1/1
プロローグ
夜の終電が終わり、人がまばらになった駅。
僕は静かに歌を歌いだす。
終電を乗り過ごした人たちが、足を止めて耳を澄ます。
アコギの奏でる音楽にのせて歌うのは、ありきたりなラブソング。
それでも足は動き出さない。
まるで透き通って少しかれた声の魔法にかかったように。
僕ははいつものように歌いだす。
これがこれから僕が歌うの物語の最初の場面だ。
陳腐でありきたりなラブソングだが、よかったら聞いていってくれ。
初めての小説ですが、試行錯誤しながら書きました。
とりあえず最後までかけるように頑張っていきたいと思います。
どうかよろしくお願いします。