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第三章第九話

ミーコとの再度の約束の日曜が来た。

ミーコとの再度の約束の日曜になった。私は今度は若い私と同化せずに、どこでもドアで公園のトイレに現れ、二人の成り行きを見守った。 そして運命の待ち合わせ時間が来た。公園の東側の方から、ミーコが現れた。ミーコはぐるりと公園の中を見回し、若い私の姿を見つけて、小走りに近づいてきた。

ミーコが若い私の姿を見つけて、駆け寄ってきた。私は、若い私と同化した。ミーコが目の前にやって来た。「この間は、来れなくて本当にごめんなさい。連絡する方法を思いつかなくて。」ミーコは初めて会った時と同じ、涼しげな声で謝ってきた。「気にしてないから、そんなに謝らなくていいよ。」若い私は、やせ我慢して答えた。本当にすごいやせ我慢だ。あんなに落ち込んでいたくせに。とにかくミーコとの初デートが始まった。

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