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第177話 音響の神

 雲の隙間、天から射し込む光の帯が照らす教会。美しく植えられた緑は色とりどりの花を咲かせ、中央にある噴水からは光を反射した細かな水飛沫が七色の橋を形成していた。

 教会の屋根に取り付けられた大きな鐘が、一定間隔で安らぎの音色を奏でている。まるで、平和の象徴のような美しくも甲高く、鳴り響く鐘の音である。

 

 そして、この場にはもう1つのメロディーが鐘の音に対抗するように流れている。


 それは、ゲーム エンパシス・ウィザメントで使用されていた通常戦闘用のBGMだ。

 そのメロディーを奏でる楽団が各々の持ち得る楽器を演奏し周囲へ曲を響かせている。


『叶!。行ったわ!。』

『ええ。幽鈴さん。スキル【断罪の流聖剣】!。』


 雲の隙間から射し込む光の中から数多くの聖剣が降り注ぐ。狙いは襲い掛かってくる軽装の兵隊達。次々と天から放たれる聖剣が突き刺さり兵隊達は燃えるように消えていく。


 神具である教会【聖天光庭教会】内で戦う2人。クロノ・フィリアメンバー 叶と幽鈴。

 2人の前に現れた神。

 長いウェーブがかった髪とシルクハット。燕尾服に蝶ネクタイの長身、細身。細目の男。


『やれやれ、流石にポーンでは相手になりませんね。演奏も通常の戦闘に使われていたモノでは、簡単に乗り越えられてしまう。特にその美しい鐘の音色は私の心を掴んで離さない。はぁ~。我が楽団に勝るとも劣らない音を奏でる存在がこの世界にいるとは…この【音響の神】ハールレン。感動に涙してしまいました。』


 【音響の神】ハールレン。叶達の前に現れた神。

 その能力は…。


『しかし、そう時間もありません。ここは出し惜しみなく我が楽団の奏でる楽曲で早々に排除すると致しましょうか!。』


 ハールレンが指揮棒を掲げると、その眼前に30人以上の幽体が出現する。その1体1体が手に木管楽器、金管楽器、弦楽器、打楽器を持ち一番奥にはハープやパイプオルガンを持つ者まで出現した。オーケストラを彷彿とさせる、それらはハールレンの指揮棒の動きに合わせて曲を演奏し始める。


