一人でないことの煩わしさ、独りであることの苦しみ
前回よりも少し長いです。
誰しも心の中では一人だ。
どれだけ人に囲まれようと、独りになるときが必ず存在する。
楽しい時間が過ぎ去った時、それを嫌という程実感させられる。
でも独りは嫌だから、人の群れに埋もれる。人を集める。人と関わりだす。
自分を一人にしないように、人で心の隙間を埋めて行く。
だというのに、気が変わればまた一人になりたいという。
一人になって、誰もいない空間で一人を満喫する。
少し経つと、自分が独りになったことを自覚させられる。
孤独が、僕に苦しみを与える。心臓がぎゅっと締め付けられて、僕はその苦しさに耐えられない。
息がしづらくなり、独りは嫌だと喚きだす。泣き出す。
どうしてこんなに僕の心は身勝手で不安定なものなのか。
振り回されるこっちの身にもなってくれ。
お読みいただきありがとうございました。