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婚約者様は護衛中

竜騎士本来の業務をするのは久しぶりだ。

ローズも団長職を頑張っているみたいだな。


オレとローズは幼馴染だ。

ラシュルド王国の竜騎士団の左目隊の団長職は

オレかローズと次代団長にと前団長に指名されたからな。


右目隊の犬神五穂が抜けなければ

五穂も次代団長に指名されてたからな。

左右目隊団長職は性別を異なるものがする原則で不味かった。

つまり女性の五穂が団長になった場合

男のオレがなるしかないわけだ。

性別の考え方の差で色々検討出来るから昔からそうらしいな。

よって右目隊の団長は今は男性だ。


…千陽のところに行きたいオレには五穂のドラゴン急便異動は渡りに船だった。


『広い竜舎でおちつかないよ。』

王宮の竜舎で世話になってる愛竜キャロが

相手の竜騎士だけに原則つたわる心話で言った。

(あと、仲間の竜はわかる。)

「そうだな。」

オレはキャロに返した。

広い竜舎には沢山の竜がいる。


『変わった臭いがする。』

とか

『誰ですか?』

とか言っている。

オレは竜人の血を引くから聞こえるんだ。

ドラゴン急便の創始者 愛華マナカ様も

竜人で沢山の竜の声が聞こえたらしいな。


「うーん、沢山いるわね。」

モフィル女王陛下が呟いてるのが聞こえた。

「ラシュルドより国が大きいので。」

イライアス王子殿下が言った。

「一人一人覚えるのが大変そうですね。」

女王陛下が言った。


ああ、女王陛下は全竜、騎士竜は覚えてるから即位らしいからな。


「覚える必要性を感じませんが。」

イライアス殿下が端末をだして

竜の管理画面を見せた。

「別にデータ化はしてありますよ、でも、きちんと仕事してきたに名前を呼んで声かけが基本ですもの。」

女王陛下が微笑んだ。

そういう姿勢は尊敬できるな。

たとえ、可愛いもの好きの変態でも。


「小国の感傷ですね。」

イライアス殿下は軽くいなした。

「あら、竜ちゃんの働き方が違うのに。」

女王陛下が言った。


まあ、基本ラシュルドの竜は騎士竜も一般竜も働き者だが…。


「…そうですか。」

イライアス殿下が考え込んだ。


竜舎の次は竜の宅配便だ。


ラーセルート竜王国は広いな。

キャロで移動しながら思った。


「へー、ハルはこんな仕事してるんだね。」

ローズが言った。


竜の宅配便本社に来ている。


ドラゴン急便より営業所数が少ないしルートも少ないな。


「まあ、似てるがドラゴン急便と業務が少し違う。」

オレは言った。

まるっきり同じじゃないぞ。

「まあ、違う会社だしね。」

ローズが言った。


それにローズ、ドラゴン急便の方が丁寧だし細かいルートまで行くから大変なんだぞ。


「近年はドラゴン急便さんにおされて規模縮小せざる得ないのです。」

社長が女王陛下に嫌味を言った。

「まあ、そうですの?」

女王陛下は軽く流した。


普通なら国際問題になるぞ。


「まあ、販売促進キャラですね、ドラ急に似てるわ。」

女王陛下はカウンターパンチを繰り出した。

りゅう急と言うらしい。


確かに似てる…色以外そっくりだ。

ドラゴン急便のドラ急が丸いデフォルメされた

竜で手にプレゼント箱を持っている緑の竜に対して

りゅう急は青い竜だ。


「き、気のせいですよ。」

社長は挙動不審だ。

真似したな。


あれは著作権あるんだぞ。

デザイナーが季節によって水着バージョンとか

クリス祭りバージョンとか、お花見バージョンとか、

もみじ狩りバージョンとか出してるけどな。


「そうですの?気のせいなのかしら?」

女王陛下は言った。


変態だが優秀なんだぞ女王陛下は。


「業務提携できればお互い発展すると思います。」

イライアス殿下がフォローした。

「前向きに検討いたしますわ。」

女王陛下はニコニコと言った。


利益を感じてないようだな。

業務提携より吸収合併をねらってるな。

まあ、オレはしがないドラゴン急便の配達員だからな。

千陽ならなんていって社長をやりこめたかな?

ある意味千陽がいなくてよかったな社長。

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