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第294話 赤皇の転生

 数週間前の出来事。

 仮想世界で命を失った赤皇がリスティールで目を醒ました。

 赤黒い地面。赤黒い見上げる程に高い位置にある天井。赤黒い壁。赤黒い果てしなく広い空間。

 身を起こす赤皇は周囲を見渡しながら、未だ覚醒しない思考を低速で回す。

 元々、物事を深く考えない彼は五感からの情報をそのまま脳へと送っていた。

 肌から感じるのは有り得ないくらい高いであろう蒸気が充満した高温。熱で揺らぐ視界。

 溶ける地面。流れる溶岩。遠くの方では火山が噴火し大量の煙と火山岩を周囲に噴き出していた。


『これぁ。暑そうだな。』


 人としての感覚。

 火山付近にいる自分の位置。周辺の環境。

 人間ならばその場にいるだけでも環境に適応出来ず苦しむだろう。最悪、命を失う可能性だって十分にある。

 それを理解して、赤皇はそう呟いた。


 しかし、現在。

 自分自身はその環境の影響を受けていない。

 服を着ていない。全裸のまま。身体は動く、どこも問題ない。


 立ち上がるといつもの視界。

 しかし、僅かな違和感。


『おっ?。身体が…これ…確か、神化した時の…。』


 自身の身体には種族である【獄炎鬼神族】の影響が色濃く反映されていた。

 肉体の強固さは勿論のこと。張り裂けそうなくらい発達した鎧のような筋肉。赤黒い皮膚。燃えるように脈動する赤い筋が全身に走り僅かに点滅している。

 燃え盛る炎のように逆立つ髪。吸血種程ではないが鋭い牙もある。

 

『ほっ!。よっ!。』


 腕を動かし、感情を高ぶらせるだけで炎が作り出せる。

 能力は死ぬ前と同じことを確認した赤皇は動き出した。


『さて、ここはぁ~と。何か似てるな。エンパシス・ウィザメントの獄炎界に。あれも地下にあったしなぁ。』


 獄炎界。

 赤国の奥地、火山地帯の遥か地下に自然と形成された巨大な地下洞窟。地表に出ていない火山が絶えず噴火を繰り返し、黒煙は僅かに地上へと通じる火山口から外へと上り、マグマは地下洞窟へと流れ続ける。地面から天井までは数百メートル。広さは緑国の次に広いとされる赤国全体の三分の二の地下を占める広大な洞窟だ。

 絶えず火山からの熱気により高温の地下世界。

 通常の生物ではまともに生活すら出来ないだろう。

 ここを主とし生活する生物は皆、何かしらの耐熱性や炎や熱の特性を持ち合わせている。


 赤皇も同じだ。

 彼は獄炎鬼。仮想世界に転生した今、獄炎鬼神へと神化を果たしている。

 元々が地獄の炎の中に生まれ落ちる種族。

 彼にとっては溶岩など風呂のお湯と大差ないだろう。


『家?。…が…ひぃ、ふぅ、みぃ…十五、並んで…村か?。』


 赤黒い大木を加工して作られた木製の家を発見する。

 家は複数軒連なっていることから、何らかの種族が数体で暮らしていたと考えられる。


『誰もいねぇな。』


 家の中を探索しても生き物の気配はない。

 