『これ…ボス戦の時の…。』

『幽鈴さん!。来ます!。』


 幽体の戦車に乗る騎兵が2体出現し叶達へ突進する。


『【聖光剣断絶壁】!。』


 聖剣による壁を出現させる叶。

 幽鈴も叶に 取り憑く ことでその魔力を叶と一体化させた。


『今度は強い…。』

『くっ…神剣に…ヒビが…。』


 戦車の突進は先程の兵隊達とは比べ物にならない威力だった。

 しかもそれだけではない。先程よりも早い動きで戦車の横を走り抜ける複数の影。倒した筈の兵隊が復活し戦車と共に襲い掛かってきたのだ。


『叶!。【幽撃】!。』


 周囲に存在する幽霊を操り兵隊と戦わせる幽鈴。だが、兵隊の力は強化され幽鈴の操る幽霊を瞬殺する。


『だめ…止まらないわ!。【聖光壁】!。』


 負けじと光の壁を形成し戦車と兵隊の両方の足を止める。


『ふむ。ポーンに続きルークまで止めましたか。ですが、曲調は更に激しく早くなりますよっ!。』

『曲が変わったわ!?。』

『ええ。イベントボスの曲ですね。っ!?。新たな敵ですっ!。』


 イベントボスとの戦闘時に流れるテンポの早い曲。出現する霊体は盾と剣、鎧で武装した騎士とフードを被り杖を持った司祭。


『行きなさい。ビショップ。そして、ナイトよ。神に刃向かう愚か者に鉄槌を!。』


 杖を持つ司祭が遠距離からの魔法を放つ。属性は様々。炎、水、雷、氷などなど。次々に放たれた。

 そして、その間を潜り抜けるように騎士が剣を構え突進する。


『数が多いわ!。【断罪の神光】!。』


 天から一直線に射し込む光の絶壁。襲い来る魔法をかき消し、後方に控える司祭達を貫く。


『【聖天光鎖】!。』


 突進する騎士に光の鎖が巻き付きその動きを封じる。だが、鎖は騎士の純粋な力によって直ぐ様破壊される。


『くっ!。強い…。この騎士…他の霊体とは格が違う。』

『ええ。そうです。ナイトは特別製です。この曲による強化の恩恵はナイトが最も受けられるのです。そして、まだルークも健在ですよ?。』

『っ!?。【断罪聖剣】!。』


 振り下ろす騎士の剣を光の剣で受け止める叶。しかし、強化された騎士の腕力は叶の腕力を上回り片膝をつかせた。

 間髪入れずに光の壁に遮られていた戦車が壁を破壊し叶に向かって突っ込んできたのだ。


『ぐあっ!?。』


 戦車を引く馬に踏み潰され、続く車輪に引き潰される叶。土煙が上がり生存を確認できない。


『叶っ!。っ!?。』

『さあ、貴女も終わりにしましょう。ポーン。』


 衝撃で憑依が外れてしまった幽鈴の四肢を複数の兵隊が掴み動きを封じる。


『ちょっ!?。このっ!。離しなさいっ!。』


 首と手足を掴まれ、更に後ろに回った霊体に羽交い締めにされる幽鈴。


『くっ!。レディに乱暴するなんて幽霊でも最低よっ!。ぐあっ!?。』


 身動きの取れない幽鈴の腹部を容赦のない動きで兵隊が剣で貫いた。

 1体だけではない。後ろに控える3体の兵隊が各々に剣を構えている。


『さあ、貴女がこの世界から消え去るまで一方的な暴力を始めましょう。』

『ぐぅ…。お腹…痛いわ…。このっ!。しつこいっ!。【天輪こ…うぐっ…。』


 スキルを発動しようと踠く幽鈴。

 だが、霊体達は幽鈴の身体を締め上げスキルの発動すらさせない。

 霊体であるが故に幽鈴に対し絶対的な数の暴力が成立しているのだ。


『さあ。2撃目です。貴女が退場するまで何回刺せば終わるのか。演奏しながら待つことにしましょう。』


 霊体の剣が幽鈴に突き付けられた。

 勢いをつけ、今度は胸に向かって突く。


『させませんよ?。』

『っ!?。』


 物言わぬ霊体だが、自身の剣が微動だにしない現状に驚いているようだった。


『叶…。』

『すみません。幽鈴さん。貴女の身体に傷をつけてしまった。遅れてしまい申し訳ありません。』


 次の瞬間。

 幽鈴の手足を拘束していた霊体達が一斉に霧散した。最後に幽鈴を羽交い締めにしていた幽体の頭を握り引き剥がし持ち上げた。


『いけませんね。私の大切な人に気安く触って…。ただじゃ…いえ。もう良いですね。とっとと死んでください。【断罪神光】。』


 幽体の内側から光の波動が放出。瞬く間に幽体を消滅させた。


『ふふ。叶。使っちゃったのね。』

『はい。これしか…残されていませんでしたから。』

『そうね。私も…今ので喰らってしまったみたい。【バグ修正】だったかしら?。この身で受けてみて改めて理解したわ。私達の仮説は正解だったみたい。』

『そのようですね。私の身体にも似た現象が起こっています。』


 【バグ修正】を受けた幽鈴。

 剣で貫ぬかれた腹部は光の粒子になり消えていく。徐々に広がっていき、やがては身体全体が光になって消滅することだろう。


『驚きました。それが【神化】という姿ですか?。凄まじい強化だ。我々に匹敵している。』

『ええ。【聖神仰神化】です。』

『ふふ。じゃあ、私も。スキル【幽聖霊女神化】。』


 宙を舞う幽鈴の身体が輝き純白の翼を持つ天使へと変身する。


『叶。最期まで一緒よ。【幽体同化】。』

『はい。幽鈴さん。いつまでも離しません。』


 1つとなる2人。

 【神化】した2体の神が融合する。


『こ、これは…いったい何が起きているのですか!?。』


 いつの間にか聳え立っていた筈の教会が消え代わりに光の文字で書かれた羅列が帯のように叶の周りを取り囲んでいた。

 その姿は男とも女ともとれる中性的な容姿へと変化し魂に刻まれた魔力は【神兵】【神騎士】を越え【神王】と同等までに至ったのであった。


『馬鹿な…。』

『行きます。【断罪光】。』


 叶が人差し指を向け下に向ける。

 すると、光の矢が…槍か?。光線か?。

 ハールレンが知覚すりよりも速く、そして正確に、的確に全ての幽体を貫き消滅させたのだ。


『まさか…エーテルだとっ!?。』

『ええ。そうです。貴方方が操っていた人形となった人々。彼等から抽出に成功したものです。魔力よりも強力なエネルギー。おそらく星の生み出す力なのでしょう?。それを自分の身体に融合させたのです。』

『愚かな…いくら【創造神】の加護を得たからと言っても元々がデータの存在である君達がエーテルを取り込めば、その肉体はエーテルの強大なエネルギーに堪えきれず崩壊を始めるのですよ!?。』

