表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
死神と厨二病が救うセカイ  作者: 黒服さん
プロローグ
2/8

001 進展


真っ暗な部屋で、少年は気がついた。始めは毛布の中だと思ったのだが、この妙な浮遊感を考えると、どうやら違うようだ、じゃあここ何なの?と、なるが、それも分からん。


「…どーしよ」


 なにしようか、と考えていたところ。どこからともなく…


「ようこそ、久方ぶりのお客さん」


 残念ながら声が聞こえた、(チッ、フツーじゃねーか)


「フツーで悪かったね」


「うん、悪い」


 それ以前に聞きたい事が山ほどあるんだが。


「わかったよ、でも僕は聖徳太子じゃないから一つずつ言ってね」


「あり?俺の考えてる事分かる系?」


「分かる系」(ドヤッ)


 どや顔きめぇ。


「きもくて悪かったね」


「うん、悪(ry)」


「もういいわww」


 そう、こんなどーでもいい会話もういいんだよ。


「どーでもい「しゃべるな」ハイハイ」


 危うく無限ループ入りするとこだった。


「ここどこだよ」


「ここ?あの世(大嘘)」


「早く言え」


「ここは世界の狭間だよ」


「はぁ?」


「ここは君が嫌う現実世界(デフォワールド)と、理想的な世界(アナザーワールド)の狭間、つまり、間という事さ」


 そういった瞬間、2つの扉が出現した。


「…………………」


「まぁ、いきなり理解しろ、と言う方が難しいか」


 うん、無理だ。まぁ、9割がた理解しちゃったケド。


「すごいな君は」


「勝手に人の心を読むな」


「で、どっちの世界行くの?」


「…元の世界は、もう嫌だ。戻りたくはない。けど…」


「不安か?」


「それもある、だが…」


 元の世界から居なくなると、アイツ(・・・)に…二度と会えなくなりそうで。

    

            怖かった。


「………………」


「なぁ」


「何?」


「理想世界に行ったとして、それから元の世界に戻る事はできるのか?」


「…それは、君次第だ。

君の理想を可能な限り叶える世界を統治することができれば、可能だろうね」


「なるほど…俺の願いを叶える…ね。」


「もう一度聞こう、どーする?」


 …もう決まった


「理想世界に移動する。」


 そういって、俺は彼の示した理想世界行きの扉を開けた。


「君は自分の信じた道を行けばいい

 ただひとつ、軽い忠告が…」


「なんだ?」


 少しキレ気味に返すと…


「そっちの世界行くとき、君の記憶は一部消すよ(爆)」


「いや、そっちのほうがどう見ても重要だろがっ!」


「大丈夫、基本的に無くなる記憶は君の名前だけだから」


「…あっそ」


 そして、俺は躊躇することなく、扉を開いた。


「じゃあな」


 古い世界に別れを告げて。


「いってらっしゃい、少年」


「あ、そういや聞きたかった事がある」


「ん、何?」


「あんた誰?」


「ん、僕?神」


「は?」


 爆弾発言を聞いた俺は足を滑らせ、見事異空間に飛び込んだ。




…えーと、いきなりですが、伏線とやらを仕込みすぎました。回収しきれるかなぁ


          雑に閉めました。すいません。

            

                          多分続く。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