『だが。………血の匂い…。それと争ったような痕跡ねぇ…。』


 生活感の残る住居。

 しかし、家具は無惨に破壊され家中の至るところに血液が飛び散り独特の鉄臭さを放っていた。

 まるで、平和な日常が突然、そして一瞬で壊されてしまったように。


『服も…破られて…。』


 血の付着した破り捨てられた衣服。

 男物は細かく千切られ、女物と思わしき衣服は大きく破られている。

 付着する血も男物には多く、女物には少ない。


『ちっ。何となくだが。腹が立つな。一先ず、着るものを探すか。』


 木製の家具を片っ端から開き、自身のサイズに合った衣服を探す。

 数は少なかったが巨体の赤皇にフィットする衣服は発見できた。


『さて、この惨状…真新しさを感じるが…。』


 外に出た赤皇が周囲を観察していたその時だった。


「きゃあああああぁぁぁぁぁ!!!!!。」

「うぎゃあああああぁぁぁぁぁ!!!!!。」


 男と女。複数の悲鳴と叫び声が聞こえた。


『は?。あっちか?。』


 声がした方へと走る。


『へへへ。女だぁ。女ぁ~。どうよ?。気持ちいいか?。はぁ~。はぁ~。はぁ~。ちっ。この肉も不味いな。ぺっ。』

『た、すけ…て…。』


 赤皇の見た光景。

 男が女に覆い被さりその身体を犯していた。

 反応が鈍くなった女は為す術はなく身体を弄ばれ、男の足元にはバラバラにされた男が横たわり死んでいた。恐らく叫び声をあげた男だろう。


『あっ…。あっ…。あっ…。』

『あ?。おいおい?。反応が小せぇと思ったら?。もう壊れちまったのか?。身体も貧相だしつまんねぇな…。』


 男は立ち上がり虫の息となった女に噛りつく。体に血が飛び散り返り血も男は気にせずに女という食事を続けた。


『はぁ…やっぱ。食うなら男より女だな。柔らかくて、甘くて、舌の上でとろけやがる。』


 男に殺された男と女は赤皇と同じ種族だった。

 つまりはこの村は獄炎鬼の村。

 見ると周囲は鬼と思われる肉体の様々な部位が捨てられていた。


『さてと。次の女でも探すか。はぁ~。満足できる女ってやっぱ少ないな。玖霧…。やっぱお前しかいねぇよ。俺を満足させられるのはよぉ。何処にいんだよぉ。てか、ここ何処だよぉ~。』


 赤皇は小さく溜め息をした。


 そういえば、俺の神技でこの場所に送り込んだのだ。ここが本当に獄炎界ならば当然お前もここにいるよな。めんどくぇ…。


 赤皇は心の中で悪態をついた。


『よぉ。相変わらずの馬鹿面だな。火車よぉ?。』

『はぁん?。誰よ?。俺を呼ぶの……は?。………てめぇ。赤皇…か?。』

『ああ。その通りよ。赤皇だ。かつての仲間との再会だ。どうだ?。嬉しいか?。』

『………はは。ははははは。ああ。嬉しいねぇ。てめぇがこんな場所に送ってくれたせいで俺は地獄を見たんだからな。暑いし、熱いし、暗ぇしよぉ。俺が何度火山の噴火に巻き込まれたか知ってるか?。その度に溶けた肉体を再生させてよ。はぁ…。そうか、そうか。お前がここにいるなら、この苛立ちを存分にぶつけられるってことだよな?。』

