魔神と魔物、魔王と勇者
この話に意味はありません。読み飛ばしてください。
どうにも俺は異世界が好きだ。
今日だって帰ってきてスマホで異世界モノの漫画を観た。
よくある俺ツエー系ではなくて、萌えキャラ日常系の平和な作風だった。
異世界が好きだ。
だけど、異世界に行けない。
死んだら異世界に行けるだなんてお花畑の頭でもない。
だから現実を異世界にしたい。
何かを数値化すればギルドカードみたいな要素になる。
メディアを魔物と見立ててみた。
作者は魔王かと思ったが、魔神といったほうがいいかもしれない。
作者を魔神、作品を魔物としたとき、魔王とはいったい何だろうか。
魔王とは魔の中央、中心であり、作品の中心である。つまり、メインキャラクター。
メインキャラクターとは主人公であり、主人公は勇者ということが多い。
したがって、魔王=勇者という式が深夜のテンションで導かれた。
いや、そういう見方ではないな。
魔王というのは単純に魔物の王。
つまり、作品の中でトップに位置するもの。
すなわち、ランキングトップの作品群のことである。
さて、そんな魔物だらけの世界ですが、勇者とか、英雄はいるのでしょうか。
魔王は倒せるのでしょうか。
そもそも魔王や魔物は敵なのでしょうか。
敵なわけないじゃん。
夢を見ることも大事だろうよ。
人間と魔物は友達さ。
しかしまあ、最近は均衡が乱れてきているのは事実だ。
魔導革新によって、人と魔との距離はさらに縮まった。
あとどうでもいいけど亜空間と書いてアクマとも読めるが、どうでもいい。
要するに、勇者とは魔物を倒す存在なのだ。
魔王にも打ち勝つような可能性も秘めている。
勇者とは人である。
勇者も魔物の恩恵を受けている。
魔物の素材でできた装備などは、勇者の支えになっている。
しかしやはり、人にとってプラスの魔物もいれば、マイナスの魔物もいるのだ。
そう、たとえば、今あなたが見ている、私が書いている、この文章のように。
理屈の悪魔・ムノー