表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
71/87

第八章第一話

高二になった年(1982年)が暮れようとしていた。良いことなど何も無かった年だった。悪いことはてんこ盛りにあった年だったが。若い私は自分の部屋で音楽を聞いていた。この頃良く聞いていた、佐野元春だった。佐野元春懐かしい名前だ。彼の都会の生活を歌ったお洒落な歌が田舎の若い私をいたく刺激した。この人の歌が、私を都会へと導いたのだった。 高二の時は、良く音楽を聴いた。洋楽、邦楽共に良く聴いた。17歳近辺の年頃は、大人でもなく、かといって小さな子供でもなく、身体だけが大きくなったが、非常に中途半端で、自分自身のコントロールがうまくいかない年頃だった。何者にもなれそうだったが、何の力もない学生だった。毎日、歯痒かった。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