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第213話 前夜

ーーー緑国 王の間ーー


 玉座に腰掛ける王 セルレンと女王 エンディア。

 2人が見下ろす先には、緑国が誇る最高戦力達が頭を垂れていた。


『皆さん。頭を上げてください。ご苦労様でした。作戦の第一段階は終了です。』


 女王が高らかに宣言する。全員が顔を上げた。


 女王の作戦。

 それは、敵、異神の戦力の確認。そして、敵に此方の情報の一端を敢えて渡すこと。

 今回の場合、襲撃による強襲。不意を突いた状態から混乱に乗じ、一方的に此方の能力だけを見せ撤退する。その際、能力の一部だけを相手に確認、認知させることで、此方の戦力を誤認させる。


 それが狙いだ。


 こうすることで敵の次の行動の予測が立てやすくなると女王は考えていた。


『しかし…女王よ。恐れながら…お尋ねしたい…。』


 頭を上げ女王へ進言する律夏。

 その表情には余裕が見られない。珍しいことだと周囲の者達は声に出さず驚いていた。


『ふふ。あのまま戦っていれば勝っていた。そう言いたいのかしら?。』

『っ!?。…はい。仰有る通りです。』


 力を抑えた状態で勝負は決していた。あの妖精型の異神にトドメをさせたのだ。だからこそ、撤退の命令に対し納得がいかない。


『なぁ。律夏。らしくないな。お前なら気付いてるだろ?。アイツ等も本気じゃなかったってこと。』


 その律夏の様子に見かねた獏豊が横から声を掛けた。


『…ああ。だが、あの妖精は別だ。明らかに取り乱し、目に見えて戦意を失っていた。あのまま続けていれば確実に異神の1人は減らせていた。』

『律夏…。』

『お兄様…。』


 第一王女 レルシューナと第二王女 シュルーナも心配そうに律夏を見ている。いつもの冷静な律夏じゃない。こんなに取り乱している姿は初めて見る。ましてや、女王に意見するなど初めての光景だった。


『そのことですが。律夏。いつもの貴方ならば気付いていたでしょう。1つの事実を教えます。』

『………はい。』

『あのまま、あの妖精に攻撃をしていれば。貴方は死んでいましたよ?。』

『なっ!?。女王よ!。そ、それはどういうことか!?。』


 女王と王以外の全員が驚いている。

 律夏と異神の戦いは、神聖界樹の根を通して音の聞こえない映像として観察されていた。

 誰の目にも律夏は優勢に見えた。それは間違いない。

 あの異神がどう攻めようが形勢は動かないところまできていたのだ。

 だが、女王は律夏の死を予見した。

 全員が疑問を表情に女王を見る。


『確かに、あのまま戦っていれば あの異神 には勝利できたことでしょう。ですが、悔しいことですが。私達…緑国唯一の誤算と不運が重なりました。』

『誤算と…。』

『不運?。』

『はい。現在、この国には 七つの厄災 の内の2つが確認されています。異神との戦いの際、異神側と我々のエーテルの衝突が発生の要因になったと考えるべきでしょう。』

『!?。』


 七つの厄災。

 数年前から突如として発生するようになった国家規模の災害。一度発生すれば国が滅ぶ可能性すらある大災害である。

 現在、確認されているのが7つであることから七つの厄災と呼ばれている。


『それが…2つも…か…。』


 1つでも発生すれば、何人の犠牲が出るかすら想像がつかないレベルの災害だ。

 それが2つ…。もし同時に発生した場合、最早、異神と争っている場合ですらない。下手をすれば緑国が消えることになる。

 しかも、実際に発生しないとどの7つの厄災なのかが調べられないとされている。


『エーテルの衝突か…。』


 七つの厄災はエーテルの影響によるところが大きい。何らかの形でエーテルを取り込もうと発生する。それが7つ全てに共通するところだ。


『律夏よ。貴方があの小さき異神と衝突した際、貴方の周囲には途轍もなく大きなエーテルが渦巻いていました。あと数秒…戦いを止めるのが遅ければ厄災が発生していましたよ。』

『…そ、うでしたか…。取り乱し…失礼しました。』


 律夏が頭を下げ列に戻る。


『ふふ。安心しなさい。戦闘はすぐに始まります。それに、今回の作戦によって、これからの彼等の行動など手に取るように分かります。』

『と…言いますと?。』

『彼等の中で最も注意しなければならない存在である観測神は、アクリスさんが引き受けてくれています。今、この瞬間も彼女は観測神と戦っていることでしょう。』


 事実だった。

 未だに閃とアクリスは、アクリスの神具によって作られた アクリスの世界 の中で戦っている。


『残る異神の中で注意しなければならないのは、あの妖精の異神だけ。彼女の能力は私の夫と同じかそれ以上の性能です。』

『ま、まさか…。』

『セルレン様の!?。』

『事実だ。現に何度も我が神具への干渉を確認している。流石の異神も、ここ神聖界樹へ干渉することは敵わぬようだが。油断は出来ん。彼等には神力と呼ばれる反則に近い世界の恩恵があるのだからな。』


