【1章1話】バッタと彼とその銃声
【前説】この世界
31○○年この魔法もスキルも何も無かった世界の形は
10月1日周りはこの新しい空間・環境に自分なりになれ自分の場所を作りいつ崩れてもおかしくない安全を作り出した中俺は…俺は…ぼっちだ!別にー寂しくねぇーしコレが俺の居場所やしーそれに俺は別に話しかけられないわけではない
「おいボッチ!www」
ほら!あだ名はまだしも声かけられたぞ!
「パン買ってこいよ…いや…やっぱおにぎりかな!」
「俺はお茶なー」
違うからな…別にパシられてるわけじゃねーからなえっとえっと…あれだよ俺は優しんだよ!
「おい!返事はどうしたボッチ」
「はっはぃ…」
あーあー…もう認めますよ…いじめられてますよー涙涙
あーあー
「こんな世界滅びないかなー」
「きゃぁぁぁーー!!」
ん?どうしたんだ?
ドスッ!
「いてて…あのすいま…」
なんてことでしょうーさっきまであんなに賑わっていた廊下に見たことの無い大きさのバッタがいるではありませんか
「うぁぉーー」
なんなんだこいつどうすれば…てか足が動かない立ち上がれない…動けよ俺…
「ギシャギシュギギギ」
あっ…俺死んだーいやまてよでもこうゆう時ってなんか覚醒したり誰かが助けてくれたりはたまた…夢だったりするはず!まずは目をつぶればいいんよ!
「ドン!バン!ババババ!」
ん?これってもしかして…目を開けるとそこには自衛隊がいた…紛れもなく自衛隊がいた…と…考えてる時に…その自衛隊が食われた
「えーーーーーーー!!!助けに来たのに死んどるやん!」
巨大バッタがゆっくりこっちを見てくる
やばいやばいやばいやばい!あの化け物銃でも死なないなんてほんとに死ぬ死ぬ
「ぴゅん!」
「ギギャギャギギ」
バタン!
目の前にいたバッタが急に倒れた…
その時聞こえたのはバッタの気色悪い声と間の抜けない力の抜けるような音だった
そしてバッタが倒れたことで見えた先にいたのは
「うわぁーさすがこいつら専用の弾だなーてかこいつら完全に無駄死にやん馬鹿やなーだから専用の弾使えって言ったのにバカにして使わないから」
拳銃を持った小学生だった…
「えっ…えっと」
「お!逃げ遅れか…大丈夫か?怪我ないか?ないならとりあえず今日は帰れ多分明日このことについてじっくり国からあるから!」
「えっえっえ…??」
「俺に質問しても無駄だから早く無事なら帰れ!」
「わっわかりました!」
なにあいつ怖ーてか小学生に怖気ずく高校生って…
「ん?…ちょっと待て」
「はっはい!」
「お前の名前と歳教えろ」
「えっ!えっと時影 光 15歳高一です!」
「…おっそうか止めて悪かった帰れ!」
「あっ…はい!」
「時影か…」
謎の小学生は誰にも聞こえないような声で呟いた
恐怖と安堵を抱えたまま昇降口を出て学校から20分程でつく家へ…重いか軽いかも分からないもう壊れかけの足で家に帰ろうとした時平常心に戻ったからかあることに気づく
そう!僕は高校生だ!高一だ!15歳だ!
でもあの恐怖はしょうがないだろ!あんなの目の前にしたんだぞ!殺されかけたんだぞ!このズボンの濡れはしょうがない!
時影光高一おもらししました!
そして家に帰り親に事情を聞かれ事情を説明するが信じて貰えないなど色々あったが学校のことが嘘だったかのようにぐっすり眠れた