2人の兄の恋
しばらくして、セシル様から手紙がきた。
もう一度、ブレスレットを拾ってもらったお礼をエドワードにしたいが、どうすればいいか?
と言う相談だった。
実は前回王宮へ呼んだときに、帰りに何か困ったことがあったら、私に相談してほしいと言っておいたのだ。
もし、お姉様に言うには恐れ多い事や言い難いなら、わたしが相談にのるからと。
そしてその言い辛い事だったのかな…
ちょっとだけ、そんな予感がしていたが、セシル様もエドワードが気になると言う事か。
どうする?どう2人を取り持ってあげようか…
このままエドワードの婚約者にしたら、イザベラ様の怒りを買いそうなんだよな~
うーんどうする?
とりあえず、手紙でも書いてもらおうかな…
そこから、勝手に進みすぎないように、見張りながら調整して
うーん出来るかな?
恋は人を暴走させそうだ。
まあ、とりあえずはセシル様からのお礼の手紙だな。
それと、イザベラ様を少しシャットアウトしてもらうように相談をしよう。
これは、お兄様に言った方がいいかな…
よし!
私は先ずセシル様に今は直接は難しいので、とりあえず手紙を書いて欲しいという内容の手紙を書く。
エマリアを呼んで、先ず手紙を出してくれるよう頼み、ルイスにお兄様に会いたいので、都合を聞きに行ってもらえるように言伝てる。
少しして、エマリアが戻ってきた。
ルイスが午後に時間を取ったとの返事をもってきてくれたと言う。
早速エマリアが支度に取りかかる。
兄妹で会うんだから、そこまで磨かれる必要はないのに、私を着飾る機会がすくない私の侍女たちは、ちょっとでも外出予定が入るとテンションが上がるらしい。
なんとなく申し訳ない気持ちになって、嫌とも言いづらい。
数時間後、お兄様の所へ行くと
アリシア様と楽しそうに話をしているところだった。
「シルビア様、お久しぶりでございます。その節はいろいろとありがとうございました」
「アリシア様こんにちは、お元気そうで、安心いたしました」
「フレデリック様がお気遣い下さっているからですわ」
と頬を赤らめながら微笑まれました。
おや?
お兄様を見ると、こちらも何やら照れているご様子
「お兄様そろそろお決めになってもよろしそうですわね
もうプロポーズは済みましたの?」
私がニッコリ笑って聞くと
2人で顔を合わせて、真っ赤になってますね
「お兄様、アリシア様おめでとうございます
お兄様、早めにお父様にご報告くださいな」
私は兄を急かした。




