港国:転生人(リターナー)探し
今回から出てくるキャラクターのプロフィールを紹介するよ。
ガレット・ドラゴン。お気付きの人もいるかもしれないね。そう。エンリケの弟|(勝手に決めたわけではないよ?)小橋川瀬南の妹が転生した為。
後:ガレット・ドラゴン 前:小橋川結菜
根っからのシスコン(この世界ではブラコン)。
装備は、片手剣。
好物は、瀬南と同じ。
錬金チート野郎。
-翌朝8:30-
冒険者ギルド終焉の再来の朝は早い。
タルトがギルド内のテーブルやイスなどの準備や、カウンターの掃除(昨日の属性チェッカーの処理。)、通信鳩箱をチェックし、2…30個ほどの依頼書を両手に抱え、カウンターに置き、掲示板の空いている場所を探し、そこに掲示したりなど忙しい朝ではじまるのである。
「今日は、大漁ね♪」
と、タルトは、掲示板に依頼書を張り終え、ギルドマスターであるレモネードを起こしに行った。
「んにゃ~…。そんなにご飯食べられないよ~…。んあっ!!なぁ~んだ夢かぁ~…。」
と、私は(俺は)、言って、起きて、カウンターの汚れを綺麗にふき取った。
「おはよう。エン♪起きた?もうそろそろみんな来るわよ♪」
「あの…。タル姉ぇ…。」
「何?」
「タル姉ぇに伝えておきたいことがあって…。」
「私に?何かしら?」
と、まんざらでもない顔で私に(俺に)近づいた。
「実は…俺、転生人なんです。青白い光が天空を照らした時に落ちてきたんです。そこから。」
「そうなの?てっきり此処の人だと…。」
と、タルトは、言った。
生まれも育ちも此処の人って此処の人っていうんだぁ…。初めて知ったぁ…。
「それより…。マスター遅いですね…。」
「寝起きが酷いからね~…。」
と、タルトは言うと、彼女の背後から彼女の胸に向かって伸びる手が見えた。
「おは…。」
と、レモネードは、タルトの胸を揉みながら言った。
「エロジジィ!!!!!!」
と、タルトは、言って、レモネードの頭を両手でつかみ、床に叩き付けた。
「んぎゃぁぁ~」
と、レモネードは、顔を押さえながら、言った。
「おはようございます。マスター。」
「あっ。おはよう…。さっきの話を聞いたのだが…。」
「えっ?まぁ…。良いですけど…。」
と、私は(俺は)、言って、事の経緯をすべて話した。
「ほぉ…。では、マカロン達と一緒に転生人探しでもするがいい。最初の国は、ここから南に500m離れた港国にでも行ってみなさい。見つかるかもしれないぞ。」
「分かりましたぁ。行ってみます。」
と、私は(俺は)、言うと、扉が開いた。
「おはようございま~す。」
と、ティラミスやマカロン達、一般冒険者が言いながら続々と入ってきた。
「おはようございます♪」
と、私は(俺は)、言った。
「マカ♪ティラ♪おいで~。」
と、タルトは、言って、2人を呼んだ。
「何ですか?」
と、ティラミスとマカロンは、言って、近づいた。
「2人とも、エンリケと共に転生人探しをして貰いたい。」
「転生人探し?」
「拒否権はないからな。」
という、ギルマス特権によって、転生人探しというお仕事を遂行することになった二人は、お互いをみて、渋々受け取った。
「最初の目的地は、港国。だってさ。そこにいるかもしれないじゃん。いたら、ここに勧誘すればいいじゃん♪」
「そうだね。」
「んじゃ、行ってきまぁ~す。」
と、私達は(俺達は)、言って、ギルドを後にした。
-数分後港国内-
「急に転生人探しかぁ…。」
「着いた瞬間になに言っているの?」
と、私は(俺は)、言った。
「マスターの言っていたことが本当なら、いるはずだよ♪」
と、私は(俺は)、言った。
「分かった。」
と、ティラミスは、言った。
すると、港国随一の繁華街のある一画が賑やかになっていた。
