お店での話とクエスト
本日も読んでいただきありがとうございます!
楽しんでいってください
【エンゲージ(仮)】
まだ、指輪を交換しただけの状態
本当のエンゲージを結ぶためには、信仰する神の教会で結婚式をあげる必要がある
まだ、仮がつくのか
「あの、ミツキちゃんのお母さん、ノア様の教会はどこにありますか?」
『ノア様よね、確かウヅキの街にあるはずよ。この街からだと、なかなか遠いわよ』
『そうですか、まだ本当に結婚はできないんだね』
「仕方ないよ、これから進んでいけば確実に出来るんだからさ。それに、結婚しているのにかわりないんだから」
『うん、そうだね』
≪ごしゅじんさま、すたー、おめでとう?わたしもわすれたらだめだよ≫
「ああ、そうだな。ごめんな、フラン。フランも一緒に頑張ろうな」
≪うん!≫
『ねぇ、お兄ちゃん』
「どうしたんだ?」
『フランちゃんとお話しできるのどうして?』
「それは、動物言語っていうスキルを持っているからだね。フランと会話するために取ったんだよ」
『そうなんだね、いいなぁ』
「ミツキちゃん、動物言語を覚えられる本があるけど読んでみるかい?」
『いいの!?』
「ああ、フランとも会話できるようになるし、他の動物とも話ができるようになるはずだよ」
本を差し出す
『ありがとう!読んでみるね』
ミツキちゃんは、椅子に座ってよみはじめた
『あらあら、ミツキったら。ありがとうね』
「いえいえ」
『あ、ミツキちゃんのお母さん。この籠に入っているのは買います』
『まいどありがとうございます。これからもご贔屓にね』
『はい!もちろんです』
『お兄ちゃん!』
「ミツキちゃんどうしたの?」
『難しくて読めない…』
「ああ、そうか。まだ、わからない文字あるよね。そうだ、スター、一緒に読んであげたら?スキルも覚えられるしいいと思うんだけど」
『うん、そうだね。ミツキちゃん一緒に読もうか』
『うん!スターお姉ちゃん』
スターが椅子に座ってその膝の上にミツキちゃんが乗った
『あの二人姉妹みたいね』
「そうですね、そうだ」
『どうしたの?』
「ミツキちゃんのお母さんの名前を聞いてなかったなと思いまして」
『ああ、そうだったわね。改めまして、私はナツよ。よろしくね』
「はい、ナツさんよろしくお願いします」
『リューキくん、お願いがあるのだけど』
「なんでしょうか」
『私とミツキね、お隣のキサラギの街に引っ越すことになったのよ』
「え、そうなんですか?」
『ええ、実はキサラギの街に夫がいてね、お店が起動に乗ったから正式にこっちに来ないか?って言われているの』
「旦那さん、キサラギの街にいたのですね」
『そうなの、それでこのお祭りが終わったらいこうと思っているのだけど、護衛を頼めないかしら』
「護衛ですか?僕たちもお祭りが終わったらいこうと思っていたので良いですよ。行きましょう」
『よろしくね』
【クエストが発生しました】
ナツとミツキを護衛せよ
成功条件
・ナツとミツキが生きてキサラギの街に着く
失敗条件
・ナツそしてミツキどちらかが死亡する
・受注者が死に戻る
受けますか?
受けるor受けない
受けるを押す
『それじゃあ、よろしくね』
「はい、任せてください」
少したち
『読み終わったー!!』
「おわっ」
ビックリした
『お兄ちゃん!読み終わったよ!これで、お話しできるかな?』
「スター、スキル取れたか?」
『うん、取れたよ。多分、ミツキちゃんもとれたと思うよ。フランちゃんと話してみようか』
『こんにちはー』
≪こんにちはー?≫
『やった!聞こえたよ!』
「おお、良かったね。おめでとう」
『うん!お兄ちゃんありがとう。お礼にこれをあげる!』
ミツキちゃんは、四つ葉のクローバーを渡してくれた
『これは、幸運のクローバーなんだって。持っていれば、幸運が舞い込んでくるんだって言ってたよ』
四つ葉のクローバーを見てみる
【幸運のクローバー・ミツキの思い】
持っているだけで、幸運が舞い込んでくる
ミツキの思いがつまっている
LUK+100
え?なんだこれ
「ミツキちゃん、本当にいいの?」
『うん!私はお兄ちゃんたちに会えたのが1番の幸運だったから!ありがとうの気持ちを込めたよ』
「ミツキちゃんありがとう。大切に持っているね」
『うん!』
そういうと、ミツキちゃんはフランと話し始めた
『リューキたちは何を話していたの?』
「クエスト受けた。ナツさんとミツキちゃんの護衛をする」
『護衛?』
『そうなの、私たち引っ越そうと思ってね。その、道中を守ってもらおうと思っていたの』
『なるほど、私たちも行くからちょうどいいね。でも、レベルが低いからあげないといけないね』
「そうだな、まだまだ弱いからな。でも、あいつに勝てれば一気に上がると思う」
『あいつ?』
「ムーンウルフだよ。あいつを倒してもっと強くなりたい」
『言っていたもんね。それじゃあ、頑張ろうか』
「ああ、レベル上げにいこうかな?フラン」
≪どうしたのー?≫
ミツキちゃんと話をやめてこちらを向いた
「今からレベルを上げにいきたいんだが、行くか?」
≪いくー≫
『お兄ちゃんもう行っちゃうの?』
「うん、でもまた来るよ」
『わかった!待っているね』
「それじゃあ、ありがとうございました。また来ますね」
『ありがとうございました』
『バイバーイ』
『また来てね』
何でも屋をでた
「よし、スター行こうか」
手を差し出す
『…うん!行こう』
俺が出した手を握って歩き出す
≪いこー!≫
右前足を上に上げる
さあ、強くなろう
次回 レベル上げと炸裂!
土曜日までに投稿できるように頑張ります!