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短編集

彼の周りは幸せで満ちている

思い付きで書いてみた久しぶりの短編。

最近、『舞姫』を習った際に「昼」「夕」「夜」の使い方に感銘を受けた為に、そんな要素を盛り込んでみたり。


その点にも気を留めて頂けると、また違った味が出てくるかもしれません。

 窓から指す夕暮れは誰もいなくなった教室を照らしていた。教室の中へと伸びた光の手は僕の前で途切れてしまっている。ふと時計に目をやると既に下校時間も間際に迫っていた。さきほどからグランドの方で聞こえていたボールと金属バットがかち合う軽快な音やそれを追いかける野球部の声、はたまたボールを蹴りながらグランドを疾走するサッカー部などの声が聞こえなくなっている事に気付いた。今頃は部室で帰り支度でもしているのだろう。

 机に広げていたルーズリーフを鞄の中に片付けると、立ち上がり夕焼けに燃えるグランドが見える窓へと近づいた。グランドの脇を通りながら真っ黒な服に身を包んだ集団がある者は一人で、ある者は走りながら、ある者は集団で、ある者は話しながら、学校の校門を出て各々の方向へと散っていく。

 その姿を見ながら、呆然と手元にあるルーズリーフを丁寧に折っていく。そのルーズリーフの内側には学校のカリキュラムが終了してから今までに精一杯考えた文章をシンプルに書き留めている。それは一枚だけでなく二枚、三枚と僕が大切にしていた友人の数だけ折っていく。一つ一つ、心を込めて、丹念に。

 次に時計を確認した時は、もうとっくに下校時間を過ぎていた。窓から見える景色に人影は無い。僕は嘆息しながら丁寧に折ったルーズリーフをそれぞれの机へと押し込んだ。翌日、僕が大切にしていた友人が見つけてくれることだろう。

 意味は――分からないはずだ。だが、それで良い。これは僕の未練のような物で、誰でも理解出来るようなものではない。初めは誰かが傷ついてくれるかもしれない。しかし、時の流れは平等で、残酷でもあれば癒しでもあるのだ。時が経てば、薄れゆく記憶。それでも僕がいたという証拠として、この幸せで満たされた完璧な世界に残したかった。

「鞄は――まぁ、いいか。僕にはもう不要な物だ」

 真っ黒な学生服を羽織り、夕日の差す教室を出て行く。その夕日の光はやはり僕には届かなかった。

 僕は目的の場所を避けるように階段を降りた。職員室前を通らぬよう――職員に見つからぬよう廊下を歩いていく。それは少しハラハラするものでもあったし、ドキドキするものでもあった。光の差さぬ影を好んで進みながら一階から廊下を隅々と歩いて回った。

「ふんふんふーん。ふんふんふーん」

 思わず鼻歌を歌いたくなるほど機嫌が良い。一階から出られる中庭には入学当初は今はクラスメイトであるとある男子が暴れに暴れまくっていた場所であった。教師も手を付けられず、何度も謹慎を食らいながらも、とある男子は暴れることを辞めなかった。人を傷つけ、物を傷つけ――とある男子にはそれがどのように映っていたのだろうか。

『親にクズだ、ゴミだと言われたことがあるか?』

 とある男子はそんな事を言った。

『だったらなってやろうじゃねぇか、って思わねーか?』

 とある男子が暴れていた中庭も今ではすっかり修復されて、今まで以上に綺麗になっている。そんな中庭を抜けると下駄箱まで一直線だ。下駄箱の前に来て貼られているネームプレートの一文字一文字を確かめるように眺めていく。大切な友人たちの名前だ。僕はここで、大切な友人に出会った。目を閉じればまるで昨日の出来事のようにフラッシュバックする。本当は一年以上も前の話であるのに。

 幸せで満たされたこの世界の日常に起きた小さな出来事。

 それはクラスメイトであったとある女子のおばあちゃんが危篤になったという知らせであった。それを聞いたその女子は居ても立っても居られずに授業を放棄して教室を飛び出すと一目散に下駄箱に飛びついた。

『体調が急変したそうだ。もう間に合わないかもしれない』

 そう教師に伝えられたその女子は涙を零しながらそれでも教師と一緒に走って車に乗り込むと、国道へと勢いよく飛び出していった――。

「ん?」

 コツン、コツンと遠くから足音が聞こえる。もしかしたら、見回りの用務員さんか所用の教師が廊下を歩いているのかもしれない。下校時刻も遠くに過ぎ去ったこの学校にいては、色々と面倒な事になる。

