EP11:教えてあげよう
狛川「おはよう!桜磨くん!」
「おはよう、狛川さん」
狛川「今日は登校中には会えなかったね」
「朝から用事があったから少し早く登校したんだよね」
狛川「そうなんだ、用事って?」
「ここ数日間で色々あったから、まとめの資料を作ってたんだ書斎でね。」
狛川「大変そうだね。」
「うん、面倒くさい作業だよ。」
野蟹「うーす、総長ぉ〜、元気してるぅ?」
「面倒くさい絡み方をするなよ、野蟹、」
野蟹「面倒くさいとはなんだ。」
狛川「ねぇねぇ、ところでさ、」
「ん?」
野蟹「どうかした?狛川ちゃん」
(しれっと ちゃん付けになってる…」
狛川「野蟹くんって、リア充撲滅委員会には入ってないの?」
「言ってなかったっけ?」
野蟹「言ってなかったから聞いてるんじゃない?」
「それもそうだな」
「結論から言うね、それ→野蟹は入ってない」
野蟹「……なんだ、、その、なんだ?」
野蟹「まぁいいや、言ってる通り入ってないよ。俺は」
狛川「そうなんだ、なんで?」
野蟹「誘われてないし、それに、、俺には特に才能はないからね」
狛川「才能?」
「別に、才能採用はしてないけどね。それでも隊長格は僕じゃ勝てない要素があることは事実だけど。」
野蟹「そそっ、だから俺はお門違いかなって」
「お前、普通に強い部類だし隊長格にはなれる実力あると思うけどな」
野蟹「いや~、そんなに褒めなくても。」
狛川「野蟹くんって強いの?」
「あぁ、強いよ。」
野蟹「お前が強いって言うとな〜、なんか、比較にならないから困るんだよなぁ〜」
狛川「分からなくもないかな、それは」
「? なんでだ?」
「まぁ、いいや、とりあえず授業始まるから続きは昼休みか放課後にしようぜ?」
野蟹「うぃー」
狛川「そうだね。(ウチは隣だから話せると思うけど、野蟹くんが窓際だから仕方ないもんね)」
―〜昼休み〜―
狛川「っで、昼休みだけどさ桜磨くん、」
「うん、そうだね狛川さん」
狛川「ウチは朝の続きを話す気だったのに、野蟹くんは何処に?」
「お昼だからね。友達と屋上とかで飯食べてるんじゃない?」
狛川「…この学校屋上解放型だったんだ。」
「珍しいことにね」
狛川「ねぇねぇ、」
「なんだい?」
狛川「この際だからさ、撲滅委員会のメンバーについて教えてよ!」
「んっ、分かった教えてあげよう。」
「という訳で、桜磨先生による!リア充撲滅委員会の仲間について〜[隊長編]だよ〜」
狛川「わーい!」
「じゃあ先ずは知ってるメンバーから解説していくね。」
「壱番隊隊長の上ノ谷桂尤、〈最速の瞬発力〉で槍使いの特攻部隊長だね」
狛川「ほうほう、」
「次に参番隊隊長、斧寺灰迅だね。こいつは一度解説した通り〈最大の剛力〉のタンク特攻部隊って感じ、武器は名前通りの斧だね。」
狛川「ウチらが見た町の依頼でも凄い活躍だったしね!」
「うん、では次は一番記憶に新しく、解説も少しした。弐番隊隊長、旡喰惨爾、〈最狂の愉悦人〉だね。武器は二刀流のナイフ、それぞれで毒とか色々ある変わったナイフを使ってるね。弐番隊は特殊な隠密部隊って感じ。」
狛川「暗殺とかを専売特許にしてる感じだね。」
「そそっ、今解説した3人は3日前の特訓で僕と戦ったね。」
狛川「あの戦いで全員の強さが理解できたよぉ。でも、あれから斧寺さんと上ノ谷さんは特訓につきあってくれるようになったからありがたいかな。」
「そうだね。」
「あとの解説は副委員長と肆番隊隊長だね。」
狛川「うん!どんな人達なの?」
「副委員長、名を柳祭 冷時、僕とは違って常に何らかの依頼に取り掛かってて、滅多に会わない。真面目な人さ。
