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第153話 挿話①

 ギルド 黄華扇桜の支配エリアにあるクロノフィリアの拠点。

 その拠点内にある大浴場。

 大小様々な湯船が用意され、自由な入浴が楽しめるように建造されている。

 大浴場の最下層に位置する一際大きな浴槽は、お湯が流れて波を作ることもなく、プラネタリウムの天井が設置されていることもない。

 ただ、広いだけの風呂なのだ。


 そこに今、11人の少女達が等間隔で円陣を組んでいた。


 にぃ様大好きクラブ


 灯月の提案により設立された、閃に好意を持つメンバーで構成されたクラブであり。現在では、その全員が閃の恋人となっている。

 ハーレム計画。灯月の…。


 皆でにぃ様に愛して貰おう、あわよくば…皆さんの裸を堪能しよう! 


 …という邪な考えが形となったクラブなのだ。


『皆様。お集まり頂き。誠にありがとうございます。』


 いつもの事だ。

 灯月の一声で話し合いが始まった。


『もう…お風呂で話し合うのが普通になってきてるよね…。』

『はい。皆様の美しい裸体を見られる機会です。私は満足です。』

『いやいや。満足してるの灯月だけじゃん?。』

『またまた~。実は代刃ねぇ様も好きなくせに~。このムッツリさん!。』

『なっ!?。』

『おいおい。似たような話を前にしたぞ?。で?。今回、ワシ等はいったい何で集められたのじゃ?。』

『ははは…だね。ちょっと慣れてきたかも…。』

『はい。睦美ちゃんと智鳴ねぇ様の言う通りです。ダメですよ。代刃ねぇ様。話の腰を折っては。』

『ええ…。僕のせい?。』

『そうです。まぁ。良いです。代刃ねぇ様のことは置いておいて…。』

『おい…。』

『冗談です。それでですね。ついに1周したのです。にぃ様との1日お部屋デートが!。皆さん、どうでしたか?。』


 その言葉にその場にいる全員が反応を示す。


『確かに…。』

『ああ。そうだね。何か早いような短いような。いや、長かったね。自分の番が来るのも、次の自分の番を待つのも。』

『ええ。素晴らしい1日でした。』

『楽しかったよ!。瀬愛ね。お兄ちゃんと1日中遊んだの!。』

『私もです。お兄ちゃん…とっても優しかったです。』


 各々が目を輝かせながらデートの1日を思い出しているようだ。

 どうやら、このデートの企画を提案したのは成功だったようだと灯月は胸を撫で下ろした。


『それで…ですね。何と言えば良いのか…。正直に申しますと…私は、にぃ様の本気を見誤っていたようなのです。』

『本気?。』

『はい…何と申せば良いか…。正直な話ですが。独占欲が少し湧いてしまったようなのです。』

『ああ、それ分かる気がする。』

『そうじゃな。ワシを…いや、自分だけをずっと見ていて欲しいと思ってしもうた訳か。』

『はい。そうです。』

『そうか…ワシだけではなかったようじゃな…。』

『睦美ちゃんもですか?。』

『まぁの。おそらくだが。』


 睦美は全員を見渡す。

 全員が目を反らした。


『やはりのぉ。当然じゃな。あんな幸せな時間を味わったのじゃ。閃を独り占めしたくなるのは当たり前の感情じゃな。』

『ですが、その考えはこのクラブそのものの在り方に反するもの。なので、皆さんがどんな風に1日デートを過ごされたのかを話して頂けませんか?。情報を共有することでお互いのにぃ様への想いを理解し絆に変えましょう。』

『皆のデート。興味ある。』

『私もです!。』

『はい。私達は皆同じ男性を好きになった運命共同体ですからね!。』

『私も閃君が他の娘と何をしたか気になります!。』


 氷姫、美緑、砂羅、累紅、始まり、その場にいた全員が納得した。


『ああ。そうだね。ちょっと気になるかも。』

『私も、知りたい。』

『私も…ちょっと…だけ。』


 自分以外の恋人が閃と、どんなデートを楽しんだのか。皆興味があったようだった。


『言える範囲で構いません。教えて下さい。』


 灯月の言葉に全員が首を縦に振った。


『言い出しなので、僭越ながら私から。』


 灯月が遠い目とうっとりとした表情を浮かべ語りだした。


『あの日の体験は、私自身の考えの甘さの実感と、にぃ様の本気を知ることが出来た素晴らしい1日でした。私は終始圧倒され、流されるまま。そこに私の意思が介入することは許されず、夢見心地な体験がひたすらに続いたのです。』