 僕は気配を消しながら夕闇に紛れて二階へと登った。

 そのまま誰とも鉢合わせすることもなくあちこちを歩いた時、ふと教材室の前のトイレで足を止めた。立地的に探究系の授業で使われることが多い教室が密集するこの廊下は、人気が少ない事を除けばこのトイレもどこと変わった様子は無い。それでも、僕にとっては他人とは違った印象を受ける場所だ。

 僕は男子トイレには入らず、女子トイレに入った。個室が並ぶトイレの一番奥を開ける。そこには誰もいない。僕は目を閉じて、過去の思い出を反芻する。

 昼休みのある日。たまたまこの廊下を通っていた僕は不意の尿意にここの男子トイレへ駆け込んだ。一時の快感の後、手を洗っていた時にこんなうめき声が聞こえてきたのだ。

『うぅ……う、ぅ……』

 その声の存在を探るべく、僕は耳を澄ませた。するとどうやら女子トイレの方から聞こえてくるようだった。僕は気配を殺して女子トイレに侵入し、泣き声の聞こえてくる一番奥の扉を勢いよく開いた。

『――!?』

 そこにはクラスメイトであったある女子が弁当を膝に置いて泣いていた。両腕には沢山の切り傷を付けたある女子は突然の来訪者に驚いて目を白黒させていた。もちろん、僕も驚いたわけで腰を抜かして壁に背をぶつけて声を失った。

 大して親しくも無かったある女子との初対面はこの時、この場所で、この瞬間であった。

 僕は目を開いて個室の扉を静かに閉めた。余り、異性のトイレに長居はしていられない。

 僕はトイレを出ると男子トイレの方に入り直し、袖をまくって手を洗った。その時、自らの腕に刻まれた切り傷が目に入る。無数、とも言える異様な量の切り傷は僕がどんな人間であるかをハッキリと物語っていた。

 少し笑みを浮かべて石鹸で手を洗うと水ですすぐ。傷だらけの腕にまくっていた制服で隠して男子トイレを出た。そのまま廊下を歩いて、右に曲がる。そこから再び少しだけ歩くと図書室に着いた。

 入ろうと扉に手をかけるとギギッと音を立てて動かない。どうやら鍵がかけられているようだ。少し残念だが、図書室は諦めよう。

 僕は図書室に背を向けて、来た廊下を戻っていく。

『なぁ、お前って殺したくて殺したくて仕方の無いヤツっているか?』

 図書室の帰り道、ある男子がそんなことを聞いてきたのを今でも覚えている。孤独の一匹狼であったある男子には人と付き合う必要性が無いからと言っていた。僕は肯定も否定もせず、曖昧に返したのだがとある男子はこう言った。

『俺はいる。憎くて殺したくて仕方の無いヤツが。いずれ、絶対に、俺の手で惨たらしく殺してやる』

 そういうある男子の目には確固たる意志のような物が見え隠れし、良く犯罪心理学の本を図書室で借りていた。

「殺したくて仕方の無いヤツ、か。今なら『いる』と言えるね……」

 少し自虐的に呟きながら僕は三階へと足を進めた。

 いくら三階だからといって学校というものは同じ物が好きらしく、一階二階と変わらない風景が広がっていた。しかし、一階二階には無いまた違った物が僕には見える。

 今日から昨日へ。昨日から一昨日へ。一昨日から更なる過去へと続く幸せで満たされた完璧な世界は、今日から明日へと続く未来は更なる輝き持って時計の針を進めるのだろう。

 とある男子は今はクラスのお調子者として笑っている。とある女子は相変わらず病院暮らしの元気なおばあちゃんのお見舞いを友人と共にしている。ある女子は数々の苦労を乗り越えて出来た友人に囲まれてお弁当を食べている。ある男子は寡黙な割に誘われた文化祭ではヒロインとして舞台に立った。

「あぁ、僕の周りは幸せで満ちている」

 それは喜びだ。幸せに包まれた皆の笑顔を見られる。その為ならば僕はなんだって出来た。

 馴染みの教室の扉はもう開かない。きっと用務員の人が戸締りをしてくれたのだろう。

 もう、僕が寄り道するところは無い。足取りは軽く、踊るように階段を登っていく。

「『幸せで満たされた完璧な世界に、神の祝福を』」

 魔法のようなこの言葉は、僕が考えに考え抜いてルーズリーフに書き留めた言葉である。階段を上り終えて扉を押す。屋上へと一歩踏み出した。

「これで、世界は完璧で完全な物となる」

 影が差す屋上の手すりに手をかけて小さく呟いた。覗き込む先は十数メートルの高さにもなる。

「おい!?」「――くん!!?」

 そこで、背後の気配に気付いた。振り返ると夕日が当たる先に息を絶え絶えにした見知った二人のクラスメイトの姿があった。太陽のせいかより明瞭に見えるその顔に苦笑の笑みを浮かべる。元生徒会長である彼は、僕にとって人生において最も長い友人であり親友と呼ぶに相応しい相手であったからだ。

