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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

忘れなほらー

時を遡る少女 ~Boy's Side~

作者: 忘れな草

時を遡る少女 ~Boy's Side~


 俺の名前は冴木明人(さえきあきひと)今は何歳だろうか……?

ことの始まりは俺が高校生になる前。俺は山田という健気な女の子と交際していた。そして俺が高校生になったある日俺は椎橋柚葉(しいばしゆずは)に告白された。 彼女はどこか陰のある眼をした底知れない女の子だった。 しかし、俺は山田さんと交際していたので告白を断ったのだ。 すると、俺の目の前で椎橋柚葉は山田さんを包丁で刺し殺したのだ。


 気が付いたら俺は中学生に戻っていたのだ……。 そしてなぜか山田さんと会うことができなかったのだ。 俺は杉山さんという元気な女の子と交際することになった。 そして、高校に進学するとまた椎橋柚葉に告白されたのだ。 そのとき杉山さんと交際していたので椎橋柚葉の告白を断ったのだ。 次の日杉山さんは何者かにホームから落とされ電車に惹かれて死んでしまったのだ……。


 俺が目が覚めたらまた中学生になっていた。 中学をやり直した俺は篠田さんという文学少女と交際していたのだ……。

高校に進学してまた椎橋柚葉に告白されたのだ。 例のごよく俺はその告白を断った。 すると篠田さんは失火により死んでしまったのだ……。


 何度か中学をやり直し、彼女を作ったが、なぜか不幸な最期を迎えてしまうのだ。 あの女、椎橋柚葉に告白された後になのだ。 思い切って椎橋柚葉を俺は殺した……。すると気が付いたら俺は中学生に戻っていたのだ……。


 やりなおしを繰り返したいたため俺の学力が上がっていたため、別の学校に入っても椎橋柚葉は俺と同じ学校に進学しているのだ。思い切って全寮制の学校に入るなど別の道を歩もうとしても気が付いたら中学生に戻ってしまうのだった。


 そして、なんどやりなおしたのだろうか? クラスメイトと談笑したときに相談したのだ。

「椎橋柚葉って怖いよな……」

「ああ、目が血走っているし、トイレで俺の名を何度も呼んでいるんだよ」

「あいつ冴木のことが好きなんじゃないのか?」

「いや、俺はサイコパスは無理だよ」

 そう、無理なんだ……。 しかしその帰り道俺は椎橋柚葉に拉致されたのだ。


 俺は椎橋柚葉の家に監禁されて交際を強要されたのだ。 俺が断っても強要してくるのだ。 俺が監禁されて数日経ち椎橋柚葉の家族に発見され大騒ぎになったのだ。しかし驚いたことに椎橋柚葉は殺してしまったのだ……。

 そして俺を抱きしめて「私だけを見て」家族の死体が転がる部屋で言われるがあまりの恐怖で俺はは失禁してしまった。

 隙をついて俺は自殺したのだが、椎橋柚葉は「ドコニ逃げても私からは逃げられないわよ」という言葉が聞こえ俺は再び中学生に戻っていたのだった。


 あの女は怖い。 あの女は危険だ。 あの女は狂っている。

 始末が悪いことに時を戻しているので殺人を犯してもなかったことになっているのだ。 そして椎橋柚葉が望まない未来になったら俺は過去に戻っているのだ……。 しかも未来の記憶があるのは俺と椎橋柚葉だけなのだ……。 


 そして逃げることができない俺は椎橋柚葉と付き合うことになったのだ……。


 老いて椎橋柚葉が望まない年になると中学生からやり直すことになるのだ。

 嗚呼、俺は何回生を歩んだろうか? 俺は何歳なのか……。


 俺の隣には椎橋柚葉がいて「明人君は私とエイエンに付き合うのよ」というセリフと共に……。

柚葉さんのモチーフはユズリハです。

花言葉は「若返り」そして今の季節に実を作ります。(毒付きだけど)

明人さんはバック設定はないです。(汗)

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― 新着の感想 ―
[一言] 明人くん可愛そう。 二人共相思相愛だったらエイエンでも、まだ良かったかもしれないけど──。
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