表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
14/87

第二章第四話

誰かが階段を上ってくる足音が聞こえた。のぶひでの鼻づまりの声が聞こえてきた。

誰かが階段を上がってきた。のぶひでと若い私だった。「絶対、誰にも言うなよ!」懐かしい、鼻づまりののぶひでの声だった。「わかってるよ。しつけーな。」何やら、好きな女の子といちゃついた話らしい。相変わらず、存在自体が軽い男だった。

のぶひでは煙草に火をつけて、深々と吸った。若い私もテーブルの上のセブンスターをくわえて、吸い始めた。のぶひでが怪しげな粉末を取りだし、煙草の吸い口に塗り込み、吸い始めた。「おぉー、きたきた。強烈だぜ。おれの中学の先輩が誰にも言うなよ、て、くれたんだ。おまえもやるか?」挑発的な口調で問いかけてきた。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