表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
39/87

第五章第一話

ミクとは何事もなく終わった。淡い期待だけを抱かせて。

ミクとは何もなく終わった。あっさりとそそくさと帰っていった。若い私に淡い期待だけ抱かせて。

高二の夏休みも過ぎ去ろうとしていた。そんなある日、俊ちゃんから電話があった。俊ちゃんとは、進路の違いから、理系に進んだ俊ちゃんとは、クラス替え当初は疎遠になっていたが、この頃、また仲良くしていた。

「明日暇だったら、S海岸へ泳ぎに行かねぇ?」ミーコとの一件以来、大して面白いことがなかった若い私は、「おぉ、行くよ。」と即答した。女の子はいそうもなかったが、これが私に似合いの夏休みの感じがした。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