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私は静かに暮らしたい  作者: あやぺん
本編

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34/43

同時お見合い2

 縁談を始めるとこういう、断る場面も出てくることは親からも、先に結婚した兄や姉、学校でも学んできたけど強いお申し込みを拒否するのはこれが初なので大緊張。

 イオも強いお申し込みではあったのに、これが初と思うのは彼のお申し込みを本気だと思っていなかったからで、今怖くてイオにはかなりズケズケ言えたのは最初から心の中で彼の人柄を認めていたからだろうと感じたので、やはり比較考察は大切。


「私は子どもが苦手な方は好みません」

「苦手なのは子ども全般ではありません。あの時に理由もお話ししましたがそれでもですか?」


 私はどちらがこうとは話さなかったのに、イオは何も言わなかったけど、トオラがすかさずこう口にしたから自覚があるってこと。


「あの時、貴方は私にこう言いました。傷物にならなくて良かった。つまり傷跡があったら傷物で嫌だということです」


 今、空気がかなり冷えた気がする。隣の部屋と居間を仕切る襖が少し開いていると気がついて、この場にいない母だろうと推測。

 貴方が嫌がった傷物だと見せようと思って袖を捲って腕を見せて、髪をまとめて手拭いを巻いているから見えるこめかみから首の方へ続くところも手で示した。


「このように貴方から見たら傷物ですのでお申し込みを取り下げるとええと思います」

「あ、あの……。すみません。軽い火傷だと聞いたので、色々分かっていなくて。良い医者を探してなんとか見栄え良くなるように探します」


 見栄え良くなるようにって結局傷物は嫌って意味なので、やっぱり私はトオラの根本的なところが嫌。


「開き直っていますし友人を助けた証なので武勲くらいの気持ちになっているので結構です。私にはええけど、病院で他の方々に労りの言葉、お大事にすら言わないところが嫌です。包帯だらけでこっちが不安なのに傷物がどうとか傷つきました。なのでお断りさせていただきました」


 兄の頬が引きつったし、愛想笑いを保っている父の顔色も悪い。私は親にも兄にも姉にもトオラのどこが嫌だったか具体的には話していなかった。


「絶対に彼女がええって言うから色々調べて、性格良しだと良い評判だから大賛成したけど、お前がそれに釣り合う男になっていないじゃないか! 傷物どうのなんて、他所様の大事な娘さんになんて事を言ったんだ!」


 トオラの父が少し声を荒げた。


「自分はそうならなそうで良かったと言うたんです!」


 これまで凛としていて静かだったトオラも声を荒げた。


「ご友人を探して怪我をした。とても優しい勇気のある女性だから。そういう方は家族も大事にしてくれるって、お前が大事にする気配がない。俺は息子の父親の前に娘の父親なんだ。そんな男は門前払いだ門前払い。地区兵官と一緒に働く事務官なのに病院でお大事にも言わないってなんつう人でなしだ」

「緊張していて周りが見えていなかっただけです」

「そうですよお父さん。緊張していたら変になるし口も滑るというか、気遣ったのに裏読みされて誤解されることもあります。人の優しさに気がついて惹かれるってことは、本人にもそういうところがあるからのはずです。俺を大事に、ではなくて家族を大事にと言ったならなおさら」


 イオがトオラを庇った。ここはトオラを勧めた兄がこれをするべきだったのでは? と思ったら父がそういう目で兄を見つめていた。その兄は顔をしかめてトオラを凝視していて気がついてなさそう。


「いえ、息子は昔から人の気持ちが分からないような言動が目立つから注意してきたんです。直っていると思っていたらそうでもないと分かったので今のうちに直させます」

「女性は見栄えを気にすると思って、気の利いたことが言えなかっただけです。その、女たらしは口から出まかせというか、口が上手いから気を引けるんでしょうけど……。練習します。良い言い方を出来るように」


 良い言い方をしたって心の中で違う事を考えて他人に優しくない人は嫌だと言い返したいけど、今この場であれこれ拒絶するのは良くないだろう。


「何を言うているんだ、恥ずかしい。口先だけ飾ったり猫を被っても無駄だ。そういう問題ではない」

「父上、そういう問題でしょう。怪我の跡が残らなそうで良かったと言うたのに、このように言われるなんて、気遣いをはねつけられたんですよ!」

「傷物なんて言葉を選んだからだろう! 今、そうやって言葉選びを出来るのになぜしなかった」

「だから緊張ですって」とイオがまたトオラを庇った。


「すみません。お申し込みは取り下げて次に備えて息子を再教育します」

「なぜ取り下げないといけないんですか」


 この状況でなぜ粘るのだろう。


「取り下げなくても断る予定でしたので、気の合う別の方と良縁を結んで下さい」


 父がこの言葉を口にしたら、兄も掌を返すようでうんうん、と首を縦に振った。母の言う通り私達家族は兄がお嫁さんに捨てられないように気をつけないといけないし、義姉を気にかけないと。

