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まじょがりっ!  作者: ハクアキ
第一章 Shall We Dance With Cannibalism?
23/121

うたかたっ! Kazura Angle

誤字脱字などありましたら指摘お願いします。

 所詮、人生なんて泡みたいに弾けて消えるものなのさ。

 そう思えれば楽になれる気がするんだけど、案外うまくいかないものなんだよね。当たり前のように息詰まって、苦しんで、絶望する。僕はそれでいいと思うよ。そうしないと人は前に進もうとしないからね。

 まあ、そんなんじゃない、もっと人生とは薔薇色で、美しいものなんだと思っていてもかまわないよ。

 どうせ、美しく、素敵な物に例えたって、必ず最後は、泡のように弾けて消えて無くなるんだから、精一杯、限りある自分の人生を自由に愛撫すればいいさ。

 それが間違いだとしてもね。

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