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第323話 獄炎・纏鎧神気 マヴァグナ

ーーー愛鈴ーーー


 楚不夜も、紅陣も、殺されてしまった。

 二人とも私の未来を願って死んでいった。

 【笑】って欲しいと、きっと表情の変化が出来ない私を二人は必死に変えようとしてくれていたんだ。今までずっと…。

 それを私は、本当は無かった筈の壁を二人との間に作って逃げてたんだ。

 距離を作っていたのは私自身だったんだ。

 気付けなくて、ごめんなさい。

 楚不夜…紅陣…。うぅ…もっと、ちゃんとお話したかったよぉ…。


『さて、邪魔者は消えたな。よっと。』


 私の胸ぐらを掴み持ち上げる火車。

 私は彼を睨む。

 きっと私はここで死ぬ。

 不死鳥の再生の能力も、仙技も、契約神竜も失い。

 下半身の自由も、声も奪われた。

 対して、敵は何でも絶ち切ることの出来る刀を持つゼディナハ。

 圧倒的な身体能力を持つ火車。

 そして、この星を創造した神であるリスティナの姉妹星。

 正真正銘の最高神の一柱であるマズカセイカーラ。

 この三人が相手なら誰が来てもきっと殺されちゃう。

 だから…私は。死を受け入れた。

 涙はもう十分に流した。私を最期まで信じてくれた二人の想いを無駄にはしない。

 私は赤国の王として、恥じない最期を迎える。


『ん?。何だ?。その顔は?。随分と覚悟の決まった表情じゃねぇか?。ヒヒヒ。悪くねぇが、いつまで持つかねぇ?。足先から少しずつ貪ってやるよ。少しずつ。少しずつな。肉が裂け、骨が潰れて、噛み切られる。ヒヒヒ。痛みで発狂しちまうかなぁ?。足の次は腕、腕の次は腹、胸、最期は顔を丸呑みだ。』

