【1章2話】この世界の今と神の使徒
ジジジジジジジジジ
ピピピピ・ピピピピ・ピピピピ
アサダヨ!アサダヨ!アサダヨ!
カチカチカチカチ
「フゥーはぁー!」
いつものように3つの目覚ましを推し起きた俺は昨日のことは夢だと割り切っていた
「今日もいい朝だー学校行きたくねー」
「光!なんか荷物届いてるよー」
「えっ?…なんか頼んでたかな?」
ドドドドドド
階段を降りた先には今まで頼んできたものの中で1番大きいいや…長い箱がそこにはあった
「光!何頼んだの?」
「いや…こんなでかいの頼んだ記憶ないんだけど…まぁ!開ければ分かるでしょ!」
開けてみるとそこには長い黒い高級感溢れる箱と1枚の分厚い紙が入っていたそして紙にはこう書いてある
「どうも!第4宇宙7つめの銀河の地球に住む20歳以下の皆さん!まずは本人確認をしたいので下の○を親指で押してください」
「光!これはなんなの?」
俺は周りの声も聞こえずまるで吸い込まれるように髪に書いてある○を押した
「時影 光さんを確認しましたこれからステータスシートと光影刀(時雨)の説明を始めます説明をスキップしますか?」
えっ?なにこれ?ただの紙の字が変わって音が流れてるってか脳に直接語りかけてる?きたきた!なにこれ!ファンタジー!?まぁ…一旦落ち着いてまず説明は聞こう!
紙にはYesとNOと書かれていたのでYesを押してみる
「では説明を開始しますまず!今触って頂いているこの紙は説明終了後ステータスシートとなります!ステータスシートではパーティーの結成クラン加入フレンド機能など色々な機能がありますがそれは随時説明致しますまず!ステータスシートの1番の目的は身分証明と自分の能力値を見る事が出来ますその前にこの世界で何が行われているか話させて頂きます聞きますか?NOを選んだ場合強制的に役職を一般人に役職を設定します」
俺は迷わずYesを押す
「では説明致します!今この宇宙には魔法やスキルなどは存在しませんなので安全なはずだったのですがあなた方が地球の人々は化学というものを生み出しその技術が発展しすぎており…このままでは宇宙全体を滅ぼしかねないとあなた方が言うところの神は判断しましたそこで神々の間で話し合った結果それで滅びるのもまた仕方ないこととしてこのまま見届けることにしたのですが1人の神がこの世界を偉く気に入っておりこの地球を全力で滅ぼそうとしています他の神々がその神をどうにか止めようとしたのですがその神は禁止されていた悪の術に手を出し神でもどうしようもない力を得て地球に来ています今は地球を滅ぼすためのエネルギーと滅ぼすためのモンスターを生み出しているところですもう我々神々では彼を止められません止めるにはそれこそ相手以上にエネルギーと仲間をこの世界で蓄えなければいけませんそこであなた達に武器を与えるのでどうか強くなり彼を倒して上げてください!との事ですがあなたは神の使者になりますか?」
なにこれ!まじ激アツ展開じゃん!こんなん決まっとるやろ!俺にこの世界任せとけ!
そして勢いよくYesの方を俺は押した!
このことを後々後悔するなんて思いもせずに