表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
冬馬君の冬休み   作者: だかずお
28/35

おどかし合戦と美味しい昼食へGO




〜 おどかし合戦と美味しい昼食へGO 〜



冬馬君がふと目をあけると

まだ真夜中だった。


「今何時なんだろう?」


時計を見るとまだ夜中の2時すぎ

トイレに行こう。

廊下を一人歩いてトイレに向かった。


あースッキリ

突然さっき観た怖いDVDの画像を思い出した


「ひぃぃーっ こんな時に」


はやく、みんなのいる部屋に戻りたい。

トイレを終え 扉を開けるのが何だか怖かった、お化けいないよな?

ガチャ

真っ暗な廊下

ひぃぃぃー 走って行くしかない


ダダダダダダッ 全力でかけて部屋に戻った。

ふうーっ 怖かった。

布団に入った、あー落ちつく

あれっ? 多網が起きた

きっとトイレだ

すぐさま大喜を起こした


「どうしたの?」


「多網がトイレに行ったからおどかそうよ」


「良いね」


二人はトイレの前でスタンバイしていた「くくくっ」この瞬間たまらない


ガチャ


「ワアーッ!!」二人は声をだしさけんだ


「ハヒュ」多網はよっぽど驚いたのか

声はひっこみ 目はまん丸


「あははは 大成功」二人は大爆笑


「くーうっ」多網は悔しがっていた


そして走って行ってしまった。


「きっと部屋に入る時驚かすつもりだよ」


「なるほど」二人はずっと部屋に入らず扉の所で立っていた


ずっとまってた多網はシビレを切らし顔を出した


今だ すかさず「わあっ!!」


多網は驚きのあまりすっ転んだ

「キーッ」地団駄を踏む多網であった


きみ子は一人夢の中


みんなは再び眠りについた


「あーみんなでこうやって過ごせるのも残りわずかか」 冬馬君は天井を見つめつぶやいた


「あー学校が始まるね」大喜はため息をつくように言った


「この旅行楽しかった」と多網


きみ子もみんなの話声で起きたらしい


あれっ? トイレだ。


みんなは顔を見合わせた

そして作戦を練った


トイレの入り口で多網


廊下の角で大喜


そして部屋で冬馬君が驚かすという

なんと三連続仕掛け


きみ子は廊下を歩いていてふと先ほど

のDVDの映像を思い出した

「あー怖いなぁ キショオー」

一人つぶやき廊下を歩くきみ子


トイレの扉を閉めた瞬間

多網はスタンバイした

またも言うが、この瞬間たまらない。

多網はきみ子の驚く顔を想像してはワクワクしている


突然中から「ブリクシュ~」

世にも珍しい屁の音が


多網は頑張って我慢したが堪え切れず笑ってしまった


「ふふっ」


「ふふふっ」


だがこの声にテンパったのはきみ子であった


「えっ?まさか幽霊 幽霊よー」


突然ドアを開け恐ろしい形相で飛び出した その表情はまさに鬼のごとく


「うわあやわー」


「うはっ」さすがの多網もこの形相に悲鳴をあげ腰を抜かした


きみ子は全力で走る


廊下でスタンバイする大喜


「来たなきみ子」


「わあっ!」


「でしゃぷぷ でしゃぷぷ」

あまりの恐怖に訳の分からない悲鳴をあげながら全力で走るきみ子その姿は夜叉


「わあっ」ぐらいじゃもはやこの夜叉には何も響かない それどころか大喜が腰を抜かした

「あわわわわわわーっ」

よっぽど怖かったのだろう

その後に「ひぃぃぃぃーっ」とまで言ってしまった。



部屋でスタンバってる冬馬君

「何だか騒がしいなここでクライマックスだ ガオーッとか言ってちょっと迫力つけちゃおうかな くくくっ」


ガラッ ふすまは開いた


「がおー・・・ワアーッ ハハーッ」

何故か土下座の冬馬君

もはや驚かすほうが驚いてしまうのだ


息は荒く 真冬に汗まみれ

目はギロつき 辺りをキョロキョロしてる


まさに鬼のごとし


「うわあーっ」冬馬君は叫んで腰を抜かし土下座までしてしまった。

間違いなく先程トイレに行ってなかったら失禁コースであったろう


「冬馬君、トイレにお化けでたんだよ

変な声が」ときみ子


お化け それはまさにあんたである。


「あれっ?大喜、多網はまさか幽霊に?」


二人も腰を抜かしその場に座り込んでいた。


おそるべし THIS IS KIMI夜叉!!