『ははは。本当に変わらねぇな。はぁ…。何の因果か。まさか再会するとは考えてなかったが。』


 歩み寄る二匹の獣。

 元は同じ道を共にした二匹。

 しかし、片方は他者を見下し自身が頂点であることを疑わず我が道を往く人間。

 もう片方は、仲間と共に過ごす時間を経験し、他者との繋がりから生まれる強さを知った鬼。

 互いが互いを理解する故に、もう決して考えは交わらないと知っている。

 ならばどうする?。簡単だ。互いに互いの考えが理解できないなら。

 ぶつけ合い。互いの意思と力を持って相手を消し去る。


『らあああああぁぁぁぁぁ!!!。』

『うらあああああぁぁぁぁぁ!!!。』


 拳は互いの頬に深々と突き刺さった。


~~~~~


 互いに最も信頼している肉体を使った肉弾戦。

 火車の肉体は仮想世界にて端骨によって改造された【完成された人間】のまま。特殊な能力を持たないが、圧倒的な身体能力と驚異的な回復力。旺盛な食欲。瞬時に行われる消化能力と吸収能力。

 人族が持つ特徴を最大まで強化した存在。

 

 対して、赤皇は獄炎界に棲む鬼の神【獄炎鬼神】。

 感情の高まりにより全身から炎が噴き出し、際限なく肉体を強化していく。エーテルを含んだ炎のブーストによりあらゆる身体能力が大幅に向上する種族。


『らっ!。』


 火車の拳が赤皇の腹にめり込んだ。


『どうよ?。此処いらにいた鬼共を食って得た力はよぉ?。もう俺に炎は効かねぇ。ははは。残念だったな?。てめぇの頼みの能力も俺には半減だぜ?。』

『は?。ああ。そうだな。』


 火車の拳は完全に赤皇へと命中している。

 深くめり込み、内蔵にも確実にダメージを与えている筈…そう火車は考えていた。

 何よりも、戦闘が開始して三十分弱の殴り合い。赤皇の炎は火車にはダメージを与えられていない。

 打撃による攻撃は人間の回復力で瞬時に回復され、炎はこの場所に棲んでいた鬼達を捕食したことによって獲得した耐性によって耐えられてしまう。炎としても熱としても今の火車はダメージを受けることがない。

 そのことを戦いの中で理解した火車は余裕な笑みと態度で赤皇を煽ったのだった。


『本当に厄介な存在だぜ。お前はよ!。けどな。正直、ガッカリしてんだぜ?。俺はよぉ。』

『は?。ガッカリだぁ?。どういうことだ?。話聞いてたよな?。お前は今俺に圧倒されてんだぜ?。お前の打撃も炎も俺には効かねぇんだからよ!。』

『ああ。お前の言う通りだ。けどな。いつ、俺が本気で戦っているなんて言ったよ?。』

『はん?。』


 負け惜しみか?。

 赤皇の言葉の意味を理解できなかった火車は嘲笑いながら彼を睨んだ。

 現状、圧倒的に有利に戦いを進めているのは自分の筈。しかし、赤皇の余裕は未だに失われてはない。

 

『軽いわ。てめぇの拳はよ。』


 純粋な殴り合い。

 お互いが拳を引いたタイミングで打ち合う。防御を忘れた攻撃の応酬。

 回復力を売りにする火車は分かる。瞬時に傷を癒すことの出来る火車だ。防御を捨てても問題はない。

 だが、赤皇にはその様な回復力はない。

 しかしながら、赤皇も同じく防御を捨てていた。

 よって火車の攻撃は全て赤皇に命中。仮想世界では基汐すら簡単に吹き飛ばす程の打撃力を有する拳の連打を浴びながらも赤皇は後退すらせずに、その場を一歩も動かずに耐えていた。


『馬鹿な…俺の拳が効いていない?。だと?。』

『ああ。軽いねぇ。お前こんなに弱かったか?。』


 呼吸すら乱れていない赤皇に気付いた火車。

 自身は全力で拳を振い、僅かに呼吸が乱れているにも関わらず、赤皇には余裕すら窺えたのだから。


『そろそろ。全力で殴って良いか?。うらっ!。』

『っ!?。うがっ!?。』


 高温の炎を纏った拳が火車の身体を打ち抜いた。

 その一撃に肉は抉れ、衝撃はその身体を突き抜けたことで火車の身体に巨大な穴を開ける。

 全身が軽々と吹き飛ばされ、数十メートル

の距離を舞うこととなった。肉体の一部を周囲に撒き散らしながら。


『いってぇ!?。くっそっ!?。どういうことだ!?。あの野郎!。今まで手加減してたってのか!?。くっそ!。くっそ!。』

『ああ。悪かったな。その通りだ。』


 互いに誤算だったことがある。

 互いの互いへの認識は仮想世界の記憶を元にしていた。実際に今までの戦闘では想像通りの結果だっただろう。

 しかし、唯一の違いにして。互いの最大の誤算。


『何なんだ…その…意味の分からねぇ。エネルギーは!?。』


 感情の高まりを表現するように全身から解き放たれる獄炎。

 転生し神となった赤皇の炎を構成するのは、かつて戦闘の主流だった魔力でなくエーテルと変化していた。

 エーテルの存在は転生した赤皇も、転送された火車も知ることはなかった。

 誰もエーテルを知らない状況で、赤皇はエーテルを発現させているのだった。 


 噴き出す炎。炎と熱気が鎧のように赤皇の身体を覆っている。あまりの高温に周囲の空気は歪み、通り過ぎた足場は溶けて崩れていく。


『さて、今一自分の身体に起きてる変化が分からねぇんだが。どうやら、今の俺は以前の俺よりも強くなっているようだぜ?。』


 感情の高まりとは怒りだけではない。憎しみなどの負の感情も、喜びなどの正の感情でさえも赤皇の能力は向上する。


『ひっ!?。く、来るんじゃねぇ!。』


 起き上がり拳を振り抜く火車。