「こんな時間に学校に残っていたら先生に怒られますよ」

「俺とこいつは平気だ。生徒会の引き継ぎでまだ雑務があったからな」

 そう言えば、彼は元生徒会長で彼女は生徒会役員だったのを思い出した。

「そ、そんな、ことより、はぁ……はぁ……何をしようとしてたの!!?」

「生徒会室から、誰かの人影が見えたんで後を追ってきたんだ」

「そう、か……」

 しばらく沈黙が訪れる。というより、彼女の息を整えている時間と言い換えても良かった。息が整った彼女は、まるでガトリングのように言葉の弾丸を浴びせ続ける。何も答えないでいると彼の方が彼女を制止し、言葉を選ぶように尋ねてきた。

「何か、あったか」

「いや、それは遠くの昔の話だよ」

 そう。それは遠い遠い昔のお話。僕がまだ小学生くらいの頃だった。仲良しグループであったはずの友達同士が喧嘩をした。子供の喧嘩と教師は高を括っていたが、意外にお互いが強情で、頑固で、どちらも譲り合わなかった。

「二人とも。世界が幸せに出来る力があるとしたら、欲しいとは思わない?」

 突然の唐突な問いに彼女は「えっと……」と言葉を詰まらせたのに対して、彼は即答だった。

「それは、是非とも欲しいな」

「だよね。僕もそう願った。そしてその力が与えられた」

 どこからともなく現れた『ソレ』は神であった。幼い僕が直感でそう連想したのだ。『ソレ』は言う。

『お前は人を幸せに出来るか? お前は周りを幸せに出来るか? お前は世界を幸せに出来るか? 世界は理不尽で満ちている。その理不尽を誰かの代わりに身に受ける覚悟はあるか?』

 幼い僕は即答した。

『人が幸せそうに笑う顔こそが、僕にとっての幸せだから』

「代わりに僕は不幸になった。『その力』は、誰かの不幸を肩代わりする代物だった」

 制服の袖をまくって両腕の切り傷を掲げる。

「それがこの世界の理不尽の数だよ。どうにもこうにもおかしくなっちゃってね。至るところ傷だらけさ」

 ショックを受けて目を逸らす彼女とは対照的に、彼は目を逸らさなかった。

「『これで、世界は完璧で完全な物となる』か。なるほどな、つまり『幸せに満ちた完璧な世界』で唯一不幸なお前が死ぬことで、世界が幸せで完全に満たされると言いたいわけか」

 僕はバツが悪そうに「そこから聞かれていたのか……」と呻く。

「……その通りだよ。僕は今日、死ぬ。――といっても、ここで死ねば学校が『不幸』になっちゃうからどこか遠くの場所で一人で勝手に死ぬよ」

 そこで、今まで黙っていた彼女が小さく呟いた。

「そんなのおかしいよ……」

「えっ?」

「そんなのおかしいよ! 死んで幸せに思われる人なんていないじゃん! そりゃ、酷い事をした悪い人間なら話は違ってくるけど……でも、死んで喜ばれるような人間じゃないじゃん! 私は『不幸』になっちゃうよ! それでも良いの!?」

「それも一時的な物だよ。大丈夫、直ぐに慣れ――」

「バッカじゃないの!!!!!」

 キーンと一段と声高な声で目に涙を溜めて彼女は叫んだ。隣にいた彼は顔をしかめて彼女の側の方の耳を押さえている。

「人の死に慣れるわけないじゃん! どれだけ自分の事を舐めてるのよ! 知らないでしょうけどね、皆感謝してるんだよ! 友達と上手くいっていなかった女の子はアンタのおかげで今までよりも仲良くなれたって言ってた。暴力的だった男の子はアンタが理解者になったおかげで解決の道へと進んだ。孤島の一匹狼くんは友人が価値ある物だと認めた! それは全て、アンタがしてきたことなのよ!!」

「じゃあ、良い事を教えてあげる。この能力はもうすぐ無くなるんだ。『ソレ』が定めた期間は10年。それは世界が平和で満たされることによって成就され、失敗すればその効力を失う。君らも僕も見舞いに行ったことのあるあのおばあさんがどうして、危篤という状況から一年以上も永らえていると思う? 僕の寿命を譲渡しているからだよ」

