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冬馬君の冬休み   作者: だかずお
31/35

燃える多網ときみ子




〜 燃える多網ときみ子 〜




冬馬君はふと目を覚ました


まだ辺りは真っ暗夜中

あれっ?


「怖いDVDの音がする夢?」


冬馬君はビックリして辺りを見まわした 「あっ!!」冬馬君はみた


布団で壁を作り三人は起きてDVDを観ていた


「みんなどうしたの?」


「なんだが目覚めちゃてみんなで観てるんだよ冬馬全然起きないんだもん」

と大喜


「そういやぐっすり寝ていた気がする」


冬馬君は嬉しかったまだみんな起きてる


「ひぃぃぃいぃっ わっ!!」


「はっはっはは」


今や子供達はまだ盛り上がり怪談話まで始まってる


鼻息荒く冬馬君は真剣に話してた

「それがその姉さんなんだって」


「ひいっ」大喜は声をあげた


みんなはより身体を寄せ集め固まり


「ひいいぃいっ」


夜中の寒い夜この和室部屋かまくら布団最高だ みんなでかぶる布団かまくらは最高の居心地。

冬馬君はにっこり笑った


ぐがぁー多網がイビキを

肩をとんとん多網に声をかけた

「寝ちゃうの?」と冬馬君


パッと目をあけた「寝ない」


みんなはニッコリ笑った


「みんなが今回の旅で一番印象に残ってるシーンどこ?」と冬馬君


「そうだな、スキー」と大喜


ああ確かに面白かった、みんなほほえんだ


「きみ子は?」


「みんなでカラオケ」


「あはは、あれも最高だったね、みんなでファイ、ファイ」

三人は笑った


「多網は?」


「みんなで大晦日飲んで酔っ払った時」


「カマーん」とみんな思い出して大爆笑


「冬馬は?」


「いっぱいあるけど夜中の語り合いの時」


「あー確かに帰ったら最高に恋しくなるな」ときみ子


きみ子ともこういう気持ちを分かち合えて嬉しくもあった冬馬君達であった。


「でも楽しかった思い出いっぱいあるね、行きの車の中とか温泉行った頃あたり」


「あーあの時はまだ始まったばかり」


みんなはなんだか盛り上がっている


きみ子は行きの車のウンチとの大決戦を思い出し顔を赤らめた。


「なんかジュースのみたいね」

布団かまくらが思いのほかあったかく喉のかわいた四人はジュースを取りに台所に行く事にした。


真っ暗廊下あるいてる最中


「こんな状況さっきのビデオや話思い出す」ときみ子


「でもみんなでいるから安心だ」


その時突然前から人かげが!!

妖怪砂かけじじい

いやじいちゃんが飛び出てきた

心臓がとまるかと思った。


だが冬馬君は見逃さなかった。

誰よりも驚きギョッとした顔を浮かべてた爺ちゃんを!!