 今夜の見る目のことは前回イオに喧嘩を売って言い負かされたからだろうし、トオラに失言もなかったのだろうけど。


「父上の言う通りです。妹をうんと大事にしますというのと話が違います」

「今の話でそこまで言われる筋合いはありません!」

「娘は気が強いのであれこれハッキリ言うところがあります。他にも何かありそうなので聞いていかれますか?」

「息子に説教をしたいので是非、お願いします」


 えー……。明日からイオが二週間居ないので逆恨みが怖いから言いたくないけど、イオがタオやハ組、ネビーあたりに助けを求めてくれるだろうか。


「いえあの……。そんなに色々は……。その、軽い怪我だと聞いたからと言うて、手に包帯を巻いている人に痛くなさそうだから自分でみかんを剥け、というのもちょっと」

「そんなことしていません。あなたが俺が食べようとしたみかんを食ると言っただけではないですか」

「手の様子が分からない人が目の前にいるのに、それを無視して自分だけ食べようとしたから、剥いてくれてありがとうございますとわざと言うたんです。もしかしたら気遣いかもって。結果、違いました」

「お前は持っていったお見舞い品を自分も食べようとしたのか」

「違います。ミユさんのお見舞いに来た方が俺と彼女に一つずつどうぞとくれました」

「別に食べたい訳では無かったけどあの流れはちょっと。しかもわざわざ怪我している手に向かって剥いたみかんを渡されてなんなのこの方は、と思いました」

「ははっ。本当にハッキリと話せる方でこれは短所で長所ですね。トオラ、言い訳せずに黙って聞きなさい。誤解だとしてもなぜ誤解されたのか考えるべきだ。今のは教えてもらえたから分かるな」


 何か言いかけたトオラの頭を父親が軽く押さえた。


「少し前に、長く生きられないかもと言われている子が自分は元気だからその手の代わりに手紙を書くと言うてくれたので余計に。私はイオさんと縁がなかったら次はその子とお見合いします」

「子どもとお見合いって、ああ。少しだけ年下で元服直前ってことですか」


 トオラの父にそう言われたけど私は首を横に振った。


「十年はかからないですが、そのくらい待たないといけません。自分が元服した時に誰のお嫁さんでもなかったらお見合いしてとお申し込みしてくれたから、お見合いすると約束しました。辛い時に誰かに優しく出来る人は本当に優しい人だと思うので、きっと中々その子以外に目移りしないと思います」

「十年ってそんな子どもにそういう気持ちを抱くって気持ち悪いですよ。少し辞退したくなり「あの子達の誰か⁈ インゲだろう! 絶対インゲだ! イオさんがミユさんを泣かしたら俺がお嫁さんにもらうって本気じゃないか! うわぁ! インゲは強敵だ! あいつはどんどんええ男になっているから逃げきらないと!」


 嫌そうな顔をトオラに向けられてあっそ、と思ったしトオラの台詞に被せて声を出したイオはイオで彼らしいと笑いそうになった。


「今、そういう気持ちなのではなくてその子の気が変わるまで、気が変わらないなら大きくなるまで待ちたいという意味です。本当、私からするとトオラさんはいちいち失礼です」

「失礼なのはそちらです!」

「ではお申し込みしたくないでしょうから良かったですね。私の欠点を目の当たりに出来て」

「……。あの、いえ、そこまでは言うてないです……」


 何で勝ち気で口の悪い女性は嫌だってならないの?


「それなら続けますけど、あの日同室だった方が親に頼まれて軽く私達の様子を見て下さっていましたけど彼女にも貴方は勧めないと言われました」

「息子をより良い男にしたいから理由を教えてもらえますか?」

「そうなったらとてもすとてときな男性でよりどりみどりそうだから教えます」


 父親がしっかりしていそうでトオラが嫌がらせ手紙みたいなことをしないようにしてくれそうなので話してしまおう。

 私がトオラに帰って欲しそうだったから、同室だった女性が気を回してくれたこと。その時のトオラの言動が嫌だったことも話して「私に優しいとしても、周りに不親切な方は嫌です。なのでお申し込みは受けません」と口にしたら最初にイオが声を出した。


「怖え。俺を拒否していたミユさんと同じ。ひえええええ。でも正論というかそこは直さないと他の女も嫌がりそうです」

「……勝ち誇った顔を向けないで下さい」

「いや、まだ勝ってないです。イオさんと明日結納、明日祝言したいの、って言うてくれていませんから。引き下がりたくないなら今のを直して百夜通いに挑戦するとええですよ。何かが起こるかも。百日経つ前でしたけど、俺には起こりました。なんでかイマイチ分からないけど」


