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婚約者様のご主君(女王陛下)様のお見合い1

二人いっぺんにお見合いってなにさ。

まあ、紹介者なんで行ってきますよ。


「ハア、また、ラシュルド王国だよ。」

私はため息をついた。

「ねぇ、千陽ちゃんどの盛装着る?」

ハロん家よったらハロのお母さんが

盛装増殖させて待っていた。


別れるときどうすりゃいいのさ。

そうそう、私みたいな小柄な大人はいないよ。

デザイン的に大人のだし。


「地味でいいんです。」

主役は女王陛下だし。

「ええ?この桜色の盛装なんかいいと思ったのよね。」

ハロのお母さんが言った。

聞いちゃいない。


「ハロ、何とかして。」

私はハロを見上げた。

「無理だ。」

ハロが言った。

ああ、役に立たない。


犬神五国さんと土田ツチダ イタルさんとは

ラシュルドの城門前で待ち合わせした。


「今日は良い天気ですね。」

そこそこ小柄な五穂さんに似た黒髪黒目の可愛い系男子が言った。

くりくりしてる黒目がちの目が印象的だ。

「そうだね、良い山のすがすがしい空気だね。」

宝さんに似た長身で丸顔で目の大きいチョコレート色の髪と目の

可愛い系男子が言った。

付き添いは五国さんが五穂さん。

至さんは宝さんと空知さんだ。

…宝さんどこいったんだろう?

「未散ースゴいよ、あの城壁!」

ああ、来たよ、見学ですか?

「今日はお見合いだからね、宝君。」

空知さんが言った。

「酒出るかな♪」

五穂さんが言った。

「多分出ないよ、五穂姉ちゃん。」

五国さんがため息をついた。


うーん、いいねぇ。

これで女王陛下の可愛い攻撃はこっちに向くよね。


今日の女王陛下はすっきりした藤色の正装だった。

長身美人はなにきても似合ってうらやましい。

私は小柄だからデザインは甘い系が多いんだよね。


「ちーちゃん、可愛い。」

女王陛下が言った。

開口一番やらかしやがったよ。


「女王陛下、お見合い相手の犬神五国さんと土田 至さんです。」

私は無視していった。

「ちーちゃん、冷たいわね。」

女王陛下が言った。

ええ、今日こそ成立させて

ハロともう一度

話し合いを持たなくっちゃね。


「ウフフ♪可愛いわー、ちーちゃん。」

女王陛下が言った。


だから、見合い相手を見てください。


「犬神五国さんです。」

ほら、可愛い小柄男子だよ。

「はじめまして、犬神五国と申します。」

犬神さんが綺麗な守護戦士の礼をした。

「こちらが、土田 至さんです。」

こちらは目が大きいし可愛いよ。

「お目にかけれて光栄でございます。」

土田さんも綺麗な礼をした。


「はじめまして、モフィル・ラシュルドですわ。」

女王陛下が微笑んだ。


やっぱり、美人だな。

変態行為さえなければ完璧な


「私と結婚してくださると言うことは、この国の国政に関わることと、覚悟なさってくださってると思いますわ。」

女王陛下が先制攻撃をかました。


「わ、わかってます。」

五国さんが言った。


わかってなかったな。


「当然ですね。」

至さんは言った。


余裕あるな…。

土田家って、名門だったよね。


「まあ、女王陛下、固いこといわないで、お二人と庭でも散歩いってきてくださいよ。」

私は言った。


お見合いの定番だ。


「ちーちゃんは来ないの?」

女王陛下が言った。

「行きません。」

私はつれなく言った。

「お城の庭綺麗なのに…美味しいイチゴも食べ頃よ。」

女王陛下が言った。


イチゴ…好きだけどさ。


「三人で行ってきてください!」

私はそういって三人を庭に追い出した。


まったく、お見合いやる気あるのかな?

前途多難だよ。

頼むから真剣にお見合いしてください。

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