『確かに…あの時の灯月ちゃんは全てを抜き取られた後みたいに空中を飛んでたね。色んな物にぶつかりながら…。』

『はい。けど、それは皆さんも同じでしたよ?。』

『だな。』

『ですね…。』


 全員が1日デートを経験した今、完全に閃によって骨抜きにされたのだった。


『私は、あの1日全てを使いにぃ様を癒して差し上げようと計画していました。』

『灯月ちゃんらしいね。』

『だね。』

『にぃ様の朝の起こし方から寝るまでの流れを全てシュミレーションし、ああ、もちろん様々な、にぃ様の行動パターンや思考の流れを考慮して数百通りの癒しスケジュールをプランとして用意していました。』

『さ、流石だね。』

『じゃが、考え方は理解できるぞ。』

『ええ。私も同じように考えていました。』


 灯月の考えに賛同する者もチラホラ。


『ですが…現実はそう甘くないことを実感させられてしまったのです。』

『そ、それは…。』

『な、何があったのですか!?。』


 灯月は常に閃が優先だ。閃への計画も念入りに…それはもう常人には計り知れない緻密さと濃厚さを兼ね備えていたことだろう。

 しかし、灯月の口振りでは計画は上手く行かなかったと推測したメンバーは驚いた。

 

『まず、朝の出来事です。私はにぃ様を起こすために早めに起床しました。』

『ふむふむ。』

『灯月ちゃんだね。』

『しかし、目が覚めた瞬間。目の前にはにぃ様の凛々しいお顔…。』

『ほえぇ?。』

『優しく微笑み、私を見ているにぃ様。穏やかなお声で二度寝を勧められ夢見心地なまま私はにぃ様の温もりに包まれ再び夢の中へ…。』

『つまり、閃を起こす筈が逆に起こされて…更に抱き締められながら二度寝したの?。何て羨ましい…。』

『はわわわわわ~。』

『きゃぁぁぁあああ!。最高の目覚めですね!。』

『その後は、にぃ様の作った服を着て、にぃ様の作ったご飯を食べさせて貰って、にぃ様にゲームで弄ばれた後にキスをされ…。抱き締められ、にぃ様の料理に胃袋を掴まされた私は為す術なく…にぃ様という波に流さていきました。一緒にお風呂に入り、私の全てを洗われて…堪能されて…。そして…夜のベッドでは…。はぁ…私は、僅か1日で お兄ちゃん 無しでは生きていけない身体にされてしまいました。』

『いや、それは元々でしょ!?。』

『お、お兄ちゃん呼びに!?。』

『…以上が私の体験談になります。』


 軽くお辞儀をした灯月はあの1日を思い出したのか表情を崩す。


『幸せそう…。』

『骨抜き…じゃな。』


 そんな様子の灯月。


『そう言う睦美ちゃんはどうだったの?。睦美ちゃんも閃さんに骨抜きにされてたよね?。』

『お、おう…食いつくな…美緑…。しかし、ワシが骨抜きにされたのは…その…夜の…ゴニョゴニョ…だけじゃ!。それより前は、ワシが閃を骨抜きにしていたぞ!。』

『え!?。そうなの?。』


 お湯の中で睦美へと迫る美緑と、その勢いに引き気味の睦美。

 だが、閃のこととなると灯月以上に普段とのギャップが出る睦美だった。


『旦那さ…あ、閃はな。可愛かったのじゃ。』

『か、可愛い?。』


 睦美の言葉に動揺が走る。


『あの…睦美ちゃん。』

『ん?。何じゃ?。』

『どちらかと言うと閃さんは 格好いい じゃないかな?。』

『そうですね。時折、見せる困った顔や照れた顔は確かに可愛いらしいですが。全体を通して見れば頼りになる格好良さと言いますか。』

『確かに、格好良さもあったな。じゃが、ワシの時の閃はワシの奉仕に身も心も委ねておった。気持ち良さげな声と安心している穏やかな寝顔は今思い出しても可愛かったのじゃ。』