「どうしたんじゃ?」


「ちょっと飲みもの」


「そうか、お休み」爺ちゃんはそのままトイレに向かった様だった。


みんなはジュースをごくごく

「ぷは~っうまい、じゃ布団に戻ろう」


きみ子はゲップをした


「グゴグエッゲッ」


巨大なカエルか!と思わずつっこみたくなる様なもの凄いパワフルなゲップ


冬馬君は前をみてビックリ、爺さんがビックリして転んでいた。


目はまん丸 こちらは きみカエルにビックリして、転倒した 砂かけ爺ちゃんだ。


みんなは布団に戻り

「何か面白い遊びないかな?」

冬馬君がつぶやいた



「笑ったら負けゲーム」

と多網


「何それ?」


「みんなでいっせいに変な顔して笑った人が負けなの」ときみ子


二人にはとにかく共通の色んな遊びがあった、普段きっとこんなことばかりしてるんだろう。


「やろう、いっせーの」




きみ子 ヤバし ヤバし ヤバし


ヤバし ヤバし


ゴリラが三度車に引かれてもこんな表情にならないだろうと言う(どんな例えだ)見たことのない顔


「ぶはははははっ」

三人は一瞬にしてふきだした

こりゃ勝てん


おまけにこいた 「ぶっ」


やばし きみ子 やばし きみちゃん


みんなは朝方まで賑やかに遊んでいた。


昼頃に目を覚まし、爺ちゃんの発言にみんなあがった



「今日は夕飯、食べ放題にでも行こうか?」


「ひゃっほー」子供達は飛び跳ね


「にく にく にく にくー」


きみ子は堪えられない嬉しさを身体中で表現していた


「きみ~~~」とジャンプ

着地と同時に「プリッ」

今日も絶好調だ。


そして、きみ子と多網は昼食を抜いた


部屋に戻り、筋トレまではじめる始末


「少しでも胃を空に 胃を空に」

二人は燃えていた


アホか 素直にわたくし冬馬と大喜は

思った。


「外走ろうか?」ときみ子


「えっ、そこまでやる?」


二人は行ってしまった。


もちろんすぐさま冬馬君達も後をつけた「あの二人ヤバイね」


多網は頭にタオルをまいている


五分くらいは真剣に後を追った二人も

着いていけなくなり

「ダメだ~疲れた 家に帰ろう」


二人は家で待機


一時間後奴等は戻った


顔はゲッソリ 汗だらだら


きみ子の第一声は

「今喰わなきゃ死ぬ」だった


「それヤバイよ、何か食べなきゃ」


多網は手を出して言った

「まだまだ」


「えーっ」冬馬君と大喜は驚いた


きみ子はその言葉で心に火がついた


ライトオンファイヤー


「ぶぶ~っぶりぶりぶり」


「いきゃーまだまだ」


何だかこわ怖ろしかった。


あまりの腹すきすぎで二人の目はすわりはじめている


そして言動がおかしくなりはじめたのは三十分後


いやもともと変なのだが よりいっそう変に


「冬馬君がとうもろこしに見える」ときみ子


「ひいーっ ついに幻覚かい」

冬馬君はかじられない様に間をあけた


庭にいる婆ちゃんを見ては

「シワクチャの日干しするめだ」と

多網はヨダレをたらす始末


「こりゃもう二人は限界だ」


まだ時刻は三時過ぎ

爺ちゃんは18時くらいに出ると言ってたからまだ時間はある


「大丈夫二人とも?」


多網は親指をあげた


きみ子は 屁で大丈夫と返事した

「プス~っ」


うおっ!! ガスすら切れたか


気晴らしにテレビをつけた

ピっ


あっ!しまった 映った番組は料理番組

絶品グルメ旅だった


「うほーっ あしゃー」二人は叫び立ち上がった ほっほー まさにゴリラ


すぐさまテレビを消した大喜


そんな時、隆が爺ちゃんくれたせんべい食べるかと持って来た


ギロリちばしる目で睨む二匹の飢えた猛獣 多網きみライオン


隆は危険を察知してすぐさま部屋から出て行った。


時刻は17時


もはや生気はない


「水くらい飲めば」と冬馬君


「ダメ」と二人は何も口にしなかった。


「しめ行く?」ときみ子


多網はこくり頷いた


フラフラの状態でまずはきみ子が立ち上がった


二分後 凄まじい音が


「ぷーしゅ ブリっ」

力はなかったが出し切ったんだ きっと


多網はニヤリと笑った

「最良の状態」と


「まだ出すか~」何ともストイックな二人に冬馬君達はビックリ仰天


そんな時ぼそりと大喜

「逆に腹すきすぎて食べれない時もあるよね」


一瞬多網は驚きポカンと口を開けたがすぐさま冷静になり閉じた。


まさかね、まさか あの二人なら食べるよ。



そんな時爺ちゃんは来た


「見てくれ、このTシャツ若々しくてナウいじゃろ」

その言葉が死語の様な気がしたが


ああーっ まずい


それはまっ黄色のTシャツに肉の絵が描いてあるシャツだった


こんなの猛獣の檻に裸で飛び込む様なものだ


冬馬君と大喜は今にも噛み付こうとしてる二人を止めた


そしていやいよ(笑) 出発の時


車の中 隆は見た


「この光景どこかで? あっ!!」


それは、最後の燃え尽きた 明日のジョーであった


多網ときみ子の色はまさに灰色になっていた


車は食べ放題店にいざゆかん!!


もつのか二人?





つづく

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