みんなはグッタリと眠りについた。


グースか ピー


目を覚ましたのは11時頃だった。


今日お昼は爺ちゃんのお気に入りの

トンカツ屋さんに連れて行ってくれるとのこと


トンカツが好物だったのかきみ子は

「トン トン トン 豚」と大はしゃぎ

部屋を舞う様に動いてた


それに合わせ多網も踊る

やはりこの二人は名コンビである。


車で出発!!


お座敷に座り みんなお腹ペコペコ

そう朝食を抜いたのだ。


みんな注文をし始めた


そうトンカツ定食


わたくし冬馬はこの時のきみ子の顔が忘れられません。


口元は緩み もう嬉しそう

そしてヨダレをすするあの音

一人ニタニタ

極楽浄土に居るきみ子

天国は本当にここにあるんです

まさにそのキャッチフレーズがドンピシャな顔だ。


そんな中多網はこいた「プリッ」


一瞬しかめっ面したきみ子


冬馬君と大喜は何だかこのシュチエーションがたまらなく面白かった。


「あーはふ はふ」きみ子は食べる予行演習をしてるのか、口を一人もぐもぐ動かしている


「きみちゃんよっぽどトンカツ好きな

のね」と正子


きみ子はニッコリ頷いた「お肉大好きみ子!」

「はふはふ」丁寧に食べるジェスチャーまでつけて表現してる。


こりゃらたまらん、ツボに入った

冬馬君は下を向いた。


そして爺ちゃんが「ご飯お代わり自由だよ」


それをきいた きみ子は何故か黙って席を立った。


もちろんすぐさま後をつける子供達

やっぱりな!!

向かった先はトイレ

凄まじい音が聞こえた

ブリブリブリブリ

こりゃきみ子の音だ。

中身を全部出して限界まで食べる気だ


そして何事もなかったように席につくきみ子


そしていよいよ

きた きた きた きたーっ トンカツ

んー良い匂い これはウマホーだ


「いただきます」


うまいっ!!

きみ子は唸った

「トンカツきみちゃんランキング ナンバーワン!!」


爺ちゃんもそれをきいて嬉しそう。


「はふはふ むしゃむしゃ パクパク」

予行演習は多いに役に立っていた


「かはっ」と婆ちゃん


「どうしたのお母さん?」


入れ歯だけがトンカツをかじっていた


隆は吹き出してしまったが、

マズイと思ったらしく、そのまま

「あかふっ」と意味の分からない咳ばらいをした


うまくごまかしたなと冬馬君は思った


みんな無心で食べている 会話はない


確かにうまいトンカツだ。


隆が味噌汁を口にいれた その時

喜劇は起こった


「はふっ」婆さんの入れ歯はまたはずれ、キャベツを一人パクついている

もはやパックマンである。


隆の頭にはパックマンがひたすら

歩いてパクパクする映像が流れた

いかん、やめろー パックマンを今考えるな隆

味噌汁を吹き出した隆「ぶはっ」


「ちょっとあなた、何してるの!」


「いや、ちょっとパック あっ何でもない」


隆の顔は日焼けした様に真っ赤だ

笑いを堪えるのに必死でもう食事どころではない


「かはっ」たてつづけに今度パックは味噌汁の中に池ぽちゃした


やっやめてくれえ、婆さん もうやめてくれパック 顔を真っ赤にし笑いを堪える隆


目のやり場に困り何故か天井を向いている隆

「くっくー」足をつねっていた


こんな時にパックマンのテーマソングが トゥックトウックトウックートゥックトウックトウックートゥックトウックトウックートゥットゥッートルッ。


それを思い浮かんだ後「ガフっ」隆は咳き込む振りをしながら笑った


「ゴフフフフハッ ゴフフフフハッ」


「ちょっとあなた大丈夫?」


きみ子の食欲は凄まじかった、みんなの食べられないトンカツを限界までほうばりつづけた。

かなりの量を食べそしてむせた。

一切れかつが鼻から飛び出してきた時

わたくし冬馬は笑った。


もし両目からトンカツが飛び出してきたら拍手をしただろう。

まだむせるきみ子


一人の男も顔を真っ赤にして一緒になりむせている。


こうして昼食は終わった。


「この後、ちょっとした公園でも行くか?」と爺ちゃん


「賛成~」


よしこれから車で公園に出発行くぞー


「オーッ!!」


みんなのお出かけドライブはこれから

!!




つづく

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