 神力についても、この場にいる全ての者が説明を受けていた。

 先程の戦い。様子見を決め込んでいたのは緑国だけではない。異神側も同じく緑国側の戦力を観察していたことを全員が気付いている。


 今まで傍観していたセルレンが立ち上がる。


『さぁ。次は互いに全力だ。後はない。緑国と異神。どちらかが滅びる戦争となるだろう。数で勝ろうと神を侮るな。神とは世界そのものの写し身なのだからな。』


 神とは、世界が星にルールを与えた際に発生する現象にも似た存在だ。

 つまり、神を相手にするということは、世界の定めた星の法則との戦いとなる。

 

『そうね。彼等の次の手は、ここを手に入れるために全力で攻め込んでくるわ。』

『っ!?。』


 エンディアの一言に王を除く、その場にいた全員に緊張が走る。


『何故、そう言いきれるのですか?。』

『ふふ。簡単よ。彼等が私達に勝つ方法がそれしかないのだから…。』


ーーー


ーーー地下 隠れ家ーーー


ーーー夢伽ーーー


『って、向こうは考えていると思うわ。』


 再び、集まった私達は光歌お姉さんの説明を受けていました。

 私達が住人達を緑国の外に逃がしている間の出来事を教えて貰っています。

 この場にはお兄さんは居ません。何でも、突然、大きな存在が現れたと思った次の瞬間、お兄さんの気配は消えていたらしいのです。


『どうしてですか?。こちらがもっと慎重に動くと考えるかもしれませんよ?。』


 兎針お姉さんが質問する。


『簡単よ。私達にはそれしか勝つ方法が残されていないから。時間を掛ければ掛けるほど、圧倒的にこっちが不利。敗北は必至よ。』

『っ!?。』

『これが敵の配置の分布と勢力図。』


 光歌お姉さんがテーブルの上に広げた緑国の地図。そこには、敵の幹部クラスが統治するエリアが色つきで囲われていました。


『ここ。中心にあるのは敵の本丸。神聖界樹って言うんですって。その木の中に敵の頭は住んでいる。そして、神聖界樹そのものが奴等の切り札にして最強の武器でもある。奴等が身体から放出していた底無しの異常なエーテル。それはあの神聖界樹から供給されていた。』

『ああ、放出は身体からだったが奴等は大地から直接エネルギーを取り込んで自身の能力上昇に利用していた。』


 ラディガルさんも同意している。

 仮想世界で緑龍絶栄が掲げていた理想の戦闘スタイル。それを奴等は完全な形にしているのだ。


『正直、あの神聖界樹を何とかしないと緑国で戦っている限り勝ち目がないのよ。敵は無尽蔵のエーテルを神聖界樹から受け取って能力を使い続けることが出来るんだから。』


 エーテルには肉体や能力の強化だけでなく、体力や能力の持続力、疲労の軽減、回復力を高める効果などの恩恵がある。


『じゃあ、私達はどうすれば勝てるの?。』


 奏他お姉さんも慌てている。

 そうだよね。今のままじゃ勝ち目がないもん…。


『そうね…。それは…。』


 光歌お姉さんが部屋の隅で踞っている美緑お姉さんを見る。全員の視線が集まった。


『やります…。例え…兄さんが…相手でも…。』


 腫れた目元。赤くなった目。頬の涙の跡。

 きっとずっと泣いてたんだ。

 お兄さんが居てくれたら、きっと慰めてくれるのに。


『まぁ。そうして貰わないと全滅なのよね。閃が居てくれればって思うけど、閃が…敵の一人を引き受けてくれているから、私達が作戦を練っていられる この時間 があるって考えると複雑よね。』

