俺たちの聖地 屋上
どうも、豆狸です。この小説が1番最初に書いたのですけどあんまり上手く書けてないかも、、、です。面白くてもつまんなくてもどしどし感想書いてください!(無理して書かなくも良いけど)よろしくお願いします!
1学期の期末テストも終わり、カラッとした風を受けながら1人屋上で昼飯を食べていた。すると
「しゅーじ!」
後ろから背中をドンと叩いてきた。中学校からずーっとモブキャラ生活を送っている俺ではあるが、唯一の友達、いや、幼馴染がいる。東海林春香は、俺と違って超がつくほどの人気者である。幼い頃からずーっとバスケをしていて、高校に入ってからはスカウトからも注目されている。しかし俺なんて1人で昼飯を食べるなんてことが当たり前になっているけれど、なんで俺なんかに?って思うほど突っかかってくる。
「まーた1人屋上で食べてる。もう屋上行くの禁止ね」
え、それだけは困る。春香さまぁー、、、。
「良いじゃん。別に」
「じゃないとみんなが困るじゃん。特に私とか」
でも俺が1番落ち着くのはここなんだが、、、。
「まあ修二が良いって言うならいっか」
よ、よかったぁー。
「私も毎日来よっかな。屋上。」
な、なんだって?それはなんか嬉しいわ。
「本当に?俺じゃなくてももっと良い友達がいるのに?」
「私にとっての良い友達は、修二なんだけどなー?」
う、完全におもちゃにされた。でも明日から来てくれるならいっか、、、。
それから毎日お昼休みに屋上に来て俺と一緒に真剣な話も、そうでない話もした。それが俺のモブキャラ生活の唯一の楽しみだったのかもしれない。
ある日いつものように屋上に行っても今日だけは来なかった。
「休んだのかな」
俺はそう呟いた。まあ、他の友達もいるだろうしいっか、で終わっていた。でも俺は後から信じられないことを聞いてしまう。