契約
部屋に帰えると、みんなに怒られた。
ルイスやエマリアにはとても心配をかけちゃったから、大人しく小言を聞いていました。
やっと1人になって、ホッとしていると、アレクサがいきなり飛び出して来た。
「アレクサどうしたの?
何か、慌ててる?」
《さっきいた人、精霊を知ってるの~》
「え? もしかして精霊と契約した事ある人って事?」
《そうだよ~》
それは、やっぱりイザベラ様だよね?
だって今日私が会った人の中でアレクサがペンダントにいるようになってから、会ったのが初めてなのは、イザベラ様しかいない。
では、やっぱりイザベラ様は精霊と契約したんだ。
「アレクサ、その人がどの精霊と契約したかわかる?」
アレクサは少し考えて、
《うーんとね 闇かな?》
ビンゴ!
◇◇◇◇◇◇◇
━イザベラの部屋━
どうして、いつもいつも陛下に失態を見られるの?
この前から、陛下が私を怒る、責める。
前は何も言わなかったし、あんなに怖い顔で見られる事もなかったのに…
どうして?
私は悪くないわ、だってあの子がいつも私やエドに迷惑をかけているのだから。
あの子の所為で私が陛下に嫌われるなんて、許せない。
死んだマチルダもシルビアも許さない。
私だけがハロルドの事を愛しているのよ
このままでは、私だけが悪者になってしまう。
どうにか、どうにかしなければ…