『っ!?。』


 これから自分の身に起こることを否応なしに説明される。

 覚悟を決めても想像が、私の身体を震わせる。


『火車。残念だがそれは無しだ。』


 次の瞬間。

 私の背中から胸を貫く漆黒の刀が飛び出した。

 驚く程静かに、刺されたことも気付かなかったくらいに優しく、それでいて確実に私の命を絶ち斬った。


『は?。おいおい。ゼディナハさん、そりゃあないぜ?。折角今まで我慢してきたのによ?。ここで殺しちまったら我慢が台無しじゃねぇか!。』

『随分。甘いじゃないか?。何だ?。あの二人に毒されたか?。』

『はぁ...そんなんじゃねぇよ。』

『っ!?。これは…?。』


 ここまでが、私の耳にした最期の会話だった。

 私の命は完全に虚無へと堕ちていった。


ーーー


 眠るように命を奪われた愛鈴の身体を持った火車。

 刀を納めたゼディナハは警戒を強めていた。

 マズカセイカーラもゼディナハと同じく周囲の変化に気がついているようだった。


『目的を忘れるんじゃねぇ。こんな餓鬼の命を弄んでる時間はねぇ。ほれ、とっとと喰っちまえ。早くしねぇと…。無駄な戦闘が…って、はぁ...もう遅かったか。』

『は?。何を言って、ぐぼっ!?。』


 火車の巨体が飛ぶ。

 その拍子に手放した愛鈴の亡骸を胸に抱き三人から距離を取る男。

 一切の無駄のない一連の動きに流石のゼディナハとマズカセイカーラも動けないでいた。

 いや、男の得体の知れ無さに傍観することしか出来なかったのだ。


『そ、そんな…愛鈴様…。』

『…姉さんの姿がねぇ…か…。くそっ!。遅かった…。』


 階段を駆け上がり、息を切らせた麗鐘、宝勲。

 この場で起こった出来事を状況から判断し最悪の現状を理解した。


『コイツを頼む。危ねぇから離れてろ。』

『あ…愛鈴様…。それに楚不夜様まで…。』

『くそっ…。何て酷ぇことを…。』


 愛鈴の亡骸を抱きしめ涙を流す二人を背に、その男がゼディナハとマズカセイカーラへと対峙する。

 その身体からは怒りの感情を含んだエーテルが周囲のエーテルと呼応し周辺の空気を歪めていた。


『はぁ...。経緯はあの二人から聞いた。随分と滅茶苦茶にしてくれたじゃねぇか?。ええっとゼディナハ、だったか?。』

『おお。覚えていてくれたのか?。嬉しいねぇ。異神。いや、赤皇だったか?。』

『おうさ。で?。そっちの気の強そうな姉ちゃんは誰よ?。てめぇと一緒にいるところを見て俺の敵ってことで合ってるよな?。』

『ああ、待ちわびたぜ!。俺はマズカセイカーラ!。てめぇの知ってるリスティナの姉妹さ。』

『ああ。てめぇがアイツの言ってた異神を滅ぼそうとしてるって神の一体か。だが、解せねぇ。何で楚不夜達を殺した?。仲間だったんじゃねぇのか?。』

『簡単なことだ。アイツ等は異神と敵対する関係でありながらお前達と絆を作った。なら、俺達にとっての裏切り者さ。だから粛清した。』

『………そうか。アイツも…愛鈴を殺したのも同じ理由か?。』

『半分な。もう半分は不死鳥の力を火車に与えてやるのが目的よ。不死の味方がいればアイツだけでお前達の何人かは殺せるだろ?。』

『………火車か。』


 赤皇に殴り飛ばされ壁にめり込んだ火車を睨み付ける。


『愛鈴を含め赤国はテメェ等に滅ぼされたってことだ。王も、家臣も、臣下も…まぁ、全部お前等に壊されちまった訳だ。折角、アイツが土台を作ろうと前向きになっていたのにな。全部が台無しだ。』

『かもな。それでどうする?。こっちとしてはこの場から早く立ち去りたいんだが、逃がしてくれる気はあるか?。』

『な、訳ねぇだろ?。ちっとは俺の…この行き場のねぇ感情の捌け口になりやがれ。』

『やっぱそうか。で?。仇討ちでもしてみるか?。』

『仇討ちねぇ。どうだろうな。そう言うんじゃねぇんだわ。アイツ等が死んだのは弱かったからだ。弱い奴が負けたからって文句は言えねぇ。』

『同感だな。自身の望みを叶えたければ強くなるしか方法は無ぇ。』

『かもな。俺が頭張ってたギルドじゃあ、強い奴が正義だった。弱い奴は何をされても文句は言えねぇ。強者にこそ全ての権利がある。昔はそう考えてた。』

『当然だな。弱いことは罪だ。誰かに助けを求める奴は生き残る資格はねぇ。それはこの世界の理だ。神の定めたな。現に俺達、神眷者はたった一つの報酬を得るために力を手に入れた。勝者は結局一人なのさ。』

『みたいだな。神もつまらねぇルールを作ったもんだ。だがな。俺の今の考えは違う。クロノ・フィリアに入って俺は知った。強さにも色々な種類があるんだと。頭が良い奴、器用な奴、要領の良い奴、身体が強い奴…色んな個性がある…要は己の長所を理解し上手く使いこなせた奴が強いってことだ。』

『詭弁だな。結局、最後に物を言うのは純粋に強い奴だ。そこに理由や理屈なんていらねぇ。勝った奴が強い。正しく正義。それがこの世の常だ。』

『ああ知ってる。そうだろうよ。結局はそこに行き着くことになる。けどな、誰かの為に協力し合うのも、また強さなんだぜ?。』

『平行線だな。そんなモノは弱者が己の弱さを隠すために行う偽善だ。自分より弱い者を見つけ本来の自身の弱さから目を逸らす理由付けに他ならない。』

『確かにそんな奴等もいるかもな。だが、俺より強い奴はごまんといるのを知った。けど、ソイツ等は俺を強いと言ってくれた。圧倒的な実力の差があるのにだ。俺の長所を理解し俺自身が最も活躍できるよう訓練や助言を行ってくれた。』

『それで?。結局、お前は俺に敗け、この場所に幽閉された訳だ。無駄な努力だったな。』

『かもな…。知っていたつもりだったが…世界は俺の想像を容易く越えるくらい広かったわ。だから、考えた。』


 赤皇の周囲の気温が急激に上昇していく。

 その異常な熱量に床や柱が自然に発火し炎が燃え始めた。


『俺は愛鈴にこの世界のことを教わった。俺達の置かれている状況や、神眷者や、神のことも。そして、神具のこともな。』


 神具とは、神が己の在り方を形にした武具のこと。

 自身の神としての力を最大限に引き上げる神の奇跡。


 更に上昇する気温。

 その熱気に遂には王宮の一部が崩れ始めた。


『俺は頭が悪いからな。複雑な能力なんて使いこなせねぇ。この身体で、拳で、敵をぶん殴る。それくらいしか出来ねぇのよ。だから、こういう神具に決めた。』

『ぐっ!?。いきなり殴りやがって…誰だって、はん?。お前かよ。赤皇。性懲りもなく俺達にボコられに来たのか?。良いぜ。殴られたんだ。殴り返されることくらい分かってんだろ!。』


