1/8
000 序章
どうも、今、この小説を、暇つぶしに読んでいる方、適当に選んで読んでいる方、そして、少ないでしょうが、真剣に読んでくれているお方。全ての人に感謝感激してこの小説を書かせていただきます。
それではどうぞ!
少年は、また繰り返していた。平凡な毎日を。何一つ面白い事も無く、何の変哲も無い日常を。
彼はうんざりしていた。何の進展も無いこの世界に。
「こんな世界で生きる事に、意味があるのか?
…もうこんな人生、……………嫌だ……………」
ベッドに潜り込み、冗談のつもりで放った一言。それが少年の世界を、大きく変えることになる…
そんな事は露知らず、彼の終わりは、静かに、冷厳に、そして、確実にやって来ていた。