『ええ。【バグ修正】。それもエーテルを利用したモノということは理解しました。ほら、既に崩壊が始まっている。何事もなく貴方が私達に負けてくれれば使わなくても済んだことでしょう…ですが、そうはいかなかった。貴方は強かった。流石に甘い考えでしたね。』


 指先から消滅が始まっている。


『…そこまで分かっていたのですね。』

『ええ。好きなんですよ。研究が。おっと、すみません。あまり時間が残されていないようです。【音響の神】ハールレン。貴方を倒すことを私の人生最期のお仕事とさせて頂きます。』


 自分を越える力を手にした相手にハールレンは表情を強張らせた。~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~という場面が終了し空に映し出されていた映像が消え同時に1粒の星が流れ落ちた。


『さて、どうだ?。全滅した自分の仲間達が必死に足掻く姿を見た感想は?。』


 もう1人の俺は愉快そうに笑う。


『皆…。』


 既に【時刻法神】に残されてた数字は2つ。

 代刃と灯月の2つだけとなっていた。


『そう悲観するな。お前が俺に取り込まれ1つとなる。そうして、【観測神】へと到達した俺が新たなクロノ・フィリアを作り出してやる。今までのような楽しい毎日を取り戻してやるよ。』

『くっ!。お前の言う。世界は…俺の知っている仲間がいない!。』

『ああ。1から創り直すからな。当然だ。似ている奴はいるだろうがな。』

『そんな未来はいらないっ!。』


 俺はもう1人の自分に殴り掛かる。

 俺に残された武器はもう自分の肉体のみになってしまった。全てを【時刻ノ絶刀】に絶たれてしまった。


『まぁ、そう急ぐな。まだ映像の中の仲間達は生きている。奴等の最期をその目に焼き付けてから取り込まれるのも遅くはあるまい?。』


 奴が指を鳴らすと再び空に映像が浮かび上がる。


『ははは。凄いだろ?。これが【観測神】の力の一端だ。【星の記憶】にアクセスし過去、未来、現在の好きな場面を観ることが出来る。』


 余裕のある態度。圧倒的有利な立場で笑みを浮かべたもう1人の俺に腹を蹴られた俺は抵抗も許されず地面を転がった。


『ゆっくり仲間の死と向き合え。』


 大の字で横たわる俺の目に神と戦う仲間達の映像が映った。


ーーーーー


 階段を登っていく代刃達。

 80階層で待ち構えていた2柱の神。イルナードとノイルディラとの戦いを智鳴と氷姫が引き受け代刃達は先に進んだ。

 現在、90階層へ辿り着いた代刃、灯月、無華塁、累紅の4人。

 ここまで神の襲撃はない。智鳴と氷姫を心配しながら4人は91階層へと続く階段の前で不可解な扉を見つけ立ち止まっていた。


『これは…。扉…部屋が2つ?。』

『パパの。メモに。載ってない。』

『上に続く階段は鉄格子で塞がれてますね。』

『この鉄格子、魔力を吸収する素材みたいですね。しかも、凄く頑丈で…。はっ!。…ダメです…神具でも壊せない。』


 鉄格子で塞がれた91階へ続く階段。その階段の左右にある扉。


『むぅ…クライスタイト。これどういうことか分かる?。』


 クライスタイトに尋ねる代刃。

 その問いにクライスタイトが長い身体をくねらせて扉と鉄格子を調べていく。


『どれどれ。ふむふむ。ああ。成程~。成程~。』

『何か分かったの?。』

『はい。どうやら、この2つの扉の先には1柱ずつ神が待ち受けているようですな。』

『っ!?。』

『扉1つにつき1人。つまり、1つの扉に入れるのは1人だけ。そして、扉に入った方は神との戦いが待っている。そういうことです。』

『それじゃあ、完全に罠じゃないか。』

『はい。そして、2つの扉に1人ずつ入室した場合のみ上へと続く階段が開かれるという仕組みのようです。』


 ここで、更に2人が別行動になる。

 しかも、神との戦いが不可避で待ち受ける。


『どの神が待っているか…分かる?。』

『難しいですな。特殊な壁で出来ているこの部屋にはサーチが効きません。ですが、左の扉の奥からは右の扉よりも強い魔力を…いえ、これはエーテルですな。おそらく上位の神が左側の部屋にいます。』