急いで向かうと、ある少年が、お店の店主に泣きながら話していた。
「お姉ちゃんがいないよぉ~。」
「えっ?何処でいなくなったの?君の名前とお姉ちゃんの名前は?」
と、お店の店主は、親身になりながら言った。
「私は結菜。小橋川結菜」
「君の名前は分かったから、お姉ちゃんの名前だけ教えてくれるかな?」
「お姉ちゃんの名前は…小橋川瀬南…。っていうんだ…。」
「小橋川?知らない名前だね~。」
と、お店の店主は知らない名前を聞き、心配しながら言った。
「あのぉ…。俺、知ってます。」
と、私は(俺は)、言って、その子に近づいた。
「君は?」
「エンリケ・ドラゴンです。この子を預かっていいですか?」
「え?」
と、お店の店主は、困惑しながら言った。
そりゃそうだ。見ず知らずの男性が泣いている子を預かるって言ったら不審がるわなぁ~…。
「仕方ないっか…。魔弾:性別変更弾」
と、私は(俺は)、言って、銃剣にて自分の頭を撃った。
すると、性別が変わった。
魔弾:性別変更弾の効果である。しかも出血は皆無。性別が変わるだけだし…。
「小橋川瀬南です。この子の姉です。これで何か文句ありますか?」
と、私は、言って、泣いている子を宥めながら連れて行った。
「分かりました。良かったねぇ。お姉ちゃん見つかって。」
「うん♪」
「では。」
と、私は、言った。
-路地裏-
「お姉ちゃ~~~ん。」
「私に弟はいないんだけどなぁ~…。」
と、私は、困惑しながら言った。
「私だよ~!!結菜だよ!」
と、我が妹の結菜は、涙流しながら、言った。
「結菜も!?あっ。この姿じゃ分からないから。撃つよ♪魔弾:性別変更弾」
と、私は、言って、銃剣で我が妹の頭を撃った。
そして、妹を本来の姿に戻した。
「この姿のほうがしっくりくる。」
と、結菜は、言った。
「んじゃ、この世界の名前で呼び合うようにするから元の姿に戻すよ?」
「あっ。うん。」
「んじゃ…。魔弾:性別変更弾」
と、私は、言って、自分に撃ってから妹に撃った。
「戻ったぁ~♪」
「装備、買いに行かないとね♪」
「うん。」
「その前に、名前でしょ!?」
と、ティラミスは、言った。
「そうだね~。ガレット・ドラゴン。そう名乗ってねこれからは。」
「うん。分かった♪」
「さぁ~って武具屋にレッツゴ~!」
と、私は(俺は)、言って、弟の(妹の)手を握り武具屋に行った。
-武具屋-
扉を開けるとカランっと、音が鳴った。
「いらっしゃい♪」
「どうも。あのすみません。武器、見に来ました。」
「ごゆっくりどうぞ♪」
と、店主は、言って、カウンター席に戻った。
「ガレット♪どんな武器が良い?自由に選んでね♪」
と、私は(俺は)、言って、手を離した。
「うん。お兄ちゃん…。」
「自分の名前この姿では、エンリケって名乗っているからね?」
「分かった♪エン兄ぃ♪」
と、ガレットは、言って武器を見始めた。
「お兄さん。ちょっと♪」
と、店主は、言って、私を(俺を)カウンター前に呼んだ。
「はい?」
「装備している銃剣まさか…。あの名器、水無月と神無月ではないか♪」
「ん?そんな名前があるんだぁ…。意外。」
「どこで買ったの?」
「ドラリオン王国で買いました。」
「SSS級武器を…売っているとは…。」
と、店主は、言った。
シスコン…ブラコン。どんな兄弟(姉妹)なのかと…。思ってしまう自分がいる。
-------------------------------------------------------------------------
次回予告:ここで出会った弟(妹)を連れ、装備を調えようとする一行。
調えた一行は、終焉の再来へ向け歩こうとしたが…
次回予告『いざ終焉の再来へ』