『どういうこと?。先輩と戦っている敵って?。』


 詩那お姉さんが尋ねる。


『一瞬だったから、正確には分からないけど。閃と一緒に消えた気配。あの大きさは、この緑国全部を合わせた戦力より大きかったわ。』

『は?。』

『つまり、無尽蔵のエーテルで強化された緑国の全勢力よりも危険な敵と閃は戦っているの、今もね。』

『なに…それ…そんなのまで居たの?。先輩…大丈夫なの?。』


 お兄さん…大丈夫かな…。


『大丈夫よ。』

『何で言い切れるの!。先輩が危ないんでしょ?。』

『はぁ。信じなさいよ。それくらい。アンタ達が惚れた男でしょ?。』

『っ!?。』


 光歌お姉さんは静かに私達を流し見る。


『それより、アンタ達よ。どうするの?。』

『え?。』


 詩那お姉さん、兎針お姉さん、奏他お姉さんが光歌お姉さんを見た。


『私達は…まぁ。ここの住人達と少なからず関わっちゃったからさ。彼等の居場所を取り戻す為にも戦うって決めたワケ。』

『はい。私達のお世話になった人達の為にこの神の力を使います。』


 光歌お姉さんの言葉に同意するように美鳥お姉さんが主張した。


『で、アンタ達は正直…戦う必要、理由がないじゃない?。ああ、兎針はここの連中と知り合いだね。けど、奏他や詩那、夢伽と八雲。貴女達は戦う理由はないじゃない?。しかも、異神でもないんだし。逃げちゃっても良いわよ?。別に責めないし。』


 ソッポを向いたまま光歌お姉さんが言う。


『私は勿論戦います。ここにいる虫族の人達がまた平和に暮らせるために。』

『そ。じゃあ、アンタ達は?。』

『ウ、ウチは戦うし!。先輩が頑張ってるのに自分だけ逃げるなんて出来ない!。』


 真っ先に詩那お姉さんが立ち上がり主張した。

 ふふ。同じ気持ちです。


『私もです。何の役に立てるか分かりませんが、精一杯自分に出来ることを頑張ります。』


 私も自分の気持ちを正直に告げる。


『私もやるよ。ここまで来たんだ。閃君が頑張ってるんだ。自分だけ安全な場所に逃げるなんて絶対後悔する。』


 奏他お姉さんもやる気です。


『私は神さまと共にある。神さまが戦っているなら私も戦う。』


 相変わらずな八雲お姉さん。


『言わずもがな。私も戦うからね!。』

『当たり前でしょ。アンタはクロノ・フィリアなんだから逃がさないわよ?。』

『ええ…光歌さん、恐い…。』


 どうやら燕さんは強制だったようです。


『ふふ。皆さん。光歌さんは、ああ言って冷たい言葉を使っていましたが、内心では皆さんを傷つけたくないと思っているので逃げ道を与えているだけですよ。自分が悪役になっても良いようにね。』

『っ!?。ちょっ…美鳥!。』

『ふふ。何でもありませんよ~。』


 真っ赤になった顔。耳と尻尾が激しく動いている。

 そうかぁ…光歌お姉さんは私達のことを考えて言ってくれてたんだ。良い人ですね。


『まぁ…べ、別に、戦力が多いに越したことがないだけよ。た、ただ…それを確認したかったのよ!。』

『ふふ。』

『…笑うなし…。』


 深く溜め息をする光歌お姉さん。


『はぁ…。話を戻すわ。貴女達も一緒に戦ってくれる。それを踏まえての作戦よ。』


 再び、地図に視線を落とす。

 

『私の気配感知で調べた敵の位置よ。敵の戦力は今、中央の神聖界樹に集まっている。そして、兵達は神聖界樹内に最低限しかいない。各々の小国で神聖界樹に近い位置で陣を構えているの。』

『どうしてですか?。私達が攻めてくることを分かっていながら兵を分散するなんて。』

『私達が攻め入ることが出来るルートを固定する為よ。』

『あっ。確かにそうです。ここのエリアから一直線に伸びる道。そこしか、安全な道がありません。』

『そう。他の場所は様々な兵隊が陣取っている小国を横切らなければならないのよ。そして、小国の兵に見つかれば神聖界樹から最高戦力がやって来る。神聖界樹の近くに陣取っているのがその証拠。すぐに合流してくるわ。神聖界樹の力が機能している限り数で押し負けて終わりよ。』

『でも、それは正面突破…いえ、この直線上のルートでも同じではないですか?。』

『そうね。更にヤバい結果になるわ。』

『どういうことですか?。』

『無事に神聖界樹までたどり着いたとしても、中の構造が分からない。上階に昇れる通路を発見できたとしても周囲に陣取る兵隊が雪崩れ込んできて挟み撃ちになるのがオチよ。』

『では、どうするのですか?。』


 軽く身体を伸ばした光歌お姉さんがいたずらっ子のような笑みを浮かべた。


『簡単よ。直接上階から入るのよ。』


ーーー


ーーー緑国 王の間ーーー


『直接?。』

『つまり、直接この場所に上がってくるのですか?。』


 女王の発言に驚愕する面々。

 この場所は神聖界樹の上層に位置する場所。普通の手段では上がってくることは出来ない。

 彼等ですら神聖界樹の持つ特殊な力によって転移することで移動しているのだ。その手段を持たない敵が直接乗り込んで来るなど有り得ない話だ。

 誰もがそう思った。

 地上から10キロ近く離れたこの場所にだ。


『そうですね。信じられないのも無理はありません。今までの小競り合いで敵の中に広範囲の気配を感じられる存在がいるのは確実です。そして、こっちの狙いにも気付いている。』


