表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

あの手再び

作者: sakana

舞台:現代

小説:あの手再び


以下本文

 なぜあそこへ向かったのか、今でも後悔する。何があったかは、このスレを見ればわかるだろう。

誰かの参考になるか、それともネットで都市伝説になるだけだろうが。

 俺はある日、ネットの2chであるスレを見つけたんだ。そこには、モザイクの掛かった人影と、海辺の一軒家の写真が投稿されていた。それと「〇〇県・〇〇市にて、魚人間激写!」と最初の書き込みがあった。スレを追っていくと、投稿者はモザイクの掛かった写真を、別のスレから持ってきたようで、「〇〇県・〇〇市にて、魚人間激写!」、もそのスレに書き込まれていたそうだ。だが、元のスレは既に消えていたそうで、とっておいたリンクでもページが見つからなかったという。

投稿者が言うには、そのスレには数分前に2・3件すでにで書き込まれていたそうだが、いくら待っても誰も書き込まなかったそう、話はまだまだ続く雰囲気だったというのに。

 ここで、さらにスレを追っていくと「なぜこの画像を保存してまで別のスレを立てたんだ?」と至極まっとうな質問があった。それに投稿者は「この画像に心当たりがあるんだ、詳しく書くから待ってくれと」と回答、しかし何時間待っても書き込まれない。

 3時間くらいたったとこで、どこぞの特定班が画像が撮影された場所を投稿した。市まで分かっていたから、容易だったとか。そこでスレは加速し始める。なんだなんだと騒いだとこで、誰かが「実際にスネークしないか」と言ったんだ。そこで俺は悩んだが、行ってみることにした。まだ投稿者も現れていなかったからだ。だが、今思うと後悔する、あそこへ行かなければこうはならなかった。

 俺の住んでいた市と隣り合わせだから意外と早く着いた。近くの駐車場に車を止め、画像の家に向かった。だがその家は様子がおかしい、いや何か不可解な点がある分けでない、しかしその家は異様な雰囲気を醸し出ていた。だがその時は好奇心が勝った。ライト代わりのスマホを片手に家へ入った。

だがすぐにドアが閉まった。まるで外から叩き閉められたようだった。その時はさすがに怖かった。

まあそのあとに体験したことに比べれば、なんてこともない。

 廊下を進むといろいろなものが置いてあった。ホラーゲームみたいだった。今となっては珍しい黒電話に悪趣味な棚、だが一番印象に残ったのは絵画だった。それはスーツを着た人が描かれていたがその顔は思い出したくもない。なぜならまるで魚のような顔、ぶよぶよの肌、ぎょろっと飛び出た目玉、

それはとても言いようのない不気味な、人とも呼びたくないものだ。そして確信した。

それがあの写真のモザイクの人影そのものだと。

その時恐怖した。急いで振り向き、逃げようとした。だがその時、後頭部を何かで殴られ倒れた。だがその一瞬に絵画と全く同じ影が見えたんだ。今思えばその時から自分はおかしくなった。

 目を覚ますと、近くの病院にいた。医者が言うには、海に浮かんでいたところを釣り人が見つけ、

救助したらしい。そしてあの家はここらでは有名な場所で、昔クスリの密造につかわれ、今でもその成分が漂っているらしい。しかも人を狂わすには十分な量だという。

その時は納得して、幻覚を見て転び、頭を打ったんだと思った。

 多少の入院をして家に帰るとどうも疑問が湧いてくる。

最初の写真はなんだったろうか、確かに病院では納得したが、あれは合成ではなかった、なんでかわからないが、確信できる

退院したその日から今まで、ずっと夜に不気味な夢を見る、あの化け物が身近に紛れている夢だ。

それで確信した、あれは幻覚でも何でもない、ただの事実だと。それで毎日見るんだ窓にあの怪物を


中学生が執筆しました。お手柔らかにお願いします。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