↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
22/42

21話〜1週間経ち〜

「テツありがとう!」


「あー、1週間かけたからな、試運転もばっちりだ! 美味い酒用意しろってヒカルに言っとけ」


「わかった伝えるよ!」


「テルさん車も出来てますよ! 今日届けに行くんですか?」


「マサもありがとう、ヒカルも喜ぶよ! これから行くけど、マサも行く?」


「はい、行きます! すぐ支度して来るんで待っててください!」


「うん」


「おいテル、あいつ最近やたら街に行きたがるんだが何かあったか?」


「どうだろう? 助けた冒険者とか城や孤児院の人とも仲良くなったからね、それでかな?」


「それならいんだけどよ……ヒカルに惚れたとかはねぇよな? それだけは勘弁してーんだよ」


「そうなの? 確かにヒカルだもんね……」


「いや、ヒカルはいいけどよ、王家とはもう勘弁だ」


「あっ、そうだね……後で聞いてみておくよ」


「そうか! 頼めるか? 頼むぞ!」


「お待たせしました! テルさん行きますか!」


「うん、それじゃテツ行ってくるよ!」


「あー、それじゃテル頼むな!」


「テルさん、ヒカルさんの車で行きましょう、試運転しておきたいし、僕運転します!」


「そうだね頼むよ!」


 ヒカルに脱穀機と車を頼まれてから1週間、完成品を届けに行こう。今日はそれにテツからの頼まれ事も……頑張ろう……。


「車問題ないですね! 調子いいです!」


「うん、いいね!」


「そう言えば村出る時、親父に何か頼まれたんですか?」


「えっ!? いや……あれだよ! ヒカルに美味い酒もらってくる様に頼まれたんだ!」


「親父は本当に酒好きだな……」


「そ、そう言えばマサは好きな子とかいるのかな?」


「えっ!? そんな急に、ど、どうしたんですか? テルさん!」


「えっ!? いやなんとなく……もしかしてヒカルとか?」


「ヒカルさん? まだ子供じゃないですか? しかも本当は男の子なんですよね? 親父が言ってましたよ」


「そ、そうだよね……ははは」


「そうですよ! そんな訳ないじゃないですか! 着きますよ」


「そうか……そうだね、うん」


「あれ? あそこにいるのマノンさん達じゃないですか?」


「ん? マノンさん達だね、仕事かな?」


「あっテルさん! マサ君も!」


「こんにちは!」


「テルさん、先日はお礼も出来ずに……ありがとうございました」


「いえ、カロルさん元気そうですね、その後は体調どうですか?」


「はい、もうすっかり元通りです」


「よかったです、アンナさんはどう? 1番重症だったもんね」


「えっ!? あっ、あの、はい! 大丈夫です!」


「よかった……3人で仕事行くとこかな?」


「あたし達はギルドに依頼見に行くとこですよ、テルさんもギルドに?」


「ぼくはお城に用事で」


「それじゃ途中まで一緒ですね!」


「あのテルさん、僕ちょっと孤児院に届け物があるんですけど……」


「そうなの? それじゃ先にお城行ってるよ」


「はい! それではちょっと行ってきます!」


「あっマサ君! あの、この剣返し忘れてて……」


「えっ、その剣ならあげますよ! それでは行ってきます!」


「えっ!? マサ君? 行っちゃった……」


「もらっておきなよ、街の武器屋で買うよりいい物でしょ?」


「いんですか? こんないい剣貰っちゃって? あれからずっと使ってて欲しかったんでラッキーです!」


「アンナさんとカロルさんは剣は使わないの?」


「わ、私は魔法職なんで剣は使わないです!」


「アンナさんは魔法使うって言ってたね! カロルさんは弓だっけ?」


「はい、私は索敵と弓が得意なんです」


「バランスのいいパーティーだね!」


「ねーテルさん、テルさんの車って使い方難しい?」


「ん? どうしたの? 簡単だよ、誰でもすぐ出来るよ?」


「あれ便利ですよねー、あたし達定期的に出身の村に帰るんですけど、今度あの車貸してくださいよー」


「ちょっとマノン! お世話になりっぱなしなのに図々しいよ!」


「あっごめん、アンナ、そうだよね」


「すいませんテルさん、マノンたら……」


「いえいえ、出身の村はこの国なの?」


「はい、馬車で5,6時間かな? 国のはずれの海の近くです!」


「そうだったんだ? 冒険者になりたくて街に?」


「あたし達は出稼ぎって感じです、何もない村なんで街で稼いで村に物資を持ち帰ってるんです」


「そうか、頑張ってるんだね」


「でも街での生活楽しんでますけどね!」


「うん、それがいいね! それじゃぼくは城なんでここで」


「あっはい! それじゃテルさんまた!」


「テルさん王女様の家庭教師頑張ってください!」


「えっ、あー、アンナさんありがとう! それじゃ!」


 3人共元気そうで何よりだな。マサにも聞けたし、後はヒカルに届けるだけだな。


「テルさーん、ハァハァ、間に合いました?」


「早かったね、今着いたとこだよ」


「これはテル様、マサ様、本日も王女様のとこへおいでですか?」


「ポールさんこんにちは、はい、頼まれてた物届けに」


「それはご苦労様でございます」


「あらテル来てたの?」


「ヒカル! 脱穀機出来たよ」


「ヒカルさん! 車も作りました!」


「ほんと? それじゃ馬車のとこ行きましょ、ポールも来て!」


「かしこまりました」


「やったー! ありがとマサ!」


「はい! 僕も車作り楽しいので! 多めに資材いただいてありがとうございました!」


「いいわよ、お金も払った方がいいわよね?」


「お金はいいですよ、使わないですし」


「あんた達ほんと欲ないわよね」


「お金もらっても街で欲しい物あまりないからね」


「そうよね、あの村にいたらそうなるわね」


「うん」


「ここよ! 車庫作っておいたの!」


「それでは車出しますね」


「やったー! マイカーだわ!」


「マイカ? それなんですかヒカルさん?」


「なんでもないわ……」


「あっ脱穀機もここでいいかな? 5台あるけど?」


「うん、5台も作ってくれたの?」


「テツが礼は美味しいお酒が欲しいって」


「テツもあんた達を見習えばいいのよ、わかってわ、ポールに届けさせるわ」


「かしこまりました」


「マサ悪いんだけど、車と脱穀機の使い方ポールに教えてくれる?」


「あっはい! わかりました!」


「あと、脱穀機1台は孤児院に届けて教えてきてくれる?」


「はい! 行きます!」


「王女様それではマサ様の負担が……孤児院には後程わたくしが」


「大丈夫です! 僕行きますんで!」


「そうよねマサ、お願いするわ」


「はい! それじゃポールさんこれはですね……」


「マサ様よろしくお願い致します」


「それじゃテル、あんたはこっち来て」


「えっ、うん」


「ガキンチョやっと話せたのよ」


「ほんと?」


 ジャクソン君……話せるようになって良かった。これで呪術の首謀者が解るかも、ジャクソン君はおそらく誰かに……。


おざきです

貴重なお時間をわたしにいただき感謝します

お読みいただきありがとうございました♪

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。