 女王の作戦。

 それは、各国の兵を神聖界樹の近くに配置することで、異神達の進行、潜入の行動を狭めること。

 神聖界樹がある限り、緑国の兵は戦闘力と回復力、持久力が向上されている。尚且つ、女王の神具である不死の軍勢 樹装軍隊 もいつでも出撃可能だ。女王自身も神聖界樹からの無限に近いエーテルを供給されているため、軍隊の戦闘力が落ちることはない。


 ならば、異神はどうするか。


 小国から攻めることは出来ない。どんなに足掻いても持久戦になってしまうから。彼等の目的はこの神聖界樹の奪取だろう。よって時間を費やした挙句、神聖界樹に近付けない作戦は取らない。


 残された道は、異神達が拠点として入る樹海から伸びる一本道。

 この道は、樹界の神の支配下に置かれているため神聖界樹の力を持ってしても、神聖界樹の根や茎を延ばすことが出来ない。

 つまり、この道だけは神聖界樹のエーテルの加護を受けられないということ。

 加護なしで異神と戦うのは自殺行為だ。

 …が、それも緑国の支配エリア。神聖界樹の根元までのこと。

 神聖界樹の中にさえ入ってしまえば、緑国の戦力は異神を圧倒できる。


 更に上の階層に上がるには、各フロアに1箇所しかない果てしなく長い階段を上がるしかないのだから。異神が潜入した瞬間、周囲の小国から兵を一気に召集。異神を挟み撃ちにすることも可能。


『彼等に残された道はそれしかない。ふふ。ですが、果たして上手く行くでしょうか?。』 


 神聖界樹の周囲には樹装軍隊の全戦力を集中した航空機動部隊が配備済みである。その数、数千機のヘリや戦闘機。更に神聖界樹の内部にも3倍以上の部隊が配備されているのだ。


 その後、女王による異神の攻めに対する複数の作戦が言い渡された。


『さぁ。皆さん。万全の態勢で異神を迎えましょう!。全員、持ち場で待機していて下さい!。』


 女王の命令が下る。


 緑国と異神の戦いが始まろうとしている。


ーーー


ーーーレルシューナーーー


『律夏…。』

『レルシューナ…か…。』


 歩く後ろ姿を呼び止めると律夏が振り返った。

 その顔は、酷く悲しそうだった。


『あの…異神と…何かあったの?。』


 異神と異界人は同じ世界から来たと聞く。

 あの異神と知り合いだったのかも…。それなら律夏の同様にも納得がいく。


『分からない。ただ、あの異神と対峙した時、胸が締め付けられるような感覚を感じたんだ。原因は分からんが、あの異神は早目に倒さなければいけない。………そう思ったんだ。』

『そう…。だったのね…。』


 おそらく、前世の知り合いだったのだろう。

 けど…律夏は何かを隠している?。違う。自分の中で結論が出てないから言葉にしないだけだ。記憶のない律夏は混乱しているんだ。


 映像では、あの異神は必死に律夏に話し掛けていた。

 あの異神の表情は…。律夏の大事な人だったのかな…。


 ドクンッと胸が高鳴る。


『律夏は、私が守るわ。』


 言わずにはいられなかった。

 何も言わなかったら律夏を失ってしまう。そんな気がしたから…。


『レルシューナ…。ああ。俺はお前とシュルーナを守る。』


 嬉しい。

 私は律夏が好き。真面目で優しくて…。ずっと一緒にいたい。これからも…ずっと。


『ええ。緑国の未来を掴み取りましょう。』

『そうだな。すまない。心配を掛けた。』

『いいえ。どんな困難も一緒に乗り越えるって約束したでしょ?。』

『勿論だ。今度こそ………守って見せる。』


 律夏はよく 今度こそ と言う言葉を使う。

 しかし、私の知る限り律夏が誰かを守れなかったことなど一度もない。

 本人に尋ねたこともあったが無意識だったようだし…もしかしたら…あの異神が…。


『律夏…好きよ。愛しているわ。』

『ああ。俺もだ。愛している。』


 背中に手を回して引き寄せられる。

 太くて逞しい腕と温かい胸に抱かれて律夏に包まれた。


 こうして私達は唇を重ねる。

 必ず生き残る。異界の神になんて負けない。

次回の投稿は19日の日曜日を予定しています。

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