 イオは腕を組んで「やっぱり強めに申し込んでくる奴が出てきた」とため息を吐いた。

 

「イオさんはいつも周りの方々にお見舞いして回っていて、今も不定期に病院や寺子屋へ行っていて、皆さんから人柄を褒められているからそういう他人の評価も参考にしています。私は私だけではなくて他人に優しい方がええです」

「棚からぼた餅。謎が一つ解けた。火消しの日常がたまたまええ作用をしたってこと」

「ヤァドさんやナックさんにイオさんは普通の火消しよりもそうだと教わりました。だから薬や医学の勉強は熱心って。数少ないええところだって言うていましたよ」

「数少ないって、悪いところをあれこれ言われた?」

「ええ」

「ちなみに何?」

「うるさい、落ち着きがない、バカ、たまに話を聞いていない、寝起きの機嫌が悪い、たまに中々起きない、考えて相手を選んで遊ぶだけマシだけど女にだらしがなかった、嫌いなことから器用に逃げる、書類仕事を押し付けてく……」

「他も大体分かるからもうええ! あっ。ちなみにネビーにも言われたことがある?」

「親宛の手紙で女遊びはこういう内容で、イオさんの欠点はうるさい、落ち着きがない、俺もバカだけど同じくらいバカ、たまに話を聞いて……」

「もうええ! 筒抜けだ! あいつらは女の味方だから俺の味方をする気が全くない。畜生、ヤァドやナックにやり返された。ネビーにいつかやり返してやる。親父や兄貴やタオや他の誰かにも何か聞いてる?」

「お兄さんとタオさんに、見た目はすこぶる良いけど中身は残念。こんなだけどと色々言われました」

「だから格好つけても無駄。白目」


 余計なことを言うな、ではないだろう。そこもイオの良いところだと彼の友人達から教わっていて、本当な気がしていたけどやっぱりその通り。


「私も欠点だらけです。真面目な努力家で家族のために買い物をするところなどトオラさんの長所を一番評価する方はどこかにいます。私は別のところが評価基準で気も合いません」

「ミユさん、彼がミユさん好みに改善したら俺みたいに結納する? むしろ祝言?」

「もちろんそうだと思います。恋穴落ちするのではないでしょうか」

「時間差だ。俺がたまたま先に申し込んだだけってこと。油断していると蹴落とされる。女も男も取り合いだけど俺の欠点のうち、過去は変えられないから不利だ」

「多少の失言とかなり嫌な過去だとそうですね。有利なのはトオラさんです。しかし、とにかく今夜の時点ではお申し込みは受けません。結納延期もしません。そちらも私の欠点を垣間見たと思うので考え直して下さい」


 父に席を離しなさいと言われたので離席。兄とイオもそう促されたので三人で廊下に出たら兄がイオに「多少ええ話は聞いているのでまぁ。でも他に良さそうな男がいたら比べてみて欲しいなと。妹が後悔するのは嫌なので」と小声で告げた。兄が歩いていくから三人で玄関へ向かった。


「そりゃあ当然です。こんなはずではなかった、と言われたくないです。開き直る訳じゃないし悪いところは直しますけど、ご存知のように俺はわりと開き直る性格なんで」

「ごめん、ミユ。良さそうだったからつい。色々知らないのに」

「知らなかったことより見抜けなかったことを反省して下さい。お兄さんも言葉選びが下手で気が利かない仲間ですからね。お義姉さんに逃げられたくないから勉強して下さい」

「……はい。いや、でもさ。トオラさんと話したのはこの短い時間だけだ。ミユ達が来てからはん? って分かった。彼の言い訳も少し分かるけど」

「彼は自分中心みたいなところがあるようなので、こひではなくても誰かを本当に想ったら変わるかもしれません。人はどんどん変わっていきますから。私は親でも友人でもないから関わりたくないです。お兄さんのことは関わります」