 起き上がり、赤皇に飛び掛かる火車。


『待て!。火車!。お前じゃソイツに勝てねぇ!。』

『うるせぇ!。ゼディナハさん!。一発殴り返さねぇと俺の気がすまねぇんだよ!。オラッ!。死ねっ!。』

『馬鹿が!。』


 赤皇の神具の本質に気がついたゼディナハ。

 その警告を無視して拳を繰り出した火車だったが、赤皇に届く前に…正確には一メートルくらい手前で腕が溶け焼失した。


 熱く。ただ熱く。際限なく熱い。

 それが赤皇の神具。


『神具…【獄炎・纏鎧神気 マヴァグナ】。本当はこの力をアイツの為に使ってやりたかったんだがな…。』


 全身を包む熱の鎧。

 その外見は全身を黒く覆う人型の闘気。

 瞳と所々にひび割れた箇所から覗く真紅の輝き。

 その身体は周囲の空気を熱で歪め空間をねじ曲げる。動く度に触れた箇所は瞬時に灰となり跡形も残すことなく消滅する。


『こりゃあ、厄介な神具を創造しやがったな。』

『くっそ!。何が起こりやがった!?。俺の腕を…てめぇ!。赤皇!。絶対許さねぇ!。』

『はぁ…馬鹿が。火車。もうお前の手に負える相手じゃねぇよ。』


 瞬間的に失った腕を再生させた火車。

 しかし、赤皇に近づくことすら出来ずに…。


『があああああぁぁぁぁぁ!?!?。熱い!?。触れられねぇ!?。馬鹿な!?。俺は地下で鬼を喰って炎の耐性を獲得してる筈なのにぃ!?。何故身体が溶けるんだあああああぁぁぁぁぁ!?。』

