チュートリアル終了と始まりの町
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武器は片手剣や弓、それに杖にハルバード?だったかな。かなり種類があるな
「お、双剣がある。これにしようかな」
初心者の双剣 攻撃力+10
やっぱり、双剣はロマンがあると思うんだよな
「あの、双剣のメリットとデメリットはありますか?」
『はい、あります。まずメリットは2種類の剣を持つことができるということですね。状態異常の剣を2本持つことができ、毒や麻痺など1度に2種類の状態異常を与えることができます。』
確かに、状態異常は役に立つしな
『デメリットは、攻撃力です。双剣は武器の攻撃力がそれぞれ半分になってしまいます。攻撃力50の剣を2つ持てば100になるのではなく25ずつになります。
さらに、それなりのSTRが必要になります。』
「どうして、STRが必要なのですか?」
『STRが高ければ武器を振るスピードが早くなり、より攻撃しやすくなります』
「なるほど、わかりました。双剣で戦闘のチュートリアルお願いします」
『了解しました。それでは、モンスターを出現させます』
どんなモンスターが出てくるのかな
ピン
スライムが現れた
おお、少し透明なスライムが出てきた。
「もう攻撃してもいいのですか?」
『まずは、観察してみてはいかがでしょうか?』
観察か、よく見ればいいのかな
スライムLv.?性別?
あっ、ステータスみたいなのが出てきた。
『レベルや性別等が出てきたと思います。詳しく見るには識別のスキルが必要となります』
「識別か、探してみた方がいいんだろうな」
よし、とりあえず攻撃してみるか
「くらえっ!」
剣を振りスライムを斬りつけてみる。
グシャッ
スライムを倒しました
アイテム スライムゼリーを手にいれました
「あれ?1回で倒せた?」
『はい。リューキ様のSTRでは、スライムだと1回で倒せます』
「他のモンスターとは、戦えないのですか?」
『そうですね、わかりました。次はこちらのモンスターをどうぞ』
ホーリーラビットが現れた
ホーリーラビットか、光?なのかな
「ホーリーラビットはどんなモンスターなんですか?」
『聖なる力を扱うことができ、回復も攻撃もかなり高いです』
恐いな、もう少し見てみるか
ホーリーラビットLv.?? 性別 ?
これ、勝てるのかな?
「よし、行くぞ…」
ガッ!
「グッ?いってぇ、何が…あったんだ?」
HPが残り2になってる
顔を上げると兎の足が見えたのが最後だった
「あー、と?負けたのか」
『はい、HPが0になり、敗北しました。チュートリアルのためデスペナルティはありません』
「デスペナルティはどんなのがあるんですか?」
『はい、まず1時間のステータス半減とお金が半分になり、ランダムでアイテムを1つドロップしてしまいます』
「なるほど、わかりました」
そういえば、あの兎強かったな
「あの、ホーリーラビットはどこで会えるのですか?」
『第二エリアの先にいますよ』
「そうか、まずあいつを倒すのが目標の1つになったな」
『これで、戦闘のチュートリアルは終了となりますがよろしいでしょうか?』
「はい、大丈夫です」
『それでは、こちらがチュートリアル終了の報酬になります』
リューキはアイテム
・HP回復ポーション×5(20)
・武器(初心者の双剣)
・お金5000G
・謎の召喚石
を手にいれた
「ありがとうございます、この謎の召喚石は何なのでしょうか」
『そちらは、召喚をするのに必要なアイテムです。詳しくはギルドにて説明があります』
「なるほど、わかりました」
『そして、リューキ様にはこちらを』
リューキは称号【召喚士の道を歩む者】を手にいれた
称号だと?
「この称号は?」
『こちらは、召喚士の道を歩んでいくものに受け継がれている称号です。あなたがこの世界の召喚士という証明にもなります』
「なるほど、わかりました」
『これでチュートリアルは終了となります。他に聞きたいことはありますか?』
「はい、大丈夫です。ありがとうございました」
『それでは、リューキ様の冒険が今から始まります。この世界を楽しんでください』
「はい!楽しみます!」
光が大きくなって視界が真っ白になった。
光が開けると、中世のヨーロッパ見たいな町が広がっていた。
「ここは?どこだろうか」
『ようこそ!来訪者さん。ここは、ムツキの町だよ』
誰かが、話しかけてきた?見てみると、白い鎧を身につけた男の人が立っていた
「あなたは?」
『おう!俺はルーバだ。よろしくな』
「俺は、リューキといいます。ルーバさんよろしくお願いします」
『ハッハ、固いぞ、もっと気軽でいいさ。』
「そうか?なら、そうさせてもらうよ。聞きたいことがあるんだが…」
『なんだ?ギルドの場所か?』
「どうしてそれを?」
『来訪者は、最初にそれを聞きたがるからな』
みんな考えることはおなじなのか
「教えてもらえますか?」
『ああ、この道を真っ直ぐ進んで行き突き当たりを右だ。大きな建物だから分かりやすいはずだ』
「ありがとうございます!ルーバさん。今度、お礼しにきます!」
『良いってことよ、楽しみにしてるぞ』
ルーバさんと別れた。道を真っ直ぐに見た、沢山の人がいる
ここから始まるんだ、俺のもう1つの人生が!
「よし、行くか」
俺は目の前の道を歩き始めた…
次回は召喚します。(多分)