『上位の神…エーテル…【神王】…。』


 かちゃり。と扉を開ける無華塁。


『ちょっ!?。無華塁!?。』

『私には分かる。この先。パパの仇。いる。』

『っ!?。』

『パパの仇取るの。約束した。だから。私がいく。』


 無華塁の瞳には怒りと決意が混ざり合った覚悟を宿していた。


『うん。約束だもんね。けど、油断しないで。無凱さんを倒した奴だ。強さは神の中でもトップだと思う。』

『うん。代刃達も。閃のこと。お願いね。』

『もちろん。また皆で会おうね。』

『はい。当然です!。無華塁ちゃん…気を付けて…。』


 互いに目を合わせコクリと頷く。

 その後は何も言わず無華塁は扉の中に入っていった。


『じゃあ、こっちは私が行きますね。師匠が行くなら弟子である私も行くのがスジでしょうし。』

『累紅。』

『累紅ちゃん…。』

『2人共っ!。閃君を必ず助けてあげてね。そして、また皆でお風呂入ろうっ!。一緒に夜まで遊ぼうっ!。』

『うん。約束だね。』

『はい。…必ず。』


 累紅は、代刃と灯月に各々にハグをし扉に手を掛ける。


『2人共。気をつけてね。私…2人に…ううん。クロノ・フィリアに入って…本当に良かった。楽しかった!。』


 最後に涙を流しながら笑った累紅が部屋の中に入って行った。

 累紅が扉を閉めた瞬間。階段を塞いでいた鉄格子がゆっくりと床と天井に隠れていった。


『累紅ちゃん…。』

『…行こう。灯月。必ず閃を助けるんだ。』

『…はい。』


 代刃と灯月が階段を駆け上がる。


ーーー


 部屋に入ると扉は自然に閉じた。


 部屋の中には何もない。小ぢんまりとした殺風景の室内。部屋の内部を無華塁は調べていく。


『敵…いない?。ううん。いる。多分。下。』


 床を見ると同時に足下に描かれた魔方陣が輝き出した。


『っ!?。』


 床に大きな穴が開き無華塁の身体は重力に逆らわずに落下する。どこまでも続く地下への穴をただひたすらに落下した。


 やがて、終着点が見えると無華塁は壁に矛を刺し落下のスピードを落とす。ガガガガガ…。と壁を破壊しながら落下速度は徐々に落ちていき地面に到着する直前に完全に停止した。


『広い。それに…戦った跡…パパの魔力…。』


 空間に残る戦闘の痕跡。

 空間に僅かに残り漂う無凱の残留魔力。

 この場所で無凱が戦闘していた。そう確信する無華塁は殺気を含んだ視線を空中で腕組をした神に向けた。

 その神は魔力に似たエネルギーを全身から放出し空中に停滞していた。

 【無限の神】ガズィラム。無凱を含め拠点を襲撃し仲間を屠った神の1柱。【神王】の1柱である。


『お前が…神?。』

『……………。まさかな…。【神人】はその個体にのみ性質が現れる特性…。これも【創造神】の魔力の影響か…。』


 無華塁の姿を視認したガズィラムは驚きを隠せないでいるようだった。

 しかし、その驚きもすぐに消え、今度は愉快気に笑い始める。


『はははははははははは…。まさか神と神、【神人】同士の子にも神の【神気】が遺伝するとは!。この仮想世界が創造されて初めての事例ではないか?。ははははは。まさか余と【略奪神】の性質を併せ持つ【神人】が存在するとは、真に愉快だ。』

『何、言ってるか分からないけど。お前。パパの仇。殺す。』

『ん?。ははははは…。余を殺すと来たか?。しかし、それも可能かもしれんな。さて、改めて名乗ろうか!。貴様は余が名乗るに足る存在と認識した。』


 エーテルの放出を強めたガズィラムが高らかに名乗りを上げた。


『余は【神王】が1柱。【無限の神】ガズィラムだ!。』

『ガズィラム…。』


 無華塁も矛を構え直しガズィラムに向け名乗る。


『クロノ・フィリア。No.24。【天地震壊神族】。無華塁。』

『ほぉ。【震動の神】か。珍しいな。世界の基盤…根底にある力。そのものの神か。余の知識を持ってしても初めての存在だ。興味が湧く。』

『そんなものいらない。私はお前を殺す。それだけ。』

『ふむ。無凱の魔力を感じる。余を仇と言い。無凱を父と呼んだな。余の好敵手の子か…。』


 矛を構えた無華塁に対しガズィラムは浮いていた身体を地面へと着地させる。


『気に入った。無凱の子よ。余を楽しませることを許可する。存分にその力を行使するが良い!。』

『言われなくても。最初から全力。』


 矛を突き立てガズィラムへ挑む。

 跳躍した無華塁の行動が開戦の合図となった。

次回の投稿は13日の木曜日を予定しています。

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