 その言葉に、ようやくマシンガンの嵐が止まった。絶句する彼女は「ということは……」と小さく呟いた。

「お前が死ねば、『幸せに満ちた完璧な世界』が作られて皆が幸せになれる。それが出来なければ、アイツの叔母が死ぬってか」

 首肯する僕に向かって彼は笑った。

「結構な事じゃねぇか。人はいずれ死ぬ。それが世の秩序であり、理だ。それを捻じ曲げる必要はない。人に終わりは必ず来るもんだ、始まりがあるようにな」

「それじゃ、『不幸』が無くならない」

「何が『不幸』だ。お前の幸福論を押し付けてくるな。世の中には寿命を全うすることを幸福とする物もいるんじゃねぇかな。孫の顔を見て、逝ける事が幸せだと感じる人もいるかもしれないだろうが」

「……それだけじゃない。とある男子もとある女子もある男子もある女子も、僕が『幸せ』を与えたんだ! 傲慢な言い方だけれど、別に驕っているわけじゃない。でも、与えている力を失うと、また逆戻りになってしまう! それじゃ、『幸せ』は守れない!」

「バカか」

 僕の必死の訴えを彼はそう吐き捨てた。

「俺も昔話でもしようか。俺も昔からクラスではそこそこ目立つ方だったな。だが、誰かが苛められたりした時は見てみぬ振りをしていた時期があった。そんな時に、決まってそれを解決させようと努力する奴がいてな。俺はかっけーな、と思いながらソイツになりたくなった。……今じゃ、生徒会長サマサマだぜ?」

 冗談めかして言う彼は、一瞬の間をおいて僕を睨むように見据えた。

「お前だよ。俺はお前が羨ましかった。ガキの頃から理不尽に対して、『不幸』に対して立ち向かっていく姿にな。どうやら妙な力を使ったみたいだが、それでも結果は変わらねぇ。お前は人を幸せにしようとした」

「……」

 思わぬ言葉に返す言葉を失う。

「そうだよ。まだ、努力してないじゃん! 『幸せ』を守れるよ、きっと!」

「とある男子はまた暴れるかもしれない」

「そしたら殴り合って分かり合うまでだ」

「とある女子はまた不仲になるかもしれない」

「だったら、私が仲を取り持ってあげるよ」

「ある男子は人を殺すかもしれない」

「ほぅ。ならば、それも阻止してみせようか」

「ある女子は大切な叔母を失うかもしれない」

「悔いが無いようにお別れを言えばいいんだよ」

 僕が与えた『幸せ』というのは他にも沢山あった。数えきれない程。そう、それは誰かの憎悪を、悪意を、嫉妬を、傲慢を、身に悶えて刻み付けた数だけの『不幸』を。

 彼女は言う、「『不幸』を分けて」と。彼は言う、「『不幸』を背負わせろ」と。

「『不幸』が人を『不幸』にするとは限らない。そして、『不幸』な奴が『幸せ』になってはならない法も無い。だったら、なっちまえよ。『幸せ』に」

「……僕は幸せのはずだった。皆が笑っていてくれればそれで。でも、誰かが浮かべる笑顔の代償は――身に隠していたその感情は想像を超えていたよ。いつしか僕は、この『幸せに満ちた完璧な世界』で唯一の不幸になってしまったと思っていた」

「大層な事だな。自分すら『幸せ』に出来ないのに、良くもまぁ他人の『幸せ』を願うもんだよ」

「あぁ、そんな言い方は無いんじゃないかなぁー」

 彼と彼女はそう言って笑い合った。

「おら、こっちに来いよ」

「はやくはやく!」

 僕はゆっくり歩いて二人に近づいていく。僕は遮蔽物の無い夕日の差す方へと。少しずつ、光の方へと。

 そして――。



 僕は力を失い、彼と彼女と共に『幸せ』を守る為に奔走した。しかし、あの場にいなかった者でも協力してくれた。『不幸』を他人と共有し『幸せ』になった。

 卒業式を『不幸』と捉える者もいれば『幸せ』と捉える者もいる。

 壇上で答辞を読む彼は嬉しそうだった。

 教室を囲んでいた彼とクラスメイトは楽しかった。もちろん、僕も。



 彼の周りは――幸せで満ちている。

指摘があった所の解説でも。

「”誰かの不幸を肩代わりする代物”が無くなれば不幸はまた発生するのではないか?」という指摘に対して回答させて頂きますと、ひとまずは『その通りです』と言っておきます。

ですが力の効力のリミットが迫りくる中、力が効力を失うと過去の『幸せ』すらも帳消しになるかもしれないという焦りと、そもそも効力を失ってしまえば未来の『幸せ』すらも守れないという事実がありました。

言うなれば、自暴自棄のような、そんな事ですかね。

本文中で語ることが出来ればよかったのですが……。




拙い作品を最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

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