『そ、そうなの!?。あのご主人様が!?。あっ…。』

『ご主人様!?。』


 その一言に全員の視線が代刃へと集まる。


『代刃さん…2人きりの時は、閃さんをその様に呼んでいるのですね…。』

『あぅあわっあぅ…。』


 一気に顔が真っ赤になる代刃。


『代刃ドM。こうなること。必然。』

『なっ!?。』

『確かに…。』

『確かにじゃないよ!。じゃあ、そう言う氷姫はどうなのさ?。どんなデートしたんだよ!。』

『特に何もしてない。いつも通り。』

『いつも通り?。』

『氷ぃちゃん。具体的な内容を聞いても良い?。』

『うん。読書。ご飯。読書。H。ご飯。読書。H。ご飯。お風呂。H。読書。H。睡眠。』

『…………………………。』

『爛れておる…。』

『ねえ。翡無琥お姉ちゃん。Hって何?。』

『っ!?。』


 瀬愛の突然の質問に全員が目を背けた。

 どうか自分に説明させないで欲しい。そういう空気が全員を包んだ。


『ふぇ!?。瀬愛ちゃん!?。あの…その…ちょっと…分からないよぉ…。』

『そうなんだ。じゃあ、塁紅お姉ちゃん?。無華塁お姉ちゃんは分かる?。』


 今度は隣にいた2人に尋ねた瀬愛。


『え!?。私!?。あの…その…大人の~。男女の~。あぅ…無理です!。言えません!。』


 それは人選ミスじゃないかなぁ?。瀬愛ちゃん。…と思う面々。


『うん。戦い。』


 ああ。もしかして、上手く誤魔化せる?。…と思うズルいメンバー達。


『戦い?。』

『そう。どちらが先に気絶するかを決める戦い。』

『ええ…気を失っちゃうの!?。怖いね。じゃあ、氷姫お姉ちゃんも?。』

『そう。閃強い。』

『そうなんだぁ。それでそれで?。』


 尚も質問を繰り返そうとする瀬愛に灯月が動く。


『っ!?。あ、あのね。瀬愛ちゃん。』

『ん?。なぁに?。灯月お姉ちゃん?。』

『その事は瀬愛ちゃんにはちょっと早いかと思われます。詳しい話しは、にぃ様か黄華ねぇ様に聞いた方が良いかと…。』


 灯月。我慢ならず丸投げした。


『そうなんだ。うん。分かった。後で聞いてみる。』

『ぅう。純粋すぎます…ごめんなさい…お二方…。』


 流石の灯月も瀬愛の曇りの無い眼で見つめられるとどうしようも無かったようだ。


『あ、あのっ!。1つ、お聞きしても宜しいですか?。灯月ちゃん。』

『え!?。あ、はい?。何ですか?。砂羅ねぇ様?。』


 砂羅が灯月に手を上げ質問する。

 普段、あまり自分から積極的に前に出ない砂羅の性格を知っている面々は少し驚いたものの、砂羅がどんな質問をするのか興味があるようだ。


『もし、もしもの話ですが。今以上に、このクラブのメンバーが増えることはあるのでしょうか?。』


 砂羅の質問には不安が混じっていた。


『確かに、それはワシも知りたいのじゃ。』

『そうですね。私もです。砂羅。』


 皆が思い至らなかったのか…。

 今以上にメンバーが増えること…その話題を無意識に避けていたのか…。


『可能性の話であれば無くは無いかと…。』

『どういう意味?。』


 少しだけ考えた灯月が苦虫を噛み潰したような表情で言葉を紡ぐ。


『ご存知の通り、にぃ様はおモテになります。にぃ様に少しでも好意を抱いたら最後…後は崖を転げ落ちるように心を奪われることでしょう。』

『………。』


 おそらく、他人が聞いたらそんなことないだろうと…思われるかもしれない。

 しかし、ここに集まっているメンバーは崖を落ち切った者達なので何も言えなかった。


『女性であれば、にぃ様が優しくすれば興味を抱き、数回会えば興味は恋心へと形を変えます。そうなれば…もう、私達の同類です。』

『………。』

『そして、そうなった女性を…にぃ様は受け入れてしまう。既に10を越える女性を…いえ、私達を恋人にしてくれたのです。今更、何人増えようが、にぃ様は全員を愛してくれるでしょう…。』

『そうなるように仕向けた本人だもんね…灯月ちゃん。』

『くっ…。にぃ様の愛を受けた方は、当然このクラブのメンバーです。なので…私達に拒む権利はありません。』

『そうですか…。』


 自分だけを愛して欲しい。

 そんな想いは1日だけの儚き夢…。

 次に自分の番が訪れるのは当分先なのだ。あの1日を経験してしまった彼女達にとって…この待つ時間は、まさに地獄の時間だろう。

 現時点ですら。11人いるのだ。次回は自分を除いた10人が終わった後…正直、待てない気持ちで一杯だった。


『ですが、救いと言えることも残されています。』

『それは?。』

『何じゃ?。』


 湯船に浸かっていた灯月は立ち上がり湯船の淵に腰を下ろした。


『現在。我々の状況では、にぃ様が新たな出会いというイベントに遭遇する可能性は限りなく0に近いと言って良いと思われます。』

『ん?。どういう事?。』

『私達は今、黄華扇桜のギルドを中心に活動しています。外は敵だらけ。六大ギルドが崩壊した今、外の世界に真面な人間が残っているとは考えづらい。そして、このギルドに居る方々は既に恋人がいる方々が殆どです。』

