表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
10/35

婚約者様は帰省中

千陽が家にいると新婚生活

しているみたいだ。

早く、力加減を覚えたい。


朝食は千陽と二人でゆっくりとることにしている。

ソバ茶が旨いな。

「やっぱり、ソバが多いんだね。」

千陽がソバクレープを食べながら言った。

朝からソバでは日本人の千陽には合わないだろうか?

「米の飯がよければ用意するぞ。」

オレは言った。

「いいよ、別に長居するわけじゃなし。」

千陽がソバクレープをナイフで切りながら言った。

目玉焼きとベーコンとヤギのチーズの乗ったシンプルのものだ。

長居どころかここに嫁入りしてほしいのだが...米くらい買えるが...。

やはり、長年ソバが主食だからな、

ラシュルドは。

あとはソバがきなんかも朝にでるな。

ハチミツかけると上手いが。

日本人にはきついか?


「ハロのお母様がこの間の盛装の仮縫いだってはりきってたよ、昨日。」

千陽はため息をついた。

大分、母上の面倒をみてもらってるようだ


「そう言えば、女王陛下がいってた連中って心当たりある?」

千陽が聞いた。

「ないな、千陽は聴き込みしたか?」

オレは聞いた。

「うーん、私の情報はムーラア帝国のギハセーダ公が来てるって言うくらいかな?」

千陽が言った。

どこでその情報拾った。

「あと、サティア王国の亜久里王女が来てる。」

千陽が言った。

「サティア王国に王女なんぞいたか?」

オレは聞いた。

「うん、最近、議会の承認がおりたローレンシア女王の木霊族で日本人の娘かな、話題になったんだよね、お父さんは木霊族で皇族の末端に位置する人だし。」

そんな情報まで!

さすが、千陽だな。


「内部的には、モフィル王女...女王陛下は可愛い物好きって言うのが浸透してて、あの言動はいつものことらしいな。」

しばらく、ラシュルドから離れてたから気がつかなかったが...。

可愛い物好きは確かに昔からだが

あんな態度ではなかった気がする。

なにがあったんだろうか?

「添い寝してあげた方がいいのかな。」

千陽が言った。

冗談じゃない!

あの変態と添い寝など許さん。

「やめておいてくれ。」

オレと添い寝してもらいたい。

添い寝ですまないだろうが。

「ギハセーダ公領は都市部だよね。」

千陽が言った。

よく知ってるな三次界出身のくせに二次界の

ムーラア帝国のことまでとは。

「亜久里王女はルーレランド王子お見合い方々、ラシュルドと外交らしいね。」

千陽が言った。


ああ、ルーレランド王子か

女王陛下の弟だな。


我が国は基本的に王女が

王位継承するからな。

昔、竜騎士は男がなるもので

戦争になればいなくなり。

帰って来ないこともあったからな。


今の平和な時代になっても

王族から庶民までみんな当主は女性と

いう意識がねづいている。


我が母上は私しか子供が

居ないことが気に入らないらしい。

千陽は跡取り娘感覚だろうな。


「今日は、領地まわりに付き合うよう言われてるよ...ハロでいいんじゃない?」

千陽が言った。

「いや、オレより、千陽が行った方がいいぞ。」

未来のご当主様に領民も会いたいだろうし。

「ええ?休みに来てる部外者より、跡取りのハロの方が良いと思うけどね。」

千陽が言った。

「千陽はオレの未来の妻だからな。」

オレは言った。

詳しく言わない方がいいだろう。

「まあ、今のところはね。」

千陽が言った。


まだ、諦めてなかったのか...。

さすがだ、宇水千陽。


「まあ、米の飯が恋しくなったら言ってくれ。」

今は24(ニイヨン)もあるしな。

おにぎりでも買っておくか?

「ありがとう、ハロ。」

千陽が微笑んだ。


千陽を抱き締めたい。


「ハロ~、痛いよー。」

抱き締めたら千陽が言った。

不味い、まだ、無理のようだ。

「ぼっちゃま、千陽様をお離しくださいませ。」

昔からの使用人アデルが言った。

オレは怪獣かよ。


あー、この親父譲りの

怪力が憎いこともある。

まあ、がんばらんとな。

千陽をオレのものに

するためにな。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