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冬馬君の冬休み   作者: だかずお
21/35

初詣に行くぞ!!



〜 初詣に行くぞ!! 〜



朝六時過ぎに正子は目を覚ました。


あーっ頭痛い、私昨日飲みすぎたかも、全然覚えてない。


辺りを見渡すとまだ、みんなぐうすか眠っていた。

これが年明けか・・・やっちまったという思いである。


「さん にー いちっ ハッピーニューイヤー」がばっ プリッ きみ子は叫び目を開けた


「あれっ?」


みんなは次々に起き出した。


「ありゃ紅白はどうなったんじゃ?」

婆ちゃんは辺りをキョロキョロ見回してる。


「やっちまったな」爺ちゃんも起きた

隆は二日酔いの頭をおさまえている

「ここは一体?私は一体誰?」

あんたそこまで。


「みんな、酔っ払って寝ちゃったんだよ、カウントダウンしたの僕と大喜だけだよ」冬馬君は昨日、ゲキシャした写メをみんなに見せた。


なんじゃこりゃ!?


正子の顔は真っ赤になった。

こっこれがあたし?

穴があったら入りたい。

「やったのお 正子」婆ちゃんは何故か嬉しそうだった。


そしてみんないっせいにポーズを決めて言った


「カマーん」昨夜の正子の決めゼリフであった。


「カウントダウン逃したのは、仕方ない、じゃあ今日はみんなで初詣でも行こうじゃないか」爺ちゃんの提案だった。

二日酔いのみんなは再び眠りについた。


冬馬君は再び目を開けた、


「今何時?えっまだ四時、うっうそ」


何と夕方の四時である。

「みんな起きて、もう夕方の四時だよ


何してる冬馬家!!


「よしこれから行くジョイ 初詣」


みんなは一日を取り戻そうと言わんばかりに立ち上がった。


外は日が暮れ始めている


隆の運転する車に乗り込みいざ初詣に出発!!


車の中でご機嫌、きみ子ちゃんと婆ちゃんは肩を組んで川の流れのようにを歌っている、冬馬君達も歌い始め

賑やかな車内だ。


そして「カマーん」


「もういいから」顔を真っ赤にした正子であった。

車内は笑いに包まれた。

アハハは アハハは !!


神社につくと、そこは人で賑わっていた!!

屋台なども出ていて、何だか夏祭りを思い出し、冬馬君の気分は上がった。


「たくさん人いるのね」


「なんか食べよう」と爺ちゃんが屋台のほうに、いろいろ屋台の食べ物を買い、テーブルを見つけ、みんなは食べ始めた。


「何だかこういう夕食も悪く無いですね」と隆


多網は焼きそばを鼻にいれ、反対側を押さえ「発射」ビュッ

ゲラゲラ一人笑っている。


それを、見たきみ子は負けじと自らも

やってのけた ビュッ

その時、奇跡は起きた

前を歩く見知らぬオバさまの口に入ってしまったのだ。

オバさまは口をパクパクして何事もなかったかの様に飲み込んでしまった。

金魚の如くである。

それを見たきみ子はゲラゲラゲラゲラ

顔を真っ赤にして笑っている。

ゴリラギャングの大ボスである。


多網は負けたと悔しそうだった。


そんなとき、ふと冬馬君は全然関係ないことを思い出した、そう言えばみんなで夜中恋話をするって言ってしてない?


「たったしかに」と大喜


「じゃ、今夜」きみ子は手を天にかざした。


何だか面白くなってきた!!


やっぱ旅行って良い 冬馬君の心はウキウキワクワク まだまだ楽しむぞー!!


おみくじを見つけた、「やりたい」


子供達はみんな引いた


冬馬君「うんまあまあ末吉か」

清香の事を思い、恋愛の欄を

なになに、デートに誘うべし、うまくいく。やったあ、冬馬君はとんだピョーん。


つづいて大喜「きたーっ大吉」

金運、臨時収入があるでしょう。

やったー 大喜も飛んだ ピョーん。


そして多網「ふふっ ふふっ」

不可解な笑みを浮かべた


冬馬君は覗いた「何何?げっ」



「何がかかれてるんだ?」


家が焼け焦げ灰とかすでしょう?

なんちゅう、おみくじだ。


多網は空を見つめ笑った

「へへへっ へっ」


「アハハお前くじ運ないなー」デリカシーと言うものがないきみ子ちゃん 笑って肩を叩いたドンマイ


つづいて 勢いよく引いたきみ子は

おみくじをひらいた瞬間、雄叫びをあげた「ぐふっおおおおおおっー」


何だ一体どうした?


「あっ?」冬馬君は見た


大凶


凶であれなら一体何が?


「うおっ」冬馬君は声をあげてしまった。


危険、今日から外はもう出るな

なるべく一年は出ないほうがいい。

再び言うが、なんちゅーおみくじだ。


きみ子は破り捨てた、「こんなの嘘だい」ご立腹のようである。


「あっ?」再び冬馬君は見た。


きみ子がうんこ踏んだ


きみ子がうんこ踏んだ


冬馬君は誰にも言わなかった、きみ子は屁はどこでもこく くせに、うんちは何故か毛嫌いしてるからだ。


きみ子は自分の靴を見た「あっ」

その瞬間野獣の様な目で辺りを確認した、誰か私がクソ踏んだの見ていないか?ギロリ


冬馬君は速攻、違うほうを向いた。

しかし、笑いをこらえるのに精一杯だった。


きみ子が大凶引いてうんこ踏んだ


きみ子が大凶引いてうんこ踏んだ


そのフレーズが頭を流れる度、

笑いを堪えられなくなる冬馬君は空を向き 「へへっ」 「へへっ」

その時またまた、冬馬君は見た

「あっ!!」

大喜と隆も自分と同じ行動をとってる事を。やつらもまた、見たんだ。


きみ子はばれない様に歩きながら、靴を地面にこすりつけている

その度に三人の男達は空を見上げる


「上を向いて 歩こうおうっ」

あの歌のメロディーが頭をよぎっていた。


「さてお参りするかのう」


一人うんちを必死にこすりつけていたきみ子はみんなから随分離れていた。


「きみちゃんはやくこっち」正子が呼んだ


何やら慌てたきみ子が走ってきた

ばれたら、まずいと思ってるのが丸見えであった。


「どうしたんじゃい?」婆ちゃんのまずい質問


「えっえ?うんちなんか踏んでないよ

」やっちゃった、きみちゃんのいつもの癖


みな、何が起こったか理解したが、誰一人つっこまなかった。


多網は一人自分のお腹をつねっていた


「今年も良い年になりますように」


みんなは祈りを込めて願った


帰りの車まで、みんなは手を繋いで歩いた。


時刻は20時をまわっている頃だ。


新しい年の始まりはこうして始まり

今年も何やら良い年になりそう。


「さて、お家に帰ろう!!」


まん丸お月さんの下、みんなは仲良く手を繋いで歩いた。


「今年もよろしく」



つづく


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