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始まりの街クレアシオン

The connection to the neuron is all clear.


Sences are trace to VR Gire.


All preparetions are...All clear.


Language:Japanese/English


Login ID:*********

Passward:*********


Welcome to the Pandra Online


 「ようこそパンドラオンラインへ。」


 女性の声が聞こえた。声の方へ向くとオペレーターらしき人が空中に浮く椅子についている。


 「まず最初に名前を入力して下さい。」


 目の前に半透明のキーボードが出現した。


 「ん~・・・本名でいっか。」


 アギトと入力した。


 「次は・・・」

 

 と、入力事項を淡々と説明され入力を繰り返す。


 「では、最後に外見についてですが、ベースはあなたの頭の解析画像を元に作成されます。選ばれた種族等により多少の変化はありますが、ベースはあなたの顔になります。」


 ん?種族なんか選んだっけ?


 「ちなみに、種族は以前アンケートにお答えいただいたときに様々な質問項目を入力して頂いたと思いますが、あれを元にランダムに決められます。」


 ちょ(笑)まじか。種族決められないんだ。


 「今回、あなたの種族として選ばれたのは“エルフ族”です。」


 んー。まーベタだけどいいか。


 「最後に、生き残りたければこのクローズドβテスト中にできる限り強くなってください。」


 ・・・?


 「それでは、始まりの地へ転送します。」


 「ちょっと、それどういう・・・」


 光が目の前を包んでいく。次の瞬間俺の体は飛んでいる感覚で満たされた。目を開けると、目の前には広大な草原が広がり、心地の良い風が吹いていた。


 「よ、アギト。」


 不意に後ろから声をかけられた。後ろにはワイルドな姿をした大河が立っていた。狼の耳付きで。


 「お、大河は人狼族になったみただな。」

 「そうらしいね。職業自由だけど、種族ランダムって・・・(笑)」

 「まー、それはそれで面白くていいんじゃない?」

 「まぁね。アギトはエルフ?」

 「そうだよ。そういえば、オペレーターが言ってた最後の言葉なんか気にならね?」

 「『生き残りたければ強くなれ』的なやつ?正規版になったら能力とか引き継げるんじゃね?」

 「引き継げるんだ?」

 

 大河は少し考えた顔で


 「ん~。多分ね。そうじゃなきゃオペレーターそんなこと言わないっしょ。」

 「そうだね~。さて、これからどうしようか。」

 「とりあえず、βテストは3か月の期限付きだからできるとこまでレベル上げして、攻略できるとこ攻略していこう。正規版に移ってもすぐ、行動できるようにさ!」

 「そうだな。じゃぁとりあえず、町に行ってみるか。」


 転送された場所から始まりの街『クレアシオン』までは走ってすぐ着いた。クレアシアンは古い建物が建て並び、街の景観がとても綺麗で圧倒された。


 「た、大河・・・バーチャルリアリティなのに走ると疲れるのな。」

 「あー。アギトこの手のゲーム初めてだったもんな。VRMMOは全ての感覚がダイレクトにつながってるから、走れば疲れるし、殴られれば痛いぞ。」

 「まじか・・・」

 「まーだから、能力値を上げていけば、痛みとかも軽減されるから、レベル上げは大切だぜ。」

 「おっけー」

 「じゃぁ、とりあえず、初期の装備しょぼいからクエストもらってお金ためて、新しい装備買おうぜ。このゲームは武器も自由に決めて使えるみたいだからちょっと楽しみなんだよなぁ~♪」

 「おっけー」

 

 そして、俺たちはクエストを受け、順調にこなしていった。俺は基本を片手剣にし、サブで双剣を持ち、スイッチできるようにした。大河は性格がよく表れているが、大剣を持ち豪快に戦闘をこなしていった。


 順調にレベルも上がり、そこそこ強くなっていった。そりゃぁ、学校終わった後毎日夜中までやって、土日はずっとVRの中で過ごしてきたんだから当たり前か。俺たちのコンビは有名になっていて、パンドラ・オンラインの掲示板にも色々と書き込みがされていた。


 「大河、ついに明日でβテスト終わっちゃうな。」

 「そうだなぁ。まぁ正規版楽しみっちゃ楽しみだよな。」

 「あぁ。βテストだとクレアシアとその周りのダンジョンしかいけないからな。」

 「だから明後日、正規版来たら、速攻で違うとこ行ってみようぜ!」

 

 俺らテスターには正規版まで無料配布してくれるらしい。全くノアには感謝だな。正規版1万8千円ってちょっと高くない?(笑)


 「じゃぁ、明日は土曜日だし朝からインするか。大河は何時にこれる?」

 「んー。9時くらいにインするわ。」

 「おっけー。そいじゃ、また明日な」

 「はいよ。じゃな~♪」


 大河と俺は「メニュー」とつぶやくと半透明のメニューバーが出てきた。ログアウトに触れると


≪ログアウトしますか? Yes/No≫


 と出てきたのでYesに触れる。


 視界が暗くなり、現実世界へと戻る。俺はVRギアを脱ぐと机に置いた。リビングに行ってみると2時を回っていたので、誰もいない。冷蔵庫からミネラルウォーターを取り出すと一口飲み、部屋に戻った。8時にアラームをセットし、眠りについた。


んー。小説書くの難しいですね^^;何か意見等あったら教えてください。

コメントまってます^^♪

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