武器は銃を使ってて、僕のあの銃も彼が改造してくれたのさ。あぁ!二つ名的なの忘れてたわ、例えるなら〈最恐の処刑人〉かな、」
狛川「なんか、難しそうな人〜」
「まぁ、万人うけするタイプではないかな?」
「次に肆番隊隊長、猫乃 狸祁夜、気分屋で戦闘、探索、情報収集、などの色々なことをする部隊長だね。武器は死神みたいな大鎌を持ってる。呼ばれ名は
〈最深の千変万化〉だったな。」
狛川「猫なのか狸なのかよく分からない名前だね。」
「確かに、」
「まぁ、以上がメンバーだね。それぞれで様々な理由とか思いとかあって委員会のメンバーになったんだ。そんなとこで変わった連中が多いのがリア充撲滅委員会っていうことよ。」
「まぁ、変わってる=学校の連中から嫌われてたってことなんだけど。」
狛川「やっぱり嫌われてるのは納得いかない!今のところみんないい人なのに!」
「そんなふうに僕達を認めてくれるのは野蟹と狛川さんだけだよ。 、、ありがとうね。」
狛川「普通のことだよ! あっ、そういえば、桜磨くんの説明だけまだだ!」
「えっ?僕の解説いる?」
狛川「いるよ!」
「分かったよ。 最後の隊長格、というより、
委員会のトップ 総長、狐月桜磨、こいつは基本的にやる気がそこまでない奴でただの陰キャだ。武器は知っての通り刀で周りからの二つ名的なのは、
〈最強の総長〉か〈最強の予測〉だね。僕が他のメンバーに勝ってる点は予測能力だから。このいづれかだね」
「なんで両方とも最強が付くのかは分からないけど、僕より強い人なんて大量にいると思うんだけどなぁ」
狛川「桜磨くんより強い人って、思いつかないけどね」
「そうか?」
狛川「そうだよ! じゃあ〜
次の質問ね!」
「うん、基本なんでも教えよう。」
狛川「月陰流ってなに?どこかの流派?」
「…詳しくは言えないから簡単に話していくね。まず、月陰流は一応我流だね」
狛川「一応?」
「そっ、もともと僕には師匠がいだんだけど、その流派の技じゃ師匠に勝てないから、というよりマトモに僕が使えなかったから、そこで対を成す技術である月陰流を編み出して師匠の下を出て、今に至るって感じ」
狛川「へぇ~!師匠の流派って?」
「…〈陽炎流〉だね」
狛川「陽炎、、強そうだね。」
「陽炎流は一撃の重さでの勝負を仕掛けてる技だからね。威力なら高いよ。それに対して月陰流は安定型の居合の技だから、結構違うんだよね。」
狛川「……薄々思ってたけど、桜磨くんって南西の出身だったりする?」
「いや?全然ここらへんの出身だよ?ただ、師匠がそっちの人ってだけ。」
狛川「そうなんだ!てっきりそうかとばかり…」
「まぁ、刀に羽織とそれっぽいもんね」
「それに、あっちとの関わりもあるっちゃあるしね。最初の依頼もあっちだった。」
狛川「そうなんだ〜! 最初の依頼について教えてよ!」
「それはそのうちね、」
狛川「はぁい、ところでさ、」
「ん?」
\\ドゴーンッッ!!//
「なんだ?!」
狛川「分かんない、けど、ヤバい気がする。」
「あぁ、見てくるよ。ここにいて!」
狛川「分かった。待ってるね。」
「何があった!? ってまじかよ。」
「呪術総結社、何しに来た?」
???「貴様らリア充撲滅委員会が南を滅ぼす上で一番の厄介者だと判断した。つまり、貴様らを消す。」
「そうか、できると思うなよ。
野蟹!狛川さんとクラスメイトを護れるか?!」
野蟹「まかせろ!」
「撲滅委員会!部下達は総結社の雑魚共の相手を!隊長格は僕と一緒に相手の幹部を討伐する!」
リア充撲滅委員会総員「了解っ!」
次回→学校防衛戦