「俺、縁談話ではミユの足を引っ張ってばかりだな」

「いえ。イオさんに喧嘩を売ったから、口喧嘩を買ったイオさんの態度の悪さを知れましたよ。足を引っ張ったのではなくて兄としての威厳がただ下りの方です」

「うおっ。流れ玉!」

「ちょっと、何で俺の体で防御するんですか」

「ただ下り兄弟だコン! こんなのミユが姉みたいだから俺が兄貴だ! コン次郎。今度飲むぞ。気遣いがどうとか嫁は家宝だと騒ぐ水組にしごかれろ」

「コン次郎ってなんですか⁈ 飲むのも自己改善を助けてくれるのもええけど変な絡み方はやめてくれ」

「俺の友人達には俺も含めて変人しかいません」

「用があって来たらたまたま結婚お申し込に来たので留まって居ました。自分はこれで失礼します。ミユ、父上と母上に近いうちに説教されに来ますと伝えてくれ」

「はい。私とお姉さんも加わりますね」

「それよりも気遣い出来るからモテる男やモテそうな男を見せて、コソコソどこが良いかお兄さんに解説すると分かりやすいと思うよ」

「お兄さんの手本は職場や友人方がいるはずなので、解説が大切ということですね」

「そうそう。手本や見本って大事。気遣い屋のミユのお姉さんとお母さんもそうだから、三人でお兄さんを甘やかしたんだろうな。言うよりやった方が早いとかなんだかんだ」


 指摘されたらそうかもしれない。こうして兄を見送って、その流れでイオも帰るとなってしまったので残念過ぎるけど、我が家に居られる状況ではないし、明日の出発は早いそうだから仕方ない。


「……予約は本気だコン。覚悟しといて」


 何かと思ったらイオはキツネにした手で私の唇に触れて、あっという間に玄関を飛び出して扉を閉めた。

 この日は早く寝て、夜明け前に起きたけど、大雨だし夜も同然だから付き添って欲しい父は全然起きなくてイオの見送りに行けず。

 初日でかなり寂しいのに、その日の夜の早い時間にトオラが家に押しかけてきて玄関先で父が対応。会わなかったら二日目も来て、三日目からは花を持ってきて、父に「ミユが有利なんて言うたし、イオさんの言葉を間に受けたのか、百夜通いする気だ」と告げられた。


「イオさんが通い続けてミユの頑なさをへし折ったから自分も、ということのようだ」

「……なぜそんなに私なのですか?」

「最初の手紙に書いてあったようなことを言って、だからこんなに優しい女性はいないと思うとか、今日知ったけどそもそもその前からお前を知っていたらしくて色々褒めてた」

「前からですか?」

「生活圏が被っているからな。図書館とか八百屋や魚屋で見かけていたそうだ。自覚していなかったけど火事で見かけて自覚して、ミユが火事の被害に遭ったから、人はいつどうなるか分からないと思って今回のお申し込みだそうだ」

「今さら気がついたんですが、あの時怪我した私を見たのなら怪我がそこまで軽くないと分かったのでは?」


 私はもう父にトオラとの会話やその時の周りの評価も教え済み。


「逆だろう。イオさんに抱えられて出てきた時、俺は良かったと安堵した。蓋を開けたら逆で肝が冷えた。(すす)などでよく見えていなかったんだ」

「そうだったんですね」

「入院中、元気だとついつい思ったけど実際はそうではないのはお医者さんから聞いていた。彼もパッと見、元気そう、良かった。だから軽いと思い込みだ。返答が知りたいからもしも明日来たら今の台詞を言うてみる」


 父に、トオラが今夜持ってきた桔梗(ききょう)を渡されて、花に罪はないけど自分の部屋に飾るのは嫌だから居間の床の間の花カゴに生けた。

 翌日からは人がさらに増えて驚愕。しかも相手はニ組のコンで私は彼に会わなかったけど「女にふらふらしていた奴にビシッと首輪をつける女は相当ええ女な気がしますのでお申し込みします」とお店で買ったような花束を贈られたと父に言われた。

 イオにキツネの真似でコンコンって言われてふざけられた後なのでコンという名前を聞いたら少し和んでしまったけど、三股男性は論外である。


「お父さん。三股男性は論外です。トオラさんの倍以上あり得ないです」

「断る前に毎日来るんで、と帰っていったからまた来そうだ」


 翌日、文通を断ったわりと近所の男性も増えて合計三人になり、イオを気にする女性の中に彼らを気にする女性も増えて何人もの女性が私を見にくるから不快。

 コンは本気のお申し込みではなくてイオに嫌がらせっぽいのは話す内容ですぐに分かった。私を待ち伏せするから鬼ごっこ、かくれんぼみたいになって家から出るのが嫌になってくる。

 これが噂の調子に乗ると誰とも縁なしで婚期を逃すという婚前モテ期や騒動のようなので、早く静かに暮らしたい。

 少しして、我が家に来なくなったトオラは私の相談に乗ってくれる練習文通相手に惹かれていったらしいと父から聞いて、コンは「可愛げがなさすぎてイオの趣味がサッパリ。現れないから嫌がらせにもならない。本命女じゃ無いのか〜」と私に腹の立つことを告げてから来なくなり、近所の方は普通に諦めてくれた。

 イオは二週間が過ぎても帰って来ず。平穏で静かな生活が訪れてホッとしているのに、彼の騒がしさだけは恋しい今日この頃。

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