『消えろ。火車。お前をギルドに入れたことが俺の一番の失態だった。』

『がっ!?。』


 赤皇が突き出した拳は火車の胴体を捉えた。

 その瞬間、火車の身体…拳が触れた箇所は瞬く間に灰になり、その周囲は忽ち溶解した。

 再び、吹き飛ぶ火車。

 地面を転がり、のたうち回る。


『があああああぁぁぁぁぁ!?。熱い!?。熱い!?。熱い!?。痛ぇ!?。痛ぇ!?。何でだ!?。どうして再生しねぇんだよおおおおおぉぉぉぉぉ!?!?。』


 肉体の欠損すらも瞬時に再生する火車だったが、赤皇に付けられ消滅した部分は再生することがなかった。


『細胞ごと消し炭にされたんだろ?。いくらお前でも無からの再生は出来ねぇ。これで分かったろ?。お前じゃアイツに勝てねぇよ。まぁ…最も…。』


 ゼディナハが刀を抜こうとする。

 だが、それを許す赤皇ではない。


 肉体から発生する熱エネルギーを全身に巡らせ急激に肉体の性能を向上させた赤皇は、ゼディナハですら知覚できない速さで間合いを占領した。

 同時にゼディナハの腕を掴み腕ごと消し去ったのだ。


『ぐあっ!?。』


 直感的に危機を感じ、腕を捨て身を退いたゼディナハ。

 絶刀を持っていた腕を失い、肉体の半分が溶け掛け、重度の火傷を負った。


『やっぱ…そうだよな。』

『ああ。お前にその刀は使わせねぇ。』


 赤皇の神具でも溶解することなく床を転がった絶刀。それだけでも如何に絶刀が危険な代物かが理解できる。


『おらっ!。』

『っ!?。』


 だが、たった一人…いや、一柱の神が赤皇に殴り掛かる。

 空間すら歪める熱気を物ともせず、赤皇の肉体に打撃を与えた。


『やれやれ。どうやらこの男。お前等の手に負えねぇらしいな。』


 マズカセイカーラが前に出る。


『俺の身体に触れられる…神は伊達じゃねぇってことか。』

『あん?。俺の星は絶えずマグマと炎が噴き出す灼熱の星だ。こんな温度、俺にとっちゃ温いくらいだぜ?。』

『そうか。なら、存分に喰らえや!。』


 マズカセイカーラと殴り合う赤皇。

 しかし、同時に赤皇は警戒する。マズカセイカーラと戦っている隙にゼディナハが絶刀を使い攻撃してくる可能性を。

 故に、神であるマズカセイカーラとの戦いに集中しきれない。

 常にゼディナハの動きを警戒しなければ、絶刀によって一撃で殺されてしまうから。


『おいおい。注意力散漫で俺に勝つつもりかよ!。舐めんな!。』

『ちっ!。』


 だが、マズカセイカーラも油断ならない。

 神具を発動している赤皇と互角の肉弾戦を繰り広げている。

 もう一つ、赤皇が気にかけている事実。

 それは、背後に隠れている麗鐘、宝勲…そして愛鈴の存在だ。

 彼等を守りながら戦っているせいで動きが制限されてしまっている。


『ゼディナハさん。助太刀しますよ。』


 張り積めた空気の中、緊張感のない声が響く。

 同時に赤皇に向かってエーテルの塊が放たれる。


『はん?。誰だ?。てめぇ?。』


 エーテルの塊は赤皇の纏う高熱の空気によって阻まれる。

 知らないエーテルの反応に戦闘を停止した赤皇が顔を向けた。


『あれれ。僕の攻撃が消えた?。』

『え?。何これ?。ゼディナハちゃん。あの一人にそんな大怪我してるの?。』

『手を貸そうか?。ゼディナハ?。』


 多数の男女。

 優。彗。修。

 睦美達との戦いを終えた彼等がゼディナハの元に帰還したのだった。

 その手には赤皇が見慣れない神具が握られている。

 ゼディナハのことを知っていて、自身に攻撃を仕掛けたことから、ここに来てゼディナハの方に援軍が来たことを理解する赤皇。

 何よりも赤皇を驚愕させたのは…。


『マスター。酷い怪我。大丈夫なの?。』

『ああ。ちょっとドジった。アイツ…強ぇわ。』


 ゼディナハに歩み寄る一人の少女。

 絶刀に宿る意思。エレラエルレーラ。

 彼女を一目見た瞬間、赤皇の全身に寒気にも似た悪寒が走る。

 

『おいおい。余所見すんじゃねぇよ!。』

『ちっ!。ぐっ!?。』


 攻撃の手を緩めないマズカセイカーラ。

 その間にも、少女は行動に移す。

 エレラエルレーラの手に出現したもう一振の絶刀。


『馬鹿な!?。』


 赤皇は周囲を見渡す。

 先程までゼディナハが持っていた絶刀は未だに床に転がっている。

 

『反則じゃねぇか?。…ちっ。』


 二本目の絶刀の登場に赤皇が戦慄する。

 マズカセイカーラとの戦闘中にエレラエルレーラから絶刀を奪うのは不可能。

 何よりも増援に来た優達に止められ確実に一度は振り抜かれてしまう。

 赤皇なりにこの状況を打破する為に様々な思考を巡らせたが、どうやら敗北の未来しか残されていないと悟ってしまった。


『てめぇ等。失敗したらしいじゃねぇか?。』

『むぅ。そういうゼディナハちゃんだって作戦失敗続きじゃん。そんな大怪我までしちゃってさ。』

『ははは。かもな。腕も失っちまったしな。確かにお前達のこと言えねぇや。それで?。黒牙の奴はどうした?。』

『アイツは一足先に人族の地下都市へ向かったぜ。異神との戦いで想像以上に魂を消費したとかでな。』

『はぁ…相変わらず勝手な野郎だ。ふぅ…ん。なら、俺達も急がなきゃな。さて、エレラエルレーラ。』

『はい。マスター。』


 エレラエルレーラが鞘に納められた絶刀に手を添えた。


『やべぇっ!?。ぐっ…。』


 エレラエルレーラの行動を止められない赤皇が覚悟を決めた…その時だった。


 この場にいる者達には知る由もない現象が発現する。

 赤国に訪れている七つの厄災の一つ。

 愛鈴達には観測されていたが、その事実を知っている者は、この場にマズカセイカーラのみ。

 しかし、彼女もこの状況で それ が発現することは想定していなかった。

 長時間の戦闘。神具の発動と発現。複数のエーテルが空間を埋め尽くした今の状況。

 そのトリガーとなったのは、優が赤皇へと放ったエーテルの弾丸。それが最後の一押しだった。


『こ、これはっ!?。』

『厄災!?。』

『マズイよ、これ!?。』


 厄災の一つ。【極地振界】。

 発生した場合、厄災の発現範囲内に大地震を引き起こす。地面はおろか、空間を埋め尽くす魔力やエーテルまでも振動させ範囲内の全てを崩壊させる。


 だが、現象として発現する筈だったそれは、規格外の意思の力と予測の出来ない反則的なまでの適応力で瞬時にそのエーテルを吸収。本来の肉体を形成する。

 

『それは、させない。君。危険。』

『っ!?。誰?。』

『お、お前は…。』


 小さな身体には似つかわしくない強大なエーテル。

 クロノ・フィリアの中でも閃に次ぐ実力を持つ少女。

 無凱と黄華の娘。


『ねぇ。赤皇。助けが必要?。』


 【極振界神】無華塁(ムカル)が世界に顕現した。

次回の投稿は26日の日曜日を予定しています。

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