『ははは。まだ元気じゃねぇか!。良いぜ!。良いぜ!。来いよ!。火車よっ!。』

『っ!?。ぎゃあああああぁぁぁぁぁ!?。腕があああああぁぁぁぁぁ!?。』


 星の生み出すエネルギーであるエーテルを利用した炎の前には、如何に完成された人間である火車の肉体を持ってしても耐えられるものではなかった。

 強化されたとしても、所詮は生物の域を出ない。エーテルという星の力の前には為す術はない。


 殴る為に突き出した拳と腕は、赤皇の身体に届く前に溶けて、蒸発し、消滅してしまった。


『ぐっ…このっ!。このっ!。』


 それでも再生を始める火車の身体。

 失われた腕は、その付け根から骨、肉、皮の順で再生する。


『さぁて。攻守逆転だ。次は俺から攻めさせて貰うぜ?。うらっ!。おらっ!。』

『うごっ!?。うぶっ!?。うぎゃっ!?。』


 連打。連打。連打。

 溶け。蒸発し。消失。打撃による陥没。

 自身の肉体が破損しても尚、火車の身体は彼の意思とは別に再生し続ける。

 炎に焼かれ。熱に溶かされ。拳に打ち抜かれる。

 最早、抵抗できない火車にとっては生き地獄でしかなかった。


『も、もう、や、めて…くれ…。』


 数分間。数百発。殴り続けられた火車の口から弱々しくもハッキリと降参の意が吐き捨てられた。


『そうか。なら。トドメと行こうか。』


 纏う炎が右腕に集中する。

 

『ひっ!?。やめろ…やめろ…。分かった。俺が悪かったから!。頼む!。許してくれ!。』

『なぁ。火車よぉ?。』

『な、何だ?。』

『俺はよぉ?。一つだけ、どうしても許せねぇことがあるんだわ。』

『な、何?。』

『あのよぉ。玖霧はよぉ?。俺の女だあああああぁぁぁぁぁ!。てめぇのモンじゃねえええええぇぇぇぇぇ!!!。』

『うひゃあああああぁぁぁぁぁ!!!。』


 振り下ろされる燃える拳。

 女性のような悲鳴を上げ、両手で顔を隠す火車。


『ちょいっと。邪魔するぜ?。よっと。』

『なっ!?。うぐあっ!?。』

『え!?。』


 燃える拳を軽々と受け止める乱入者。

 赤皇、火車の間に割って入ったその男は無造作に手に持つ刀で赤皇を斬り裂いた。

 地面を転がる赤皇。

 纏っていた炎は霧散し、肩口から腹部までを斬られたことによる大量の血液が周囲に撒き散らされた。


『よぉ?。お前が火車って奴で合ってるか?。』


 男は抜き放った刀を鞘に納め火車を見下ろす。


『あ、ああ。そうだ。俺が火車で間違いない。』

『ははは。そうか。そうか。探したぜ。へぇ…これが人間ってやつねぇ。人族みたいなもんだよな?。くくく。おもしれぇな。あれだけの傷がもう修復されてやがる。リスティナの奴に見せて貰った通りだな。』

『お、お前は…い、いや、アンタは?。』

『俺か?。俺はゼディナハってモンさ。なぁ。てめぇさ。俺の仲間になんねぇか?。』

『仲間?。』

『おうさ。俺と一緒に世界をひっくり返さねぇか?。きっと楽しいぜ?。てめぇの好きなことやりたい放題だ!。』

『やりたい…放題…はは、ははははは!。ああ。面白そうだな!。ああ。良いぜ!。俺はあんたの仲間になるぜ!。』

『くくく。決まりだな。宜しくな。火車。』

『ああ。宜しく頼むよ。ゼディナハさん。』


 固い握手を交わすゼディナハと火車。


『うっ…その…刀…。何処の誰かは知らねぇが…何で、てめぇが閃の旦那の刀を…絶刀を持ってやがる?。』


 ゼディナハが持つ刀。

 それは間違いなく閃の持っていた絶刀だった。


『へぇ…まだ、立ち上がれるのか?。やっぱ、異神はすげぇな。一筋縄じゃいかねぇってか?。』

『異神?。何を言っている?。』

『いんや。敵じゃなかったら、仲間に誘ってたところだ。惜しいが。今回はこの火車で満足しとくさ。ああ。あとよ。そろそろ気付いたらどうだ?。』

『何っ!?。っ!?。うぐっ!?。』


 胸に十字の傷。

 先程とは対象に裂かれた肉から血が噴き出した。


『な…いつの…間に…。』

『くく。いつだろうな?。分からなかっただろう?。さて、さっきの火車に放った言葉のお返しだ。トドメと行こうか。』


 抜き放たれる絶刀。


『ちっ!?。足もかよ?。』


 両足も知らない内に斬り裂かれていた。

 

『動けねぇだろ?。ほぉら、これで二体目の異神狩り、完了だ。』


 絶刀が振り抜かれた。

 認識したモノを絶ち斬る刀。

 狙いは赤皇の存在そのもの。絶刀の刃が赤皇に迫る。


『ちっ!。ここまでかよ…。』


 諦め。目を閉じる赤皇。

 しかし、迫る絶刀が彼の身体に傷をつけることはなかった。


『は?。っ!?。おいおい。また、お前かよ?。黄国の時と良い。俺の邪魔をするんじゃねぇよ。』

『お、おめぇは…。』

『無論だな。お前はその肉だるまの助っ人に来たのだろう?。ならば、此方に援軍が現れても不思議ではあるまい?。』


 長い黒髪。赤い瞳。制服姿に羽織りを肩に掛けた少女が赤皇を庇うように現れる。

 そして、その手には…。


『てめぇ…何なんだ?。誰だよ!。』

『私か?。私はセツリナ。我が真の絶刀。貴様の存在ごと絶ち斬ってやろう。』

『おいおい…マジか…。』


 ゆっくりと鞘から抜き放たれる漆黒の刀。

 閃の持っていた正真正銘の絶刀がリスティールに顕現した。

次回の投稿は29日の日曜日を予定しています。

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