表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
【休止】召喚士~恋人や召喚獣とどこへ行く?~  作者: タッキー
召喚士の始まり
3/22

迷子と召喚

「ここは、どこなのだろうか」

横道に入ってから10分位だろうか、俺は迷子になったのかもしれない。

似たような町並みが続くなぁ

普通に真っ直ぐ進めばいいのにどうして、こんなことになったのかというと…



10分前…

「おお、凄い!お店がたくさんあるな。」

街道には、屋台があったり武器屋や道具屋が並んでいた。

俺は、気になる屋台を見ていた。

「おじさん、これはなんだい?」

『これは、ニニトリの焼き串だよ。1本50Gだよ。』

「3本買うよ」

『はい、まいどあり』

「おお、美味しい」

鶏のももみたいな味だな。

「このニニトリはどこにいるんだ?」

『町の外だったら、どこにでもいるはずだ』

「そうか、ありがとう!おじさん」

『おう!』


さて、次はどこにいこうかな。

あれ?裏路地に何かいたような?

「色々と見てみるか。」

と、裏路地に進んでしまったのが行けなかったのだろう。


…さて、どうしようかな。

このゲームは地図は道具屋でしか買うことができないから、持っていないし。適当に進んだら余計に迷いそうだな。


『ねえ?お兄さん何してるの?』

「うーん、どうするか」

『ねえってば!』

「うお!?」

振り返ると10歳位の女の子が立っていた

「えっと、君は?」

『私はミツキだよ?何してるの?』

「ミツキちゃんか。俺はリューキだよ。迷子になってるんだよ」

『どこに行きたいの?』

「ギルドに行きたいんだけど、わかるかい?」

『ギルドは、こっちだよ。』

ミツキは、歩き出した。俺はその後ろを着いていくことにした。

歩きながら、

「ミツキちゃんは、どうしてあそこにいたの?」

ときいてみた。

『あそこの近くに住んでいるんだ。買い物に出たら、お兄さんがキョロキョロしてたから声をかけたんだよ』

「そうか、ありがとうね。あのまま、迷子になってたら大変だったよ」

『どういたしまして、困ったときはお互い様だよ』

凄くいい子だな。


『ここだよ。ギルドは』

「おお、凄いな。こんなに大きいのか」

『この町でも、3番目くらいに大きい建物だよ』

「これよりも、大きい建物あるんだね」

『うん、そうだよ。

それじゃあ、お兄さんもう迷子になったらダメだよ』

「あ、少し待って、これお礼だよ」

お金を1000Gほど渡す

『こんな、大金貰えないよ』

「お礼だから、受け取ってほしいな。」

『うーん、わかった。次、会えたら美味しい食堂教えてあげる!』

「わかった。お願いね」

『それじゃあ、バイバイ』

ミツキちゃんは、手を振りながら大通りを走っていった。

「よし、ギルドに入ろうか」

扉を開けてみた。中には、人がたくさんいた。住人かプレイヤーか、わからないな。

受付に向かってみた。受付には女の人が座っていた

「あの、ギルドに登録したいのですが」

『はい、それではこちらに手を置いてください。』

受付の人は、水晶玉みたいなのを取り出した

「この、上ですか?」

『はい、こちらに手を置かれますとステータスが登録されます。登録されますとステータスをボードにて何時でも確認することができます』

なるほど、見れなかったのは登録していなかったからか。

手を置いてみた。ん?白く光始めたぞ

『これは!?少しお待ちください』

そう言うと、女の人は裏に走っていった

「ん?何かおかしかったのだろうか」


少し待っていると男の人を連れて、さっきの女の人が戻ってきた。

『すいません。お待たせいたしました。こちらは、このムツキギルドにてギルドマスターをされております、ホシガタです』

『ホシガタだ、よろしく頼む。それで、もしかして君は召喚というスキルを持っているかな?』

「なぜ、それを?」

『さっき水晶玉に手を置いたときに白く光っただろう?それは、特別なスキルを持っている証明なんだ。それぞれの特別なスキルごとに色が変わるんだ』

なるほど、そういうことだったのか

『召喚は、ギルドの特別な場所でしか出来ないため、ギルドマスターの許可が必要になります。そのために来ていただきました』

「召喚するために、毎回ギルドマスターの許可が必要なのですか?」

『いいえ、必要なのは最初だけです。しかし、召喚するときは、受付などで一言伝えてからお願いします』

「わかりました。それで、早速召喚は出来ますか?」

『はい、出来ますがまずはこちらがギルドカードになります。最初はFランクからになります。依頼をこなしていくと、ランクが上がっていきますので頑張ってください。

あと、落とさないようにお願いします。再発行は10000Gになりますから』

凄く高いな、それだけ大事なものというわけか

「ありがとうございます」

『よし、召喚だな。ついてくるといい』

ギルドマスターの後ろを付いて行くと、1つの部屋に着いた

『ここが召喚を行う場所だ。まずは、入ってみるといい。』

「はい、わかりました」

入ってみると、床に魔法陣がかかれていた。ここで、召喚するのか

「よし!こい、召喚!」

そう叫ぶと、魔法陣が光始めた。

「どんなモンスターがくるのかな」


やがて、光が収まると

≪コーーン≫という声が聞こえた

と思ったら、飛び付いてきた

「あぶなっ」なんとか、抱き抱えることができた

≪コン≫と鳴いたのは、白い狐だった

白狐を召喚しました。と表示が出てきた。

詳しく見てみると

<不明> 白狐 Lv.1 性別 ♀

HP 31

MP 102

攻撃力 22

防御力 16

速さ 58

魔力 30

運 11


スキル

【狐・火魔法】【索敵】【収集】


と表示されていた。

「名前は決めた方がいいのかな」そう聞くと

≪コン≫と頷いた

「よし、君の名前はフランだ。この名前でいいかい?」

≪コン≫と鳴いて顔を舐め始めた。

良いってことなんだろうな

「これから、よろしくな!フラン」

頭を撫でると尻尾を振りながら≪コン≫と力強く鳴いた


色々と変更しながらになりますが、頑張ります!

全体的にステータスは、ダイス神のおもむきのままになっています。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