言うしかなかった。
……でも、ギルファは何をしてたんだろう。そんな涙目になるまで、なんて。
「レスティーナ嬢、具体的にギルファが、そのファンクラブ会員の方に何をされたのかご存じありませんか?」
私はそうレスティーナ嬢へ聞く。
「………確か、罵倒していたらしいですわ、淑女へ掛けるような言葉ではなかったかと存じています。」
……はは、やりすぎよ。
私は、はあとため息をつく。
「噂話の真相を確かめたいのです。ですので、協力してくれませんか?」
レスティーナ嬢はそう私に聞いてくる。
「……私にできることであれば。」
私はそう答える。
その内容は大体想像できるけど。
「わたくし、あなたをいじめようと思います。水をかけたり、使いッ走りにしたり。子供の悪戯にも等しいですが、ルナリア様が嫌がれば、立派ないじめですわよね?」
……確かに、私が嫌がればいじめだよね。
……それぐらいなら、いじめとも思わないんだけど、本当なら。
……ギルファ、私の演技に騙されてくれるかしら?
「ギルファ、騙されてくれますかね?演技ってバレませんか?」
私はレスティーナ嬢に聞いてみた。
「ばれたら、正直にお話いたしましょう。」
それでよろしくて?とレスティーナ嬢は聞いてくるので、頷いておいた。
ギルファの反応楽しみだな。