『なるほど。閃さんが新しい女性に出会い、愛を育むことはない。そういうことですね。』

『はい。このギルド内で活動している限りは…。』

『そうか~。良かった~。』

『閃。もっと一緒にいたい。』

『私もです。無華塁ちゃん。』


 彼女達の表情に安堵が浮かぶ。


『と、とりあえず、一安心だね。』

『そ、そうじゃな。』

『そうそう。その通り!。』

『そうです!。安心です!。安心…安心…。』


 ガラッ!。


『!?。』


 突然勢い良く開いた大浴場の扉。全員の目が乱入してきたある人物に向けられる。


『つつ美!。参上っ!』


 それは、スキルで10代の姿に変化したつつ美。


『小娘ども!。貴女達じゃ閃ちゃんを本当の意味で満足させることなんて出来ないわ!。私もこそが閃ちゃんを朝から晩まで愛することの出来る真の恋人よ!。必ず、貴女達から閃ちゃんを奪ってみせるから!。覚悟することね!。』


 胸の巨大な双丘を弾ませ、括れた細い腰をくねらせ、形の良い尻を振った美女が宣戦布告したのだった。


『皆さん。今日はお開きにしましょう。お集まり頂きありがとうございました。』


 話し合いは、灯月の一言で終わりを向かえたのだった。


~~~~~


 閃に新たな恋人は出来ない。

 そんな話をしていた少女達の現在。


 場所は黄華扇桜のギルド内にある巨大な大木の中。

 美緑がスキルで成長させた巨大樹である。


 巨大樹の内部はいくつもの部屋がありクロノフィリアメンバーの各部屋が用意されている。 

 クロノフィリア第2の拠点なのだ。


 そして、その中心。最も広い空間に今メンバーが集まっている。

 そこには、にぃ様大好きクラブのメンバーの他に、リスティナ、無凱、黄華。


 全員が中央にある水晶型のモニターを見つめ、そこに映る2人の人物の行動に注目していた。


『いやぁ…大変なことになったね…。まさか直接正面から乗り込んでくるなんて…。』


 映像に映る閃と、敵であるアイシス。

 その2人のアイスクリームを食べる映像を見て無凱が溜め息をする。


『うぅ…ズルいです…私だって、まだお部屋デートしかしていないのに…にぃ様…。』


 涙を流しながら崩れている灯月。


『そうだよ…。何でいきなり現れるのさ!。しかも突然デートだって!?。僕達だってまだデートは1回しかしてないのに…。ご主人様…。』


 既に閃の名前呼びからご主人様呼びになっている代刃。


『閃ちゃん…。『閃…。』『閃君…。』『閃さん…。』『お兄ちゃん…。』『お兄様…。』


 少女達の様々な閃への呼び名が飛び交っている。全員が映像に映るアイシスの姿を睨み付けただならぬ空気が充満していた。


『ちょっと待って。今、お兄様って呼んだの誰?。』

『そんな呼び方する人居なかったよね?。』

『………私です………。』

『…砂…羅…。』


 色々混乱しているようだ。


『はぁ…。ねぇ。リスティナさん。』

『何だ?。黄華。』


 見かねた黄華が本題に入る。


『彼女…アイシスさんでしたか…。彼女が仮に暴れ始めたとして、貴女なら止められるのよね?。』

『無論だ。【神騎士】程度に後れは取らんよ。』

『そうですか…少し安心ですね。』


 現在、黄華扇桜のギルド内には緊急事態の警告がギルド各部に通達された。

 ギルドメンバーは直ちに待機と能力の持たない者達の避難。予め決めてある各自の持ち場で状況把握に努めている。

 クロノフィリアメンバーも同じである。

 ここにいるメンバー以外はいつでも動けるように閃とアイシスを見張れる位置で様子を窺っている。


『灯月ちゃん。』

『何です?。智鳴ねぇ様。』

『彼女もメンバーに入れるの?。』

『…………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………くっ!。』

『いや!?。長いよ!?。』


 苦渋の決断であった。

 灯月の百面相から導き出された答えは…。


『場合に…よっては…そうなりますね…。』


 だった。

次回の投稿は20日の木曜日を予定しています。

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