第14話
第14話 : 後始末 :
お嬢様:うん…がんばってね…
〜スタスタスタスタスタスタ〜
〜メイドは用意していた掃除道具を持ち、洗面所へ向かった〜
メイド:あらあらこれは…本当に派手にやってますねぇ…
まぁ、掃除のしがいがあるからいいんですけどね
じゃあ、始めましょうか、
〜カチッ…シュッ、シュッ…〜
〜メイドが吹きかけた部分の泡が、どんどん消滅していった〜
メイド:やっぱりこのスプレー便利がいいですね、他にも色々な場面に使用できますし、
〜 ジャバ~ ガシガシガシガシガシ〜
〜ワシャワシャワシャ〜
〜しばらくして〜
メイド:ふぅ、とりあえず終わりましたね、
〜キラキラキラキラキラ☆〜
メイド:では終わったことですし、これ以上する必要もありませんので、戻りましょうか……
〜スタ、スタ、スタ、スタ、スタ、〜
〜ガチャ、キィイィイ〜
お嬢様:あ、ご苦労さま、
メイド:あ、お嬢様、落ち着いたんですね
怪我した部分はちゃんと冷やしてますか?
お嬢様:あっ……(冷たいから外しちゃってたけど…まぁ、治ったから良いわよね……)
メイド:外すのは良いですが、ちゃんとおさまったんですか?
お嬢様:えぇ、痛みも引いたからもう大丈夫よ!
メイドそれなら良いんですが…
今後は気を付けてくださいね?
お嬢様はいつもよくわからないタイミングで転ぶんですから
お嬢様:一言多いわね?!
メイド:まぁ、ことも済んだことですし、
お風呂沸かしてきますね
お嬢様:あぁ…いってらっしゃい
~爆速で沸かし終えメイドが戻ってきた~
お嬢様:いくら何でも早すぎない…?!
メイド:そりゃ私ですから!(フンス!)
お嬢様:なんか納得できるのが悔しいわ…
メイド:お湯も沸かして、夕食までまだ時間もありますから、何か暇つぶしでもしますか?
お嬢様:暇つぶし…?
メイド:えぇ、たとえば………
〜5分後〜
〜キュイ、キュッキュッ…、キュ~…キュッ…!〜
メイコ:ふえぇ…
唐突に起こされたと思ったらなんで二人とも私の太ももで○✕ゲームしてるんですか…
お嬢様:ちょっと動かないでよ!ずれるでしょ?!
メイコ:なんでぇ…
〜キュッキュッ……キューッ!………キュッキュッ…キュ~~ッ!〜
メイド:勝ちました〜!
お嬢様:うあぁぁぁぁ……負けたぁぁ…
これで1勝5敗よぉぉ…!(泣)
ンンンッ!!もう一回!もう一回やるわよ!
メイド:受けて立ちますよ!さあ、始めましょう!
メイコ:ちゃんと消してくださいよぉ……
〜しばらくゲームは続き、
メイドが18勝2敗、
お嬢様は2勝18敗でメイドが圧勝した~
〜そしてメイコの太ももは○✕跡だらけになった〜
メイコ:うぅ…
せめて…最後くらいちゃんと消してくださいよぉ…
〜シュ…シュッ…ゴシゴシ…〜
〜数時間後〜
メイド:もうそろそろお風呂の時間ですよお嬢様、着替えの用意をしておいてください
お嬢様:わかったわ、
あ、メイコ、今日も一緒に入る?
メイコ:ふえぇ…今日もですか…?
メイド:…?!(今日も…?!って…?!?!)
お嬢様:どうしたのメイド、そんなに驚いて。
メイド:いえ…なんでも…ないですよ…^^
お嬢様:そう…ならいいわ
第15話に続く