表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
20/35

第20話

 翌朝。

 やはり強い自責の念に打ち拉ひしがれる。


 キチンと、隣のベッドに眠る彼女に、俺はベッドの上で土下座する。


 約10分後。

 彼女は目を醒まして、「えっ!」と声を上げた。


「ちょっと、ゼロさん!」

「昨晩はスマナイ」

「だから、気にしないで下さい。

 私もしてもらっていた事なんですから!」

「しかし──」

黙りなさい(シャラップ)

 健全な成年男女が行動を共にしていたら、こういうことになることもあります」


 そう言って、しばらく胸を張っていたかと思うと。


「………なんて、生意気なこと言っちゃいました」


 ポコンと、自分の頭を拳骨で軽く叩く。


「ハハハッ。

 じゃあ、朝食済ませて、風呂でも入るか」


「フフフッ。

 じゃあ、今日は混浴でも良いですよ」


 そう言って、言い終えてから、徐々に顔が赤くなり、恥ずかしそうになって。


「やっぱり、今のナシ、っていう訳にはいきませんか?」

「いや。また気が乗った時で良いよ」

「ムゥ~、そこは否定して、強引に攻めて来るところですよ?」

「攻め込みたくないから良い」

「………据え膳食わぬは──」

「男の恥で結構。

 それとも、本心では一緒に入りたいとか?」

「ムゥ~、吝かではないと申しますか………」


 しかし、この世界の創造者も、意地悪なものだな。


 ………あ、そうか!コレを『意地悪』と認識するから『悪く』なるのか!


 コレ等らを試練だと考えれば………。


 ──神は、乗り越えられない試練は与えない。


 恐らくは、この世界の創造者は、ワザと俺たちをイジメている。


 何のため?


 ──破滅の危機から逃れられる程に、強くさせる為だ。


 だとしたら………クッ!ルールに縛られていて、破滅の切っ掛けに干渉出来ない!!


 だとしたら………草薙剣(クサナギノツルギ)よ、あの(みずのえ)のサタンの心臓を貫け!!

 止めるんだ、水暴走を!


 クソッ!世界各地で規模の大小はあれ、同じような事が行われているとは思っていたが、現実の世界の首脳陣に、サタンが居るとは思わなかった!


 ならば、ウ◯ラ◯ナに何かしらの存在が居た可能性は高かろう。ソレがもしも『蝿の王(ベルゼブブ)』だった場合、事態は相当厄介だ。


 クソッ!古き俺の過ちとはいえ、最早、干渉する手段は無い!


 やけにムキになっていると思ったが、辰年の生まれかよ!

 クッ!俺の『火の気』は、(みずのえ)の、しかも水神たる辰の力には敵わない!しかも相手は大国のトップだ!

 真に傲慢で、憤怒(ラス)している!ラス=ボスだ!

 立てよ、勇者!ラス=ボスを討て!

 君は世界の救世主